食・グルメ
2021.08.17
体も地球もHAPPYに！おいしく楽しみながら社会問題を学べる「haishop cafe」
サステナブルやフェアトレードなど、最近よく耳にするフレーズ。でも実際どういうものか分からない、という方も多いのではないでしょうか。ただ知ろうとすると難しく感じてしまいますが、みなとみらいにある「haishop cafe」では、おいしく食べながら社会問題を学べて、貢献できちゃうんです！素敵なストーリーのあるフード＆おみやげをたっぷりご紹介します♪
Summary
“食を通して社会問題を解決していく”体にも地球にもやさしいカフェ
横浜・馬車道駅から万国橋方面に5分ほど歩き、海沿いに伸びる散歩道のすぐ側にある「haishop cafe（ハイショップ カフェ）」。
”食を通して社会問題を解決していく”をコンセプトに、規格外も含む有機野菜やフェアトレードの食品を使ったフードを提供している、体にも地球にもやさしいカフェです。
突然ですが、みなさんは”フェアトレード”という制度をご存知ですか？
フェアトレードとは、発展途上国で作られた製品を適正な価格で継続的に購入することで立場の弱い労働者の雇用を守り、貧困問題の解決を目指すという制度。
こちらは世界で最初にフェアトレード認定を受けたスパイスを製造しているBio Foods社のスリランカカレーパウダーで、インドカレーとは違ったスパイシーさを楽しむことができます。
「haishop cafe」のメニューはひとつひとつにストーリーがあり、社会問題を知るきっかけや新しい気付きをたくさん与えてくれるんです！
おいしく食べながら貢献しよう！社会問題の解決に繋がるフード＆ドリンクをご紹介
こちらの「馬車道ココナッツスープカレー」には、フェアトレードのスパイスと有機野菜が使われています。ココナッツミルクのマイルドさの中にもしっかりと辛さを感じる、本格的なスパイスカレー！
有機野菜は地産地消にこだわり、お店から80km圏内にある契約農家から仕入れているもの。少しだけ傷付いていた、などの理由でスーパーに並べられない規格外野菜も受け入れているので、食品ロスの軽減にも繋がります。
パティにお肉を使わない「大豆ミートのヴィーガンバーガー」は、トマトとアボカドを贅沢にサンドしていてとってもボリューミー！
「本当に大豆!?」と疑ってしまうほど肉肉しい大豆ミートのパティには照り焼きソースと卵不使用のエッグケアマヨネーズを合わせ、満足感は抜群です！
たっぷりのアボカドと規格外のトマトを挟んだ「ヴィーガンベーグルサンド」は、野菜オンリーなのでさっぱりしているかと思いきや、ガーリックがしっかり効いているので食べごたえのあるベーグルバーガー。
「自家製すもも酢サイダー」は山梨県産の旬のすももをシロップにし、サイダーで割った夏にぴったりのドリンク！
「エスプレッソトニック」はフェアトレードのコーヒー豆から抽出したエスプレッソをトニックと合わせた北欧発祥のドリンクです。
甘いトニックで割っているのでコーヒーが苦手な人でも飲みやすく、フェアトレード製品を気軽に試せるのもうれしいですよね♪
ケールやバナナなどを使った「有機野菜と豆乳グルトのグリーンスムージー」は、豆乳で割っているのでヘルシー！野菜の苦味がないのでとっても飲みやすく、1杯でもしっかり満腹感があります。
夏季限定メニューのかき氷は豊富なラインナップで、季節のフルーツや野菜を使った珍しいかき氷を食べることができます。
おすすめはさわやかな「すだちシロップ」。こちらのかき氷に使われているすだちは、皮に少しだけ傷が入っているだけでハネ品になってしまった果実を使用。
「味は変わらないのに見た目が悪いというだけで、食品ロスに繋がってしまうんだ」ととても勉強になります！
友達にも気軽に知ってもらおう！さまざまなストーリーのあるおみやげも販売
「haishop cafe」では社会問題の解決に繋がるおみやげも販売しています。メイドインジャパンの商品を中心に、日本で認知されていない海外のフェトレード商品などをセレクト。
こちらは規格外のトマトを使用した「トマトジュース」。就労支援施設で作られているので、食品ロスの削減だけでなく雇用の問題解決にも繋がっています。
自然の循環を考え、廃油と蜜蝋（※）で作られたキャンドルは、”忙しい日本人の日常に、キャンドルを見てゆっくり過ごす時間を増やして欲しい”という思いを込めて2人の学生がプロデュースした商品だそう。
※ミツバチの巣を作る際に作られる蝋（ロウ）のこと
パッケージがかわいらしい「だしプレッソ」は、塩分や化学調味料を一切使わず昆布や鰹などの原材料のみで作られています。
ほかにも国産のマスタードシードを使用したメイドインジャパンの粒マスタードなど、素敵なストーリーのあるおみやげがたくさん！
週末には新鮮な野菜を販売する「haishop market」も開催していますよ♪
”おいしい”や”かわいい”が社会問題を知るきっかけになる「haishop cafe」、ぜひ足を運んでみてくださいね♪
■haishop cafe（はいしょっぷ かふぇ）
住所：神奈川県横浜市中区海岸通5-25-3 1F
TEL：045-323-9863
営業時間：8〜17時
定休日：月・火曜
Text・Photo：久保田聡実（vivace）
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