抹茶ラーメンに茶そばにカルボナーラ!? チェックしたい “抹茶のヌードル” 3選
抹茶はスイーツやドリンクではすっかりおなじみですが、お料理としても大活躍。料亭で出されるような本格和食のイメージがあったりもしますが、実は手軽な麺グルメとしても抹茶を生かしたグルメが食べられます。あっさりなのに深みもある味わいが、夏の気分にベストマッチする“抹茶のヌードル”をご紹介します♪
Summary
見た目からは味が想像できない!グリーンのふわふわスープの「抹茶鶏白湯らぁめん」
新宿ミロードの7階にある「MENSHO SAN FRANCISCO(メンショー サン フランシスコ)」。
東京都内に6店舗を構える「MENSHO」は、海外にも出店しており「MENSHO SAN FRANCISCO」はその名の通りサンフランシスコ発祥。なんとミシュランUSAに2年連続で選ばれたこともある
現地で人気の味を日本に逆輸入したお店なのです。
店内はラーメン店らしくコの字カウンターのテーブルが並びますが、白を基調としているのでスタイリッシュさが感じられます。
アパレルショップが多く入る新宿ミロードにあることから、なんとお店を訪れる大半が女性客なのだそう。
「抹茶鶏白湯らぁめん」は、サンフランシスコ店でも一番の人気メニュー。
味玉と豚バラのチャーシューが2枚、細切りメンマ、そして“Vねぎカット”という切り方にされた万能ネギがトッピングされています。
ふわふわのスープをまずはひと口。鶏の出汁がしっかりと出た雑味のない鶏白湯スープですが、後から抹茶の味が!
抹茶ならではのスッキリとした後味ですが、ちゃんとラーメンとしてまとまっています。これは初めて食べる味!
宇治抹茶はブレンダーで泡立てられ、鶏白湯スープとブレンドしているのだそう。アーモンドミルクを加えることで、程よいクリーミーさも生まれます。
細麺ながらも弾力と歯ごたえがあり、スパゲティに近いような特徴的な麺。今まで食べたことがない食感でした!
「MENSHO SAN FRANCISCO」には「甘エビのビスク麺」や「チーズ鶏白湯らぁめん」などの洋風テイストのラーメンもあり、そちらもこの麺がスープによく合っているそうですよ。
残ったスープに「おかわり麺 120円」で麺を追加注文したり、「プチリゾット」でご飯を投入して〆るのもおすすめ!
白ごまが和えられているのでひとアクセントが効いた味わいになりますよ。
◾️MENSHO SAN FRANCISCO(めんしょー さんふらんしすこ)
住所:東京都新宿区西新宿1-1-3 新宿ミロード7F
TEL:03-3349-5874
営業時間:11~23時 ※緊急事態宣言中は異なる場合があります
定休日:無休
OVER200度の瓦で熱する!パリパリ麺に肉のうま味が染みる「瓦そば」
次に紹介するのは、「瓦.Tokyo 神田Y-STYLE(カワラ トーキョー カンダワイスタイル)」。
JR新日本橋駅から徒歩1分の場所にあります。
こちらでは山口県の郷土料理を提供しており、今回紹介するのはご当地名物の「瓦そば」!
「瓦そば」には、抹茶を練り込んで打った“茶そば”を使用します。お茶とそばの香り、どちらも感じられるのが特徴です。
熱した瓦の上に茶そばと具材が盛られており、温かい麺つゆで食べます。具材には七味の効いた牛肉・錦糸卵・ねぎ・刻みのり。これらが山口でも王道の具材です。
麺が瓦でジュージューと熱されてパリパリに。食感が楽しく、満足感がバツグン!茶そばの香ばしさも感じられます。
もみじおろしやレモンをつゆに入れると味が引き締まってよりさっぱり!
先ほどの「瓦そば"瓦.Tokyo ORIGINAL"」のつゆは、関東で馴染みのある辛口醤油をベースにだしで割ったもの。
一方、「瓦そば"山口STYLE"」は山口の甘口醤油をベースにしており、少なめのだしで割られているのでより甘みの強いつゆになっています。この甘辛なつゆに、お肉のうま味が溶け出してより一層美味!
東京にいながらにして現地の味を楽しめるのはうれしいですね。
「瓦そば」はランチだけでなく、夜はお酒とも楽しめます。
山口の地酒をはじめ、郷土料理のラインナップも魅力的です♪
◾️瓦.Tokyo 神田Y-STYLE(かわら とーきょー わいすたいる)
住所:東京都中央区日本橋本石町4-4-17
TEL:03-6262-2978
営業時間:11~14時(平日のみ)、17時~23時30分(22時30分LO)
※緊急事態宣言中は異なる場合があります
定休日:日曜、祝日
「カルボナーラ茶そば」のクリーミーなソース×抹茶にハマる人続出♪
東急二子玉川駅から徒歩2分の「玉川髙島屋S・C」の南館8階にある「OMATCHA SALON 玉川髙島屋S・C(オマッチャサロン タマガワタカシマヤエスシー)」。こちらは京都宇治抹茶をドリンクやスイーツだけでなく、フードやお鍋にまで使用しているカフェレストランです。
「OMATCHA SALON」のコンセプトは、日本が誇る伝統のひとつである抹茶を「魅せる」「点てる」「食す」を「空間から料理までデザインする」。
抹茶には強いこだわりがあり、文久元年創業の「北川半兵衛商店」の抹茶やほうじ茶を使用。抹茶をオーダーすると、店頭で自ら点てることができ、濃厚な抹茶を自分好みにアレンジしていただくことができますよ!
茶そばの種類も豊富で、定番のせいろから、夏にぴったりなおろしやすだち、ラー油の入ったピリ辛など、そのユニークさに驚かされます。
こちらオープンから人気を誇る、「厚切りベーコンのカルボナーラの茶そば」。
厚切りベーコンの塩気に濃厚なカルボナーラソース、その中に抹茶のスッキリとした味わいが立っており、想像を超える相性のよさです!
温玉を崩しながら、まったりとした味わいを楽しみましょう♪
デザートには人気No.1の、升の器に入った「生ティラミス 680円~」もいただきたい!
種類はどれも魅力的で、みたらし団子やいちご大福、渋皮栗…。小ぶりの升に入った生ティラミスは味もビジュアルもバツグン!マスカルポーネクリームとあんこに、抹茶がベースとなった和洋ハイブリッドなスイーツです。
抹茶の世界に浸りたい人は120%楽しめるはず!
■OMATCHA SALON 玉川髙島屋S・C(おまっちゃさろん たまがわたかしまやえすしー)
住所:東京都世田谷区玉川3-17-1 高島屋S・C 南館 8階
TEL:03-6447-9253
営業時間:11~22時(21時LO)※緊急事態宣言中は異なる場合があります
定休日:不定休
季節や世代を問わず愛される「抹茶」。スイーツやドリンクだけでなく、抹茶を使った麺料理でも抹茶本来のコクや清涼感を堪能できますよ♪
Photo・Text:日高沙織(vivace)
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