自然派化粧品の製造者が、京都・古川町商店街に焼き菓子カフェ「ロカヒ菓子店」をオープン!
京都にある「古川町商店街」は、知恩院エリアまで南北に続く商店街です。そんな商店街に、「ロカヒ菓子店」がオープンしました。全国的に有名な自然派化粧品のお店で出会った三重野さん夫妻が立ち上げた、焼き菓子のお店です。
自然派化粧品の会社で出会った二人のナチュラルな菓子が並ぶ菓子店
古川町商店街は、市営地下鉄東西線「東山」駅のすぐに北側の入り口があり、知恩院エリアまで南北に続く商店街。観光名所が近い商店街でありつつ、お惣菜やかしわ(鶏肉)の専門店などご近所の人々の日々の暮らしを支えるお店と樽生クラフトビールがたのしめるビアパブやスペシャルティーコーヒー専門店などが同居するレトロモダンな商店街。
この商店街に2021年登場したニューフェイスが「ロカヒ菓子店」。全国的に有名な自然派化粧品のお店で出会った三重野さん夫妻が立ち上げたお店です。
三重野さんはもともとパティスリーやイタリアンで働いていながら化粧品製造に転身した変わった経歴の持ち主。
奥さんは同じ会社でセラピストとして働いていて、実は2階は予約制のアロマサロンになっています。
看板商品は焼き菓子が3つ選べるアフタヌーンティーセット
スタンドに並ぶ焼き菓子たち。この日は、抹茶クランベリー・ブルーベリークランブル・バニラときび砂糖のマフィンやバナナ・キャロット・レモン&ポピーシードのパウンドケーキ。どれも国産、オーガニック、アルミニウムフリー、NON GMO(非遺伝子組み換え作物)などこだわりを持って選んだ材料で作られています。
看板メニューは、常時6種類ほど並ぶ焼き菓子の中から、好きなものを3つ選んで、ハーフサイズで味を試せるアフタヌーンティーセット。ドリンク付きで1300円というコストパフォーマンスの高さもうれしいポイントです!
好きな味を見つけたらお持ち帰りもできるので、ちょっとしたおもたせや家へのお土産にもいいですね。
素材へのこだわりとカフェのメニューいろいろ
新鮮な野菜やフルーツを素材に使うナチュラルコスメブランドでの経験は、お菓子づくりに生きていて、「きちんとカラダにやさしくて、安心安全なものを届けたい」と素材選びに妥協を許しません。
例えば、いちおしメニューのひとつだという自家製カラメルプリン。材料は牛乳とたまごと砂糖というシンプルさゆえに、素材そのもので味が大きく変わります。たまごと牛乳は遺伝子組み換えしていないもの。牛や鶏に遺伝子組み換え?と不思議に思って聞いてみると、遺伝子組み換えした飼料を与えず、自然の餌で育てているそう。人間のカラダが食べるもので変わるように、牛や鶏も食べるものでミルクやたまごの質が変わるんですね!
フルーツサンドも旬を重視。沖縄から仕入れるピーチパインは、甘さも香りも芳醇。酸味もきつくないので、合わせるクリームもほんのりした甘さでパイナップルそのものの美味しさを引き立てます。
他にも京都で自家焙煎する「タビノネ」のオーガニックコーヒー(480円)や「ロカヒ」オリジナルのオーガニックハーブティmaholo(550円)などドリンクのラインナップも素敵。
昭和の雰囲気漂うレトロな商店街、古川町商店街にできた、新しくも懐かしさを感じさせてくれる焼き菓子のお店。知恩院や八坂神社などの観光スポットから徒歩圏内で京都の暮らしを感じられる商店街で、一服しませんか。
■ロカヒ菓子店(ロカヒ カシテン)
住所:京都府京都市東山区2丁目八軒町444-3(古川町商店街内)
営業時間:10~18時
定休日:水曜休(2021年6月7日~月曜休に変更予定)
アクセス:市営地下鉄「東山」駅から徒歩3分
Text : 小西尋子
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