こだわり満載の「NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO」でおひとりさまワーケーション!
世界的にサブカルチャーの聖地として知られる秋葉原で2020年9月にオープンした「NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO(ノーガホテル 秋葉原 東京)」は、“地域と深い繋がりから生まれる素敵な経験”をコンセプトに、音楽とアートと食の魅力を体感できるライフスタイルホテルです。Made in JAPANのアメニティや高音質のスピーカーを設置する客室はワーケーションにもおすすめ。
Summary
おひとりさまなら程よいサイズ感のダブルルームがベスト
「NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO」は、JR秋葉原駅の電気街北口から徒歩6分、中央通りを1本入った場所にあります。ホテルの西側は通称・ジャンク通りと呼ばれる、PC周辺機器のショップやデカ盛りグルメ店が集結していて、ディープな雰囲気が秋葉原らしさを物語っています。1階のレストラン「PIZZERIA & BAR NOHGA(ピッツェリア&バー・ノーガ)」を通り、2階のレセプションでチェックイン。
モダンなインテリアでまとめられた客室は全120室、5タイプ。白を基調としたシンプルなデザインで、ブラインドや照明からレトロっぽさも感じられます。おひとりさまワーケーションなら「ダブル」の客室はいかがでしょうか。18㎡とコンパクトながら、睡眠科学を基に開発されたシモンズ社製のマットレスに、上質なリネンを用いたライフスタイルブランド「ATMOSPHÈRE JAPON(アトモスフェール・ジャポン)」の羽毛ピローなど、クオリティの高い設備を整えています。
注目ポイントは、全ての客室に高音質なスピーカーを置いていること。ダブル、スーペリアダブル、ツイン、スーペリアツインの4タイプの客室には、スイスのオーディオメーカー「GENEVA(ジェネバ)」のBluetoothラジオスピーカーが備わり、持参したデバイスでお気に入りの音楽を聴くことができます。好きな曲をBGMにすれば仕事もはかどりそう!もっと音にこだわりたいなら、客室ごとに厳選したハイエンドスピーカーを導入する、デラックスツインルームがおすすめです。
窓側にあるソファと丸テーブルがワークスペース。冷蔵庫にはミネラルウォーター、テレビの下の棚には静岡県御前崎市のお茶屋さん「まるよ茶屋」の水出し煎茶、ほうじ茶、抹茶のなかから2点を用意しているので、仕事のお供に、休憩にどうぞ。
ベッドとソファの間にはコンセント、USBポート、360度好きな方向に動かせる読書灯が。仕事の合間や就寝前の読書タイムに、ソファとベッドどちらにいても使えますね。
反対側にはサイドランプ、コンセント、USBポートがあります。ON/OFFのカチッと音が聞こえそうな照明スイッチのアナログ感とレトロなデザインが素敵。
地域との繋がりを感じる、こだわりのアメニティ
「NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO」では近隣地域のデザイナーや企業とコラボしたオリジナルアメニティを多数製作しています。モノづくりへのこだわりを感じられる逸品ばかりで、日本ブランドとの新たな出合いになるかも知れませんね。
写真左は湯島で創業した老舗ガラス店「木村硝子店」のグラス「ワサビ12ozオールド」。繊細な薄さで、手に馴染むシンプルなデザインが魅力的。そのほか、美濃焼の工房「作山窯」によるブランド「SAKUZAN」のコーヒカップやバミューダのケトルもあります。
何かと役に立つのがメモ帳。こちらはバングラディッシュ産の牛革を使用したメモパッドで、“途上国から世界に通用するブランドをつくる”という理念のもと、スリランカなどの自社工場でバッグや革小物を生産する「MOTHER HOUSE」とのコラボです。
「SALONIA」のドライヤーが入ったバッグは、上野に拠点を置く、家紋工房「京源」によるもの。“デザインとしての家紋”をコンセプトに、伝統技法とデジタル技術を合わせた家紋アート作品やオリジナルの家紋を手がけています。家紋は円と直線のみで構成されていることから、同様のデザインを施しているそう。
ルームウェアは、羽毛ピローと同じ「ATMOSPHÈRE JAPON」。柔らかい生地は着心地も抜群で、さらっと羽織れるガウンタイプなのもいいですね。
このほかにも、皮膚科学に基づき開発されたスキンケアブランド「OSAJI(オサジ)」のバスアメニティ、タオルは吸水性抜群の日本橋のタオルブランド「MORALTEX(モラルテックス)」、ティッシュBOXとアメニティBOX、靴べら、ハンガー、洋服ブラシは、日本の職人技術で作る、生活日用品ブランド「SyuRo(シュロ)」。Made in JAPANのこだわりを感じるこれらのオリジナルプロダクトは、レセプションで購入することも可能です。
ラウンジやレストランのバーカウンターが仕事場に
気分を変えて仕事をしたいなら2階のラウンジへ行ってみましょう。室内もいいけど、観葉植物を配したテラスは開放的でおすすめ。館内各所には高音質のスピーカーを設置していて、ホテルのために選曲した、時間帯などによって変化するオリジナルのBGMが流れています。心地いい音楽は仕事の効率もアップしそう。
1階のスパニッシュイタリアンをテーマにしたオールデイダイニング「PIZZERIA & BAR NOHGA」は、テラスからバースペース、レストランゾーンまで、シーンに合わせて席を選べます。コーヒーを片手に仕事をするなら、2階まで吹き抜けになったバースペースはいかが。タルトやケーキ、ジェラートのスイーツもあるので、甘いもので休憩しつつ、仕事を進めていきましょう。
息抜きはフォトジェニックなアート鑑賞
「音楽とアートと食」を軸としている「NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO」では、さまざまなカルチャーが交差し、常に変容していく秋葉原という街の再解釈を試みた、新進気鋭の芸術家による作品を展示しています。キュレーターは、ライフスタイルブランド「IDÉE」の創始者・黒﨑輝男氏を中心とした「BLACK LAB」と、廃校を利用したアートセンター「アーツ千代田3331」。常設展示のほか、企画展も開催します。仕事の合間にアート鑑賞でリフレッシュしてみては。
こちらは、オーストラリア人アーティスト、ジェシー・ホーガン氏のネオンメッセージアート「Together We Made It」。スタイリッシュなインテリアとネオンのデジタル感がフォトジェニック!
非常階段がある中庭もアートスペースに。気鋭のネオンアーティストとして注目のWAKU氏による、ネオン管をモチーフにしたアート作品が目を引きます。秋葉原の街を彷彿とさせるネオンがカラフルに光る姿が印象的。
WAKU氏のネオンアートの下にあるのは、バルセロナのデザイナー/アート・ディレクター、ラファエル・ロドリゲス氏がデザインした、ホテルオリジナルのフットボールテーブル。お酒を飲みながら遊べるように、ガラスのテーブルを置いているのだとか。
身体を動かしてリフレッシュできるフィットネスルームも完備。フィットネスバイクとランニングマシンは、世界各地の美しい景色がディスプレイに映し出され、バーチャル走行を楽しめます。こちらに展示するのは、グラフィックデザイナー/イラストレーターの大西真平氏によるインクジェットプリント作品。さらに、劇場やライブハウスのスピーカーを設計・製造する「タグチクラフテック」のカスタマイズスピーカーも設置。運動とアート、音楽を一度に体験できちゃいます。
■フィットネスルーム
営業時間:6~19時(1回につき1時間の時間制貸切)※2021年6月16日現在
料金:宿泊者は無料
定休日:無休
薪釜で焼き上げるフォカッチャの朝食
翌日の朝食は1階「PIZZERIA & BAR NOHGA」で。ここはスパニッシュイタリアンをテーマに、朝食からランチ、カフェ、ディナー、バーといつでも利用できるオールデイダイニングです。イタリアのナポリから輸入した薪釜で焼き上げるピザやフォカッチャをはじめ、旬の国産食材を使ったメニューが充実しています。
朝食メニューの「Breakfast Morning Plates」はスープとフォカッチャ、ハムとチーズ、オムレツやエッグベネディクトなど5種類から選べる卵料理、サラダ、ヨーグルトがセット。薪釜で焼き上げるアツアツのフォカッチャはサラダやハムを挟んで食べるとさらに美味しい。ボリューム満点で1日のスタートにぴったりですね。
■PIZZERIA & BAR NOHGA
営業時間:朝食7~10時(9時30分LO)、ランチ11時30分~14時30分、カフェ14時30分~17時、ディナー17~20時(19時LO)※2021年7月11日までの営業時間。12日以降は要確認
定休日:無休
音楽、アート、食を楽しめる「NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO」。上質なアメニティや設備を備えた客室は仕事のモチベーションもアップしそうです。いつでも気軽にステイできる立地とリーズナブルな宿泊料金は、ホテル暮らしをしたくなる勢いです。
■NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO(ノーガ ホテル 秋葉原 東京)
住所:東京都千代田区外神田3-10-11
TEL:03-6206-0569
チェックイン:15時
チェックアウト:11時
料金:1室あたり7800円~
※2021年6月現在の料金で、空室状況によって予約できない場合もあります
Text:木村秋子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平
※写真の一部はNOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO提供
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