日本橋茅場町「REWILD OUTDOOR TOKYO」でキャンプ体験!都会の真ん中にあるアウトドアカフェで、雨の日もキャンプを楽しもう♪
日本橋茅場町にある「REWILD OUTDOOR TOKYO(リワイルド アウトドア トーキョー)」は、千葉県の大多喜や勝浦などにキャンプ場を持つ「REWILD(リワイルド)」が運営するアウトドアカフェ。緑あふれる森のような店内では、なんと実際にキャンプ用の調理器具を使って、自分で作ったアウトドア料理が味わえます。どれも簡単に作れるものばかりなので初心者でもOK。雨の日でも、暑い日でも、天気を気にせずにキャンプ体験を楽しんでくださいね!
Summary
まるで森のなかにいるみたい! 鳥のさえずりが聞こえる、緑いっぱいの店内
地下鉄茅場町駅から徒歩2分のビジネス街にある「REWILD OUTDOOR TOKYO」は、コンクリートのオフィスビル群のなかでひと際目立つ、緑の木々に囲まれたアウトドアカフェ。入口にはハンモックもあり、実際に座ってくつろぐことができます。
店内は、青々とした芝生の上にテーブルとアウトドアチェアが並んでいて、天井からも緑が生い茂る癒しの空間。鳥のさえずりや川のせせらぎのBGMも聞こえてきて、まるで森のなかにいるみたい! キャンプに精通した店員さんも常駐しているので、わからないことがあれば気軽に質問できますよ。
さっそくアウトドアチェアに腰掛けて、キャンプ体験のスタートです!
次世代のオーダーシステムで、スマホから簡単セルフオーダー
スマホからのセルフオーダーシステムを導入しているこちらでは、伝票についてくるQRコードを読み込むと、そこにメニューが出現!
ランチタイム(11~14時)のメニューは調理済みですが、キャンプ体験タイム(14時~)になると、キャンプ用の調理器具&食材がセットになったメニューをオーダーできます。
支払いはオールキャッシュレス。VISAやMasterなどのクレジットカードのほか、Suicaなどの交通系電子マネー、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPayが利用できます。感染症対策が気になる今日この頃、とってもうれしいシステムですね。
スモークマシーンを使って、タラモサラダやチーズの燻製にチャレンジ
まずオーダーしたのは、前菜の盛り合わせである「スモーキーマウンテン」1089円。タラモサラダを中心に、トマト、チーズ、ウズラのゆで卵がのっていて、スモークマシーンとスモークチップ(木材をチップ状に加工した燻煙材)、小型のバーナー、ドーム型のふたが付いてきます。
スモークチップは「サクラ」と「ヒッコリー」の2種類があり、お好みでどちらかを選べる仕組み。店員さんに違いを訪ねてみると、「サクラ」はややクセのある香りで肉料理との相性がよく、「ヒッコリー」はまろやかな香りで魚料理にぴったりなのだそう。
せっかくなので、より燻製っぽさが感じられる「サクラ」のチップをチョイスしました。燻製の仕方は店員さんから説明があるほか、レシピカードも用意されているので参考に! スモークマシーンの上部にチップを入れ、電源ボタンをオンにしてバーナーの火で炙ると……
すごーい! ドーム型のふたの中に煙がもくもくと充満してきて、焚火のような香りが漂ってきます。まるでキャンプ場にいるかのような感覚に、テンションUP!
レシピ通り、約5分の香りづけを2回繰り返したら、おいしいスモーク料理のできあがり! ふたを開ける瞬間は、煙のなかから料理が現れてムービージェニックです。家族や友人といっしょに体験したら、盛り上がること間違いなしですよ。
タラモサラダを食べてみると、ジャガイモのホクホク感&タラコの旨みのなかに、少しクセのある燻煙の香りがしっかりついていて、リッチな味わい。トマトやチーズ、ゆで卵にもうっすらと香りがあり、そのまま食べるよりも味が濃く感じます。
キャンプ朝食の定番! ガスバーナーで焼くホットサンド作り
お次は、ソーセージとたっぷりのチーズに、ケチャップマヨネーズが入ったホットサンド「アメリカンドリーム」979円をオーダー! 食材はあらかじめホットサンドメーカーにセットされいて、ガスバーナーに自分で火をつけてから片面2分ずつ焼いていきます。
ガスバーナーに火をつけるのは初めてなので、ちょっとドキドキ。元栓を「ON」の方向にまわしてガスを出すと、シューッという音が聞こえてきてきます。続いて赤色の点火装置を押すと……わっ、火がついた! ちょっとしたことでもキャンプ初心者にとっては新鮮で、わくわくが止まりません。
時々ホットサンドメーカーを開けて焼け具合をチェックするのが、焦げずにうまく焼くコツだそう。両面がこんがりとしてきたら完成です!
ホットサンドを切るために用意されているのは、本格的なサバイバルナイフ。細かいところまできちんとアウトドアグッズが使われているので、とことんキャンプ気分が味わえますよ。
ホットサンドを半分に切ると、チーズがトロトロに溶けていておいしそう。食べてみると、パンの耳までサクッと香ばしく焼けていて、中はふわふわ! ジューシーなソーセージと濃厚なチーズの組み合わせはボリュームも満点で、お腹がいっぱいになります。
自分で挽いて、淹れる、マイコーヒー体験♪
最後にオーダーしたのは「マイコーヒー」979円。東ティモール産のコーヒー豆(深煎り)と、手動のコーヒーミル、ステンレスメッシュタイプのドリッパーや、ポット、カップなどがセットになっています。
コーヒー豆は、なんとバーナーを使って生豆を焙煎するところから体験できるのですが、今回は挽くところから。焙煎は中煎りまで10分かかるそうなので、時間に余裕がある人はぜひ!
ゴリゴリと豆が砕かれる音を聞きながら自分のリズムで豆を挽き、ハンドドリップでゆっくりお湯を注いでいると、コーヒーができあがるころには気持ちにゆとりが生まれています。
挽きたて、淹れたてのコーヒーは、苦味がやや強めながらも雑味はなくコクのある味わい。コーヒー1杯だけでも注文可能なので、ふらっと立ち寄るのもおすすめです。
わくわくが止まらない! 豊富なキャンプ体験メニュー
キャンプ体験メニューはこのほかにも、ガスバーナーでポップコーンが作れる「ポップポップコーン」429円や、店内にある焼き場でマシュマロが焼ける「モアスモア」429円など、多彩なメニューがラインナップ。
さらに7月からは、ガスバーナーでお湯を沸かして自分好みに味付けできるパスタメニューも登場するそうなので、お楽しみに!
ちなみに、17時以降は照明が暗くなってテーブルにランタンが運ばれてきます。BGMも虫やカエルの鳴き声に移り変わり、夜の森の雰囲気が堪能できますよ。
Photo & Text:齋藤京子
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