
【宿泊レポ】日本初上陸のライフスタイルホテル「ACホテル・バイ・マリオット東京銀座」に潜入♪
2020年7月9日、スペイン発のライフスタイルホテル「ACホテル」が銀座に初上陸! ヨーロッパを中心に高い人気を誇り、さらにはホテル業界を牽引するマリオット・インターナショナルに属するだけに、どんなステイができるのか気になります。“スペイン×銀座”のどんなおもてなしが体験できるのか? いざ潜入スタートです!
Summary
チェックインはヨーロピアンスタイルで
地下鉄の東銀座駅から徒歩3分、銀座駅から徒歩5分の場所にある「ACホテル・バイ・マリオット東京銀座」。向かって左隣に「コートヤード・マリオット銀座東武ホテル」が、一軒挟んだ右隣にライフスタイルホテルの「アロフト東京銀座」があり、マリオット・インターナショナルに属するホテルが3軒並んでいます。
スペイン発祥の人気ホテルブランド「ACホテル」らしく、エントランスもスタイリッシュでヨーロピアンモダンを感じますね。期待が高まります!
アートを大切にするホテルだけあり、フロントでは巨大なアート作品『ブリリアントカットの輝き』がお出迎え。華やかな銀座にふさわしいウェルカム・アートですね。
チェックインは、ホテルとのファーストコンタクトの場面ですが、ここ「ACホテル・バイ・マリオット東京銀座」では、“ヨーロピアン・アライバル”という楽しいおもてなしが待っています。
フルーツピュレを固めたヨーロッパのゼリー「パート・ド・フリュイ」をひとりひとつずつ、ウェルカムスイーツとしてフロントでいただけます。夜21~23時の間には、フロントにラベンダーのポプリをのせたワゴンが登場し、ゲストが自由にサシェ(香り袋)を作って客室に持ち帰れるのだとか。客室を寝室にアレンジするターンダウンサービスの一環で、香りで心地よい眠りに誘います。ACホテル独自の「サービスマントラ(おもてなしの真髄)」の一環として、このような“体験”を大切にしているそう。
フロントの一角には、オリジナルグッズの販売コーナーも! マグカップやナイトウエアなど、モノトーンのモダンなアイテムばかりで、客室に行く前から気になります。
なかでも人気のオリジナルグッズは、客室で利用できるライフスタイルブランド「MOHEIM(モヘイム)」のマグカップ1500円。ホテルのモダンなデザインを体現するようなアイテムで、おみやげに欲しくなりますね。もちろん、ロゴ入りのマグカップ1000円も購入可能です。
おすすめの客室「スーペリアツイン」にステイ
いよいよ客室へ! 移動しながらも、エレベーターホールや廊下などのアートワークがすてきすぎてキョロキョロ。こちらの不思議な風合いの壁は、なんとすべて“和紙”と聞いて驚きです! 「ACホテル」自体はスペイン発祥のホテルですが、日本初上陸として銀座に開業するにあたり、和の要素も多く取り入れているそう。ぜひ探してみてくださいね。
全296室ある客室のなかでも、るるぶ&more世代におすすめの客室が、30㎡のスーペリアツイン。実際に入ってみると、体感の広さはその数字以上です! 洗面スペースがアイランド式になっていて仕切る壁がなく、ベッドや棚が宙に浮いたようなインテリアで床が広く感じます。デザインコンセプトにもあるように、すべてがスムーズに繋がる“シームレス”な空間を体感できます。
アイランド式の洗面スペースは、スライド式の仕切りで隠すことも可能。このあたりは、スペインの開放的な文化と、日本のうまく隠す文化が融合していていいなあと思いました。
窓際にはベンチスペースも。腰掛けたり、ちょっとした物を置いたり、フレキシブルに使えそうです。
ビジネストリップも多い銀座らしく、仕事ができるデスクもあります。冷蔵庫をデスクとベンチで挟む配置も、動線を考えるとかなり便利。
ベッドのサイドボードに電源とUSBの差し込み口があるのも安心。ベッドに横になって、充電しながらスマホをチェックできるのは便利ですよね。もちろん、Wi-Fiは無料です!
ナイトウエアは、ホテルのオリジナルグッズとして購入も可能(フリーサイズ、7000円)。セパレートタイプで襟元に和を感じるデザインは、外国人ゲストにも人気だとか。グレーの色合いも、インテリアに合うユニセックスなカラーですてきです。
バスルームもチェック! こちらのスーペリアツインにはバスタブがありました。ゆったりとお湯につかって旅の疲れを癒やしましょう。
バスルームでの注目ポイントは、天井にあるレインシャワー。日本人には馴染みが薄いので、使わない人もいるかもしれませんが、もったいない! 心地いい柔らかなお湯に包まれてリラックスできます。
こだわりのホテルアメニティをチェック!
ホテルといえば、アメニティも気になるところ。まず目に入るのがアイランド式の洗面スペースにあるバスアメニティ、ギリシア発祥のブランド「KORRES(コレス)」です。天然由来成分を使用した薬局生まれのブランドなので、肌トラブルが気になる人でも比較的安心して使えるはず。ヨーロピアンな香りが海外旅行気分にさせます。
洗面台の下には、歯ブラシやヘアブラシなどのアメニティが。肌にやさしそうな上質なボディタオルは、女子にはうれしいポイントです!
クローゼットには、ナイトウエアやスリッパなどのアメニティが収納されています。雨傘が用意されているのは、梅雨がある日本にぴったりのアメニティですね。
カプセル式のコーヒーメーカー&ティーセットを用意。なかでもうれしいのが、無料のお水が常温と冷水の2種類用意があること。季節によって飲みたい水の温度が違う人もいるので、やさしい気遣いですよね。丁寧に冷蔵庫で冷やされたグラスを見て、日本のおもてなしの心も感じました。
「ACホテル・バイ・マリオット東京銀座」では、フードのルームサービスがありません。でもご安心ください! インルームで食事をとりたいときは、お隣にあるマリオット系列のホテル「コートヤード・マリオット銀座東武ホテル」からテイクアウトが可能です。
スーペリアよりランクが上のプライムフロアの客室にも、注目したいアメニティがあります。1つ目は、シューケアキット。ビジネストリップが多い銀座らしいアメニティのひとつですね。自宅ではなかなかケアする時間がない…なんて人は、ぜひホテルでトライしてみてください。
2つ目は、プライムフロアの客室のみにあるバスローブとヘアバンドです。白くて重いバスローブを、黒くて軽いバスローブにチェンジ! バスローブとヘアバンドを身に着けたセルフィーをSNSに投稿する女子が多く、黒いバスローブが着たい!と話題に。
居場所を自分で選べるシームレスなレストランエリア
1階にあるレストランエリア「ACキッチン」は宿泊客以外も利用可能で、バーとキッチンとライブラリーの3エリアが、遮ることなくシームレスに繋がっています。好きなメニューをオーダーし、好きな場所でいただく。一緒にいただく相手やシーンにあわせて居場所を選べること、そのものが“シームレスな体験”ですね。
バーエリアでは、食前酒を飲んだり、友人と待ち合わせしたり、レストランとは違う雰囲気でお酒や食事を楽しめます。写真映えするカクテルもおすすめです。
ライブラリーエリアのテーブルには、電源が付いていてシェアオフィスのような空間です。ドリンクなどをオーダーすれば、宿泊客以外の人も利用可能。通りに面した窓ガラスから、心地いい光が差し込みます。
ライブラリーの壁には、さまざまなアート作品が飾られています。コンセプトは“銀座”。こちらは、かつて銀座の街に多く見られたレンガ造りの建物で実際に使われていたレンガを砕いたアート作品です。このほか、靴型や天秤など“ものづくりの街・銀座”を表わすアイテムも並べられ、銀座の街を知るきっかけがあちらこちらに。
銀座で空を感じるルーフトップテラス
「ACホテル・バイ・マリオット東京銀座」に宿泊したら、ルーフトップテラス(6~21時利用可)に立ち寄ってみましょう。宿泊客限定のテラスで、飲食の提供がないため、静かに過ごすことができます。
銀座らしいオフィスビルの眺望で、東京タワーも見えますよ! 心地いい光や風を感じながら、銀座ビューを楽しみましょう。
ルーフトップテラスでは通常飲食の提供はありませんが、宿泊プラン「ACマリオット女子旅プラン☆銀座でスペインを感じる最大30時間滞在☆アップグレード確約」(女性限定)で宿泊するとプランに含まれるフードやドリンクをルーフトップテラスに持ち込むことが可能です。
スペイン産スパークリングワイン(ハーフボトル)と、おつまみがのったAC女子旅オリジナルプレートは、まるでスペインのバルにいるような気分にさせますね。客室でいただくインルームのプランですが、晴れていればルーフトップテラスが断然おすすめ。
銀座でスペインに泊まる気分を味わえる「ACホテル・バイ・マリオット東京銀座」。ヨーロピアンモダンでミニマルな客室、シームレスなダイニングエリア、銀座では貴重なルーフトップテラスなど、まるで海外旅行に来たような気分にさせてくれるライフスタイルホテルです。
■ACホテル・バイ・マリオット東京銀座
住所:東京都中央区銀座6-14-7
TEL:03-5550-0102
チェックイン:15時
チェックアウト:12時
料金:スーペリアツイン(1室2名利用時)基本料金3万7950円(税・サービス料込)
アクセス:地下鉄東銀座駅から徒歩3分、銀座駅から徒歩5分
■ACキッチン
営業時間:6時30分~23時
■ACバー
営業時間:17時30分~23時
Text:山田裕子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平
※写真の一部はACホテル・バイ・マリオット東京銀座提供
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