鳩サブレーでおなじみ「豊島屋」の甘味処へ!温かいできたてとろっとろ“本わらび餅”
鎌倉駅東口から歩いて5分。“鳩サブレー”で知られる、「豊島屋」の手がける甘味処「豊島屋菓寮 八十小路(はとこうじ)」へ。マストで食べたいのは、温かい状態で出てくる作りたて&とろっとろの「本わらび餅」です。喧騒の届かない静かな和空間でいただく上質の甘味を、とことん楽しみませんか?
静かな雰囲気の隠れ家的・菓寮
「豊島屋菓寮 八十小路(はとこうじ)」は、“鳩サブレー”でおなじみの「豊島屋」が手がける甘味処です。お店は「豊島屋 本店」のすぐ裏手。鎌倉駅東口から歩いて5分ほどで到着です。
若宮大路と小町通りのちょうど間のエリアに位置していることもあって、喧騒の届かないとても静かな雰囲気の中で甘味を楽しむことができます。地元の人たちからは、隠れ家的な菓寮として親しまれているんですって。
一番人気!できたて&とろとろ「本わらび餅」
お店を訪れたらぜひ食しておきたいのがコチラ!一番の人気を誇る「本わらび餅」です。国産のわらび粉を使い、注文を受けてから職人が丁寧に練り上げる自慢のひと品。できたてのまだ温かい状態で目の前に届くんですよ!
つまみ上げたお箸からするっと落ちてしまいそうになるくらい、とろっとろの本わらび餅。口に入れた瞬間、温かいわらび餅が溶けていく感覚は、贅沢の極みです。香ばしく炒った神奈川・津久井産のきな粉と自家製黒蜜をたっぷり絡めてどうぞ。
上品な抹茶餡の「翡翠白玉」もチェック!
“白玉好き”さんにおすすめしたいのが、次にご紹介する「翡翠白玉」です。この鮮やかな翡翠色の部分は、白餡と抹茶を練って作った抹茶餡。「あん蜜」800円(税込)や「クリームあん蜜」1000円(税込)でも白玉をいただくことはできますが、口当たりなめらかな上品な抹茶餡と一緒に食べるぷっくり&ふわふわな白玉は、これまた格別。これほど上質な「翡翠白玉」が食べられるお店は、かなり貴重です!
脇道を通って甘味処に行くこともできます!
甘味を満喫したあとは、若宮大路に戻って「豊島屋 本店」で“おいしい鎌倉みやげ探し”なんていかがでしょう。鶴岡八幡宮の参道であり、神奈川県指定史跡の「段葛(だんかずら)」をモチーフにした、玄米粉と大島羹で作ったお菓子「段葛」540円~(税込)もおすすめですよ!
そして、ちょっとここで便利な抜け道の話を。先ほど「豊島屋菓寮 八十小路」があるのは本店の裏手。とご紹介しましたが、本店の脇に甘味処へと続く抜け道があるんです!“鳩サブレー”の看板の下……よく見てください。
実はこの場所、「豊島屋」では若宮大路に比して「鳩小路」とよんでいる道なんです。ここを通れば30秒ほどで「豊島屋菓寮 八十小路」に向かえます。
ちなみに“八十”と書いて“はと”と読む「八十小路(はとこうじ)」の店名は、「豊島屋」が八幡宮に通ずる道にあること、鶴岡八幡宮のシンボル「ハト」、八幡様の「八」などから、「豊島屋」の先代が名付けたそうですよ。
「鳩小路」を抜けると、すぐ目の前に「豊島屋菓寮 八十小路」ののれんが!
今回ご紹介した甘味以外にも、本葛を使った「くずきり」1000円(税込)や手桶に入った「冷し珈琲」700円(税込)、GW前から9月まで登場する「かき氷」など魅力的なメニューが満載です。和の風情漂う素敵な空間で、鎌倉ならではのおもてなしを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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Text:清沢奈央
Photo:櫻井めぐみ
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