奈良 洞川温泉 週末旅

【日帰り週末旅】緑に囲まれたレトロ温泉地「洞川温泉」でリフレッシュ♪

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奈良県中部にあり、修験道の聖地として知られる大峰山(おおみねさん)。その麓にある天川村の洞川(どろかわ)温泉地区は、鍾乳洞や滝といった自然スポットや風情ある旅館街など、町の魅力がコンパクトに凝縮され、日帰りプチトリップにもってこいのエリア。山川のめぐみや名水で作るグルメ、そして温泉もしっかり満喫できる1日コースをご紹介します。

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11:00

まずは温泉街の名物・川魚グルメで腹ごしらえ

公共機関で洞川温泉に訪れる場合は、近鉄吉野線下市口駅からバスに乗り換え。洞川温泉までバスでおよそ1時間20分かかりますが、窓の外に流れる清々しい山川の景色が退屈させません。洞川温泉バス停のすぐそばには大峰山を源流とする山上川が流れ、川に沿って歴史ある宿や商店が軒を連ねる旅館街が続きます。
早速ですが、鍾乳洞や滝を巡る前にランチタイム。美しい水に恵まれた天川村の名物はなんといっても川魚!アユ、アマゴ、イワナを提供する飲食店が多くみられます。

川魚の塩焼定食1600円(魚はアユ、アマゴ、イワナから選べます)
川魚の塩焼定食1600円(魚はアユ、アマゴ、イワナから選べます)

洞川温泉バス停のすぐ前にある「お食事処 みやそい」では、地元の川魚とジビエをさまざまな料理で提供しています。この日はアユをチョイス。皮はパリッとした焼き上りで、しっかり詰まった身はフワフワ、ほどよい塩加減にご飯が進みます♪塩焼定食は猪肉のコロッケ付き。周辺の山の恵みも味わえておすすめです。
ほかにも「ジビエのかつ丼」1150円など、まだある名物メニューも気になります。

12:00

モノレールに乗って鍾乳洞アドベンチャーへ

面不動モノレール頂上駅から望む洞川の街並み。モノレール乗車は片道300円、往復500円
面不動モノレール頂上駅から望む洞川の街並み。モノレール乗車は片道300円、往復500円

洞川温泉ではずせないネイチャースポットのひとつが鍾乳洞です。カルスト地形の洞川地区には多くの洞窟があり、昭和8年(1933)に発見され、地元の人によって整備された「面不動鍾乳洞(メンフドウショウニュウドウ」が代表的。山の中腹にあり、自然道を歩いて行くこともできますが、急斜面を行く直通のモノレールを利用すれば、ちょっとしたアトラクション気分も味わえます♪

延長が約280mあり、関西でも随一の長さを誇る面不動鍾乳洞。順路に沿って次々と現れる洞窟内の景色は、さまざまな色でライトアップされ幻想的な雰囲気です。1cm伸びるのに100~200年かかるとされている鍾乳石や石筍(せきじゅん)を間近で観賞すれば、数万年にも及ぶ自然の歴史を臨場感たっぷりに感じることができます。銀糸の窟と呼ばれる場所にあるストロー鍾乳石(写真)が全国的にも貴重な見どころです。
洞内の気温は年間を通して約8度。夏場に訪れればちょうど快適かも?

12:40

自然遊歩道と吊り橋を行く天空ハイキング

面不動鍾乳洞からは山の中を歩く自然遊歩道を進みます。10分ほど歩くと、向かいの大原山へと渡る「かりがね橋」という吊り橋が登場。高さ約50m、全長約120mあり、天川村では一番長い橋です。眼下に広がる洞川の街を望みながらの空中散歩が楽しめます。この橋を渡って大原山を下り、洞川の名水「ごろごろ水」が湧く場所を目指します。

13:10

名水百選の「ごろごろ水」の湧水地へ

かりがね橋を渡り徒歩25分。山上川の旅館街から1kmほど上流にある湧き水スポットへ到着。洞川温泉郷はあちらこちらで湧き水が見られ、いくつかの水は「洞川温泉湧水群」の名で環境省の名水百選に選ばれてます。なかでも有名なのが「ごろごろ水」で、鍾乳洞をくぐって湧くミネラル豊富なアルカリ水は体にも良いと評判です。修験道の行者の宿場町としての歴史がある洞川では古くから神の水と伝えられてきました。

ごろごろ水はが村が整備する採水場で汲み放題!(車の場合は入園料が必要)。 敷地内には水が通るパイプが巡り、駐車スペースごとに一つずつコックが設置され、名水を好きなだけ持って帰ることができます。
茶屋には休憩室やテラス席があり、ごろごろ水で淹れる名水コーヒー200円を販売。まろやかなやさしい口当たりで、水の良さを実感できる一杯です。すぐそばを流れる山上川を見ながらしばし休憩。

■ごろごろ茶屋(ごろごろちゃや)
住所: 奈良県吉野郡天川村大字洞川686-139
TEL: 0747-64-0188
営業時間:9~18時
休み:無休
料金:入園料500円(採水・駐車料金込み)

13:30

「河鹿の滝」で洞川の水の美しさにふれる

山上川に降り遊歩道を進めば、滝つぼがエメラルド色に輝く名勝「河鹿の滝(かじかのたき)」が姿を現わします。二段で落ちる滝が景色に奥行きを作り、スケールは小さいながらもいつまでも見続けてしまう絵のような滝です。清流の歌姫とも称されるカジカガエルが名前の由来で、美しい鳴き声をBGMに鑑賞できる夏こそ訪れてみたいですね。

 

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奈良「洞川温泉」でハイキング&温泉街巡りも楽しめる日帰りプラン

11:00

お食事処 みやそい

5分

12:00

面不動鍾乳洞

10分

12:40

かりがね橋

25分

13:10

ごろごろ茶屋

3分

13:30

河鹿の滝

18分

14:00

名水とうふ 山口屋

1分

14:15

cafe 空

3分

15:00

純喫茶ルナ

8分

15:30

洞川温泉センター

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