草津市立水生植物公園みずの森のスイレンが見頃に。朝に花開く「スイレン展」開催
滋賀県草津市にある「⽔⽣植物公園みずの森」には、130種類以上の熱帯性スイレン・耐寒性スイレンがあります。6月上旬から順々に花を開かせ、中旬が⾒ごろの予想。スイレンの開花にあわせて、2021年6⽉15⽇(⽕)から7月4⽇(⽇)の期間中「スイレン展」が開催されます。
Summary
これぞ朝活「スイレン展」は、開園の朝9時を狙って!
「草津市⽴⽔⽣植物公園みずの森」は、琵琶湖畔に位置し、琵琶湖やその周囲の⼭並みを⼀望できる自然あふれる場所にあります。ハスやスイレンなど⽔辺の植物をテーマにした、ここでしか見られないような珍しい植物、⾊鮮やかな熱帯植物を楽しむことができる植物公園です。
⽔辺の植物をテーマにするだけあって、園内には130種類を超えるスイレンが栽培されていて、6⽉上旬からは、温室の熱帯性スイレンだけでなく、屋外の耐寒性スイレンも咲きはじめ、⼀年で最も数多くのスイレンを観賞できる時期となります。
そしてスイレンは「朝に花開く」特性をもつ植物。耐寒性スイレン(主に屋外のスイレン)は昼過ぎに、熱帯性スイレン(主に温室のスイレン)も15時ごろには花びらを閉じてしまうため、より美しい状態で、よりたくさんの花を見るなら、午前中の観賞がオススメです。
展示のみどころ1「間近で花を観賞・撮影できる」
「スイレン展」のみどころの一つは約20品種のスイレンが花を咲かせる「スイレン水槽」。この「スイレン水槽」は高さがあるため、スイレンの花を間近で観賞することができ、上から覗き込むようなアングルで、花の細部まで撮影することができますよ。
水槽の高さも約60センチと、上からのぞき見るのにも、写真を撮るのにも最適!朝の光を受けてきらめくスイレンの花弁まで仔細に観察できます。
展示のみどころ2「スイレンの香りを楽しむ」
ところでスイレンに香りがあることご存知でしたか?オレンジのようなさわやかな香りが楽しめる「ローズマグノリア」や「インナーライト」といった柑橘系の香りをはじめ、ローズ系・トロピカル系など品種によってさまざまな香りがあるそう。花を間近に見られる展示だから、顔を近づけ、ひとつひとつの花の香りの違いを楽しむことができますね。
展示のみどころ3「屋外で密を避けながらゆったり観賞」
いまの時期、広々とした屋外で、密を避けながらゆったりと花を観賞できるのはとっても贅沢な体験。「花影の池」や「スイレン池」など池全体が花に覆われて圧巻。一度にこんなに多くのスイレンの花が見られるなんて、ここでしかできない体験では?
ハスの実の粉末を使った「ハスソフト」もあります。めったに味わえないのでぜひお試しを。
朝から昼にかけて花開く、⽔辺を鮮やかに彩るスイレンの花々は、紫陽花と並んで初夏から梅雨にかけての風物詩。花々の生の輝きを目に焼き付けましょう。
Text : 京都ライター事務所 小西尋子
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