おでかけ 2021.07.13

歴史もグルメも楽しい！飛騨高山レトロ町さんぽ

岐阜県和カフェるるぶ情報版（国内）編集部和スイーツ・和菓子モデルコース

レトロな町並みが魅力の飛騨高山は歩いているだけでも楽しい城下町です。商人町として栄えた上町と下町にある三筋は「古い町並」と呼ばれています。飛騨の匠と称された技が随所に光り、また飛騨牛に和スイーツとグルメも見逃せないレトロ町さんぽにでかけましょう！

Summary

「高山陣屋」主要な建物が現存するのは日本でここだけ！
ステーキ＆お寿司で味合うA5ランクの飛騨牛「飛騨牛炭火ステーキ松喜うし」
国の重要文化財に指定された町家建築「日下部民藝館」
レトロな町屋カフェ「花風華」で和スイーツ
かわいくて食べられない！猫のおまんじゅう「和菓子処稲豊園」

10:00

「高山陣屋」主要な建物が現存するのは日本でここだけ！

陣屋とは江戸幕府の直轄領になった飛騨に置かれた、代官や郡代が執務を行った役所です。執務空間、居住空間、蔵の３つの要素で構成されています。幕末には全国で60以上あったと言われている代官・郡代所のなかで、当時の主要な建物が現存しているのは、全国でもここ高山陣屋だけです。

玄関の間は、代官・郡代、または幕府から派遣された巡見使のみが通ることが許された入口。江戸時代に縁起がいいと人気だった青海波（せいがいは）が大胆に描かれているのが注目ポイントです！当時の壁紙（写真）は御蔵にて展示されています。

居住空間の一番奥に位置する台所はかなりの広さ！代官・郡代とその家族の食事が作られました。

近隣の村々から納められた年貢米が積み上げられた米蔵。高山陣屋の中で最も古い建物の御倉は、16房あった御蔵のうち8房が現存しており、1房に2000俵もの年貢米が貯蔵できたといわれています。

12:00

ステーキ＆お寿司で味合うA5ランクの飛騨牛「飛騨牛炭火ステーキ松喜うし」

日本有数のブランド牛である飛騨牛がステーキとお寿司で一緒に味わえる贅沢なセットです。やわらかな肉質ととろける香りを堪能しましょう！A5飛騨牛サーロインステーキ(100g)＋寿司8貫・味噌汁6800円。

■飛騨牛炭火ステーキ　松喜うし　
住所：岐阜県高山市花岡町1-7ARCビル1階
TEL：0577-57-8898
営業時間：11～21時
定休日：不定休

14:00

国の重要文化財に指定された町家建築「日下部民藝館」

江戸時代に御用商人として栄えた日下部家の現在の建物は明治12（1879）年に完成したもので、明治建築の民家として初の国の重要文化財に指定されました。「飛騨の匠」と称される高い技術を垣間見ることができます。

入ってすぐに天井を見上げると見られる豪快な木組みの吹き抜けは、なんと3階建てに相当する高さなので必見です。

庭に面した主人の間には地元の家具職人の作品が展示されています。

母屋の裏には工芸品を展示する蔵とショップがあるのでお土産を探してみて。

15:00

レトロな町屋カフェ「花風華」で和スイーツ

築100年を超える醤油蔵だった建物をリノベーションしたカフェです。中庭に面した１階席の壁面には組子の装飾が施され、高山らしい演出となっています。

米粉で作ったシフォンケーキの「わたぼうし」はほどよい甘さとふわふわの食感が楽しめます。

抹茶とミルクが二層になった手毬二重プリンもなめらかでやさしい味です。

■花風華　
住所：岐阜県高山市上二之町34
TEL：0577-32-0397
営業時間：10～16時
定休日：木曜

17:00

かわいくて食べられない！猫のおまんじゅう「和菓子処稲豊園」

創業100余年の老舗和菓子屋が作る「福・猫子まんじゅう」は生地も中の餡も違う5匹のかわいい猫のかたち！手作りならではの微妙な顔の違いもさがしてみて。左から時計回りに三毛ネコ、ロシアンブルー、白ネコ、黒ネコ、トラネコで各215円です。

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今回の記事でお伝えしきれなかった岐阜のおでかけスポット、モデルプランについて、もっと知りたい方は発売中の「るるぶ岐阜飛騨高山白川郷’22」をご覧ください。

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●この記事は「るるぶ岐阜飛騨高山白川郷’22」に掲載した記事をもとに作成しています。