大田区蒲田~蓮沼でテレワークしてみた。昭和レトロに癒されて、仕事効率もUP!
テレワークが当たり前になってきた今日この頃。毎日自宅で作業していると、オンオフの切り替えができず、効率もダウンしがち。たまには自宅以外でテレワークしてみると、集中できるし、思いがけないアイデアが浮かぶかも。大田区の蒲田~蓮沼エリアの、穴場的なテレワーク施設を中心に、朝食・ランチ・おやつ・バーをご紹介。昭和レトロとおしゃれ感を併せ持つ街の魅力がいっぱいです。
Summary
JR京浜東北線と東急池上線・多摩川線の3路線が乗り入れる蒲田駅。大田区を代表する繁華街で、西口ロータリーの先には、アーケード商店街のサンライズとサンロードがあり、賑わいを見せています。今日訪れるテレワーク施設は、東急池上線蓮沼駅から徒歩4分。蒲田駅からも徒歩10分とアクセス便利な場所にあります。近くのパン屋さんで朝食を購入がてら、1駅分だけ朝のお散歩をすることに。
\ 大田区には個性的な商店街がいっぱい /
糖質オフのパンをお目当てに【ぱんとえすぷれっそと】で朝食を購入
お散歩がてら、朝食を調達しにベーカリーカフェ「ぱんとえすぷれっそと」へ。牧田総合病院A棟1階にあり、食パン型の看板が目印です。
通路に沿って4つのテーブルが並び、サンプルのパンが陳列されています。トングやトレーは使わず、欲しいパンのカードを手に取って、店内奥のレジで会計するシステム。購入直前までパンが厨房にあるから、接触や飛沫が気にならないのが嬉しいですね。テーブルはパン型で、壁にも絵本のようなイラストが描かれているのがかわいい!
子どもとお年寄りが食べやすい柔らかいパンを中心に、国産小麦を使用した約30種類の品揃え。糖質オフやグルテンフリーといった健康志向のパンがあるのも魅力です。最近話題のイタリア発のスイーツパン「マリトッツォ」も、糖質70%オフの軽い生地&低糖質の生クリームを使用しているんです。
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12席のイートインスペースも。8~11時は、「あんバタートーストセット」750円や「フレンチトーストセット」950円、「クロックムッシュセット」750円といったイートイン限定のモーニングもありますよ。
※営業時間は2021年7月現在、19時までとなっています。今後、営業時間が一部変更になる場合がありますので、ご利用の際には事前に公式Instagram等でご確認のうえ、おでかけください。
\ 健康志向のパンが、非接触で買える! /
居心地抜群!昭和レトロなアパートの1室を貸切にできる【HANPAはすぬま】でテレワーク
「ぱんとえすぷれっそと」から徒歩約10分。住宅街にある、レトロ感漂う木造2階建てアパートに到着。8戸ある内の1室が貸切利用できる多目的スペース「HANPAはすぬま」です。
面倒な会員登録は不要で、利用方法は簡単。公式サイトの予約フォームから希望日時を予約すると、キーボックスの暗証番号がメールで伝えられます。当日、玄関付近のキーボックスに暗証番号を入力し、ボックスを開け、中のカギを受け取って入室するというシステム。
退室時は部屋を施錠し、入室時と同じ暗証番号を押して、カギをボックスに戻します。料金は事前のクレジットカード決済、もしくは現地で集金箱に入れてお支払いを。
風呂なし、共同トイレの昔ながらのアパートの需要が減っていく中、今あるものを活かそうと、アパートの1室を時間貸しの多目的スペースとして使えるように改装された施設。広さは14㎡で、部屋の中央にテーブル、周囲に寝そべることもできる畳ベッドが配置されています。アンティークの壁掛け時計やカラフルなクッションが昭和レトロな雰囲気にマッチしていて、不思議と落ち着きます。1組5名まで利用できるから、会議や女子会にも使えそう!
部屋の一角には、幅広のデスクや背もたれのあるキャスター付きチェア、デスクライト、スマホの充電器があるワークスペースも。Wi-Fiも電源もエアコンもあるから、快適でサクサクと作業が進みます。
押し入れ部分は本棚に改装され、気分転換に読めるマンガや文庫本などが約500冊も揃っています。静かな空間で、読書にも集中できますね。
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酒類以外、飲食物は持ち込みもOK。退出時に備品などは元通りにして、ゴミは持ち帰りましょう。緊急時以外、スタッフは立ち入らず、中からカギが掛けられるので、プライバシー面もセキュリティー面も安心です。1組利用するたびに、スタッフが消毒や換気も行っているので、コロナ対策もばっちり。
■HANPAはすぬま
住所:東京都大田区東矢口3-17-8 柏アパート内
TEL:090-6948-2747(一般社団法人One's place)
営業時間:9~21時
定休日:無休
料金:平日1時間ごとに400円(最低2時間からの利用)、1日4000円(10時間以上の利用は1日料金)、休日1時間ごとに500円(最低2時間からの利用)、1日5000円(10時間以上の利用は1日料金)
【ワークプレイス情報】
Wi-Fi:有
席数:1室貸切
電源:有
その他設備:デスク、キャスター付きチェア、デスクライト、スマホ充電器、エアコン、テレビ、電子レンジ
\ テレワークや会議、おひとりさま活動にも便利 /
ランチは【KAKUMEI Burger&Café】のステーキ肉100%のグルメバーガー
ランチはしっかり食べたいけど、栄養バランスも気になる。そんな時におすすめなのが、「KAKUMEI Burger&Café(カクメイ バーガー アンド カフェ)」。「HANPAはすぬま」から蒲田駅方面へ徒歩7分ほどの場所にあります。
お店のコンセプトは“毎日でも食べられるグルメバーガー”。上質な赤身のステーキ肉をハンドチョップしたパティは約100gで、ジューシーで軟らかく、驚くほどあっさりした赤身肉だから、女性でもペロリと食べられますよ。
サイドメニューに日替わりの和前菜「OBANZAI」を選べば、健康的な一食になるのが嬉しいポイント。取材時の前菜は、水菜と菜っ葉の煮浸し、ピクルス代わりになるユズ大根、ニンジンと大根のキンピラというラインナップでした。ステーキ肉100%のあっさり系ハンバーガーは脂っぽくなく、サイドメニューで野菜もとれて大満足。
こちらの建物、以前は小料理屋さんで、2階は店主のおばあさんの住居だったそう。レトロ感を残した2階には小上がりの席があり、ゆったりとくつろげます。
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ハンバーガーのメニューがとにかく充実。ステーキ肉3割と超粗挽き牛肉ミンチ7割を使ったノーマルパティやチキン、フィッシュ、ソイミートもあります。平日11~15時なら、店内限定でセットドリンクもサービス!
※営業時間は2021年7月11日まで、20時閉店となります。今後、営業時間が一部変更になる場合がありますので、ご利用の際には事前に公式Instagram等でご確認のうえ、おでかけください。
\ 噛むほどに旨みあふれるステーキバーガー /
オレンジが香る進化系シベリアをおやつに。和菓子店【飯川商店 中村家】へ
ランチの後、「HANPAはすぬま」に戻る途中におやつを買っていきましょう。「飯川商店 中村家」は35年の歴史があり、地元の人に愛されている昔ながらの和菓子屋さん。
ショーケースの中にも上にも、20~30種類の商品がずらり。ほとんどが店内奥の工房で作る自家製のものです。2代目店主の飯川大進さんは元パティシエで、和洋折衷のお菓子作りに注力しています。
「蓮沼シベリア」も2代目考案の逸品。一般的なシベリアは羊羹や小豆餡をカステラで挟んだものですが、こちらはケーキのスポンジ生地で羊羹をサンド。形もプティケーキのようにころんとした丸形です。
サンドしてある羊羹は定番の「小豆」の他、オレンジ果汁と皮を使った爽やかな味わいの「オレンジ」があります。「いちご」は冬~初夏の季節限定品で、秋には「栗」が登場予定なのでお楽しみに。
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「蓮沼シベリア」は高田純次さん出演の番組「じゅん散歩」(テレビ朝日)でも紹介されたそう。しっとりとしたスポンジ生地とぷるんと軽い食感の羊羹は、優しい甘さでおやつにぴったりです。
\ 元パティシエが作る進化系シベリアが人気 /
「スイーツもお酒も♪」乙女心にささるカフェ&バー【SSYET】で自分にご褒美
本日の業務は終了!お疲れさまの1杯を飲みに、蒲田駅西口から徒歩約10分の住宅街にあるカフェ&バー「SSYET(エスエスイエット)」にやってきました。
オーナー・金井真実さんが「周辺にカフェのないエリアで、リノベーション物件の内装をデザインし、静かな空間でひと息ついていただけるお店を作りたい」と2020年6月にオープン。女性オーナーのお店だから、ひとり飲み初心者の女子も入りやすいですね。
バータイムはお酒に合うスイーツ&フードを提供。月替わりの「バープレート」は4点の盛り合わせで、取材時はトンカ豆のチーズケーキ、フォンテーヌブロー サワーチェリー、洋ナシ&生ハム、エスプレッソクリームをのせたコーヒーゼリーという内容。お酒との相性を考えて、スイーツは甘さ控えめ。クリームやチーズの甘み・コク、生ハムの塩味(えんみ)、フルーツの甘酸っぱさなどが一皿に揃っていて、なんとも贅沢な気分に浸れます。
店内の天井や壁は、あえてコンクリートむき出し。インテリアもシックな無彩色で、4つのテーブルがゆったりと配置されています。入店は1組2名までなので、おひとりさまでも居心地よく過ごせますよ。
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全8席は満席になることもしばしば。公式InstagramのDMから席を予約することもできます。「ちょっと1杯飲みたい。でも甘いものも食べたい」という欲張り女子はぜひ!
※営業時間が一部変更になる場合がありますので、ご利用の際には事前に公式Instagram等でご確認のうえ、おでかけください。
\ 静かに飲みたい大人のためのカフェ&バー /
昭和レトロとおしゃれ感を併せ持つ蒲田~蓮沼エリア。ひとりの空間でテレワークがはかどり、おいしいグルメも味わえて大満足でした。蒲田駅西口は飲み屋さんも多いので、お店の温かな灯りに誘われて、寄り道していくのもいいかも。
\ 大田区のおでかけ情報がいっぱい /
text:伊藤あゆ
photo:浦田真行
●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。
●マスクを外したカットがありますが、感染症対策に十分配慮したうえで撮影を実施しています。
Sponsored:大田区商店街連合会