横浜「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA 」2023年3月31日まで期間延長決定!チケットの買い方やオリジナルグッズなどを徹底解説
2020 年12 月に、国際港湾都市・横浜の山下ふ頭に期間限定でオープンした、実寸大 18m の“動くガンダム”を間近で眺めることができる施設「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA(ガンダムファクトリーヨコハマ)」。もともとは2022年3月までの予定でしたが、2023年3月31日までの期間延長が決定しました!横浜の新たな顔としても注目を集めている 「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」に潜入し、その魅力をご紹介します!
Summary
山下ふ頭に突如現れる全高18mの実物大"動くガンダム"
「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」があるのは横浜・山下ふ頭。みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩 7 分程度のところにあります。隣接している横浜を代表する観光スポット・山下公園は訪れたことがあるものの、ふ頭へ来る機会はなかなかないので、本当にこんなところにあるの…?と少しドキドキ。山下公園内にある門を通ります。
ガンダムの機体のカラーリングが施された施設が見えてきました。こちらが「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」のエントランスです。ここでは入場チケットと、ガンダムのすぐそばまで近づくことができる「GUNDAM-DOCK TOWER 」観覧チケットの 2 種類が購入できます。(「GUNDAM-DOCK TOWER 」観覧チケットには入場チケットも必要)
また、事前に公式HPからの購入が可能。予約時に送られるスマートフォンチケットのQRコードを提示して入場するだけなので、とってもスムーズです。(事前予約は販売開始時期が決まっているためHPを要確認)
ちなみに「GUNDAM-DOCK TOWER」 観覧チケットは、観覧時間が指定されています。定員が決まっていますので事前に訪れる時間が決まっている場合は、予約をおすすめします。
アニメーション『機動戦士ガンダム』に登場するモビルスーツ、ガンダム。横浜・山下ふ頭近郊でガンダムのものと思われるパーツが見つかり、各パーツを解明・再構築するために、さまざまな領域の一流エンジニアが集結。ついにフレームが完成し、起動実験が始まる!というのが「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」のバックストーリー。
エントランスを通ると、ストーリーのとおりガンダムのものと思われるパーツをエンジニアたちが発見している様子の写真が飾られています。ストーリー仕立てになっているので、ガンダムのことをよく知らない人でも世界観に入り込みやすいのはうれしいポイント。
エントランスを抜けると 全高18mの実物大“動くガンダム”がどどんとお出迎え!かなりの迫力です。実物大“動くガンダム”は 「GUNDAM-DOCK」というメンテナンスなどを行うデッキに格納されています。「GUNDAM-DOCK」はさらに大きいのでまるでひとつのビルのよう。
18mというのは 6 階建てのビルに相当するのだそう。6 階建てのビルが動くということを考えるとその技術に驚かされます!
「ACADEMY」で“動くガンダム”について予習
「GUNDAM-DOCK」 の演出まで少し時間があったので、“動くガンダム”の開発プロセスを学んだり、仕組みを体験できる展示がある「ACADEMY 」へ。
「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」はガンダムを動そう!という夢の実現のため、発足したプロジェクトGGC(GUNDAM GLOBAL CHALLENGE)が起点。この巨大なプロジェクトには、各業界で技術力に定評のある精鋭 9 社がテクニカルパート ナーとして参加しており、「ACADEMY」 には、夢の実現に向けての熱い思いが展示されていました。
日本が世界に誇るものづくりの力や、エンジニアたちの熱い思いの結晶が、“動くガンダム ”という夢を実現させたことを考えると、とても誇らしい気持ちになります。
“動くガンダム”の腰の動きや指の曲げ伸ばしの仕組みが分かる展示は、実際に触れて動かすことができます。
写真は「GUNDAM-DOCK」を30分の1スケールで再現したミニチュア。ガンプラファンにはたまらないかも?
「ACADEMY」 にはまだまだ楽しく学べる展示がたくさんあります。VRドーム内ではエンジニア候補生として、起動シミュレーションに参加する擬似体験が可能。
ドーム内で足踏みをするとどんどん“動くガンダム”に近づいていき、コクピットに乗り込めば視界を共有することができます。コクピットからは“動くガンダム”と同じ目線の、5G通信を駆使したリアルタイム映像が流れており、自分で足元を見下ろしたり横浜の景色を眺めることが可能!
「GUNDAM-DOCK TOWER」に登っても見られない光景にテンションが上がります。
また「ACADEMY」 には、ライブで動くガンダムの映像を映し出すARウインドウも。実物の演出を見学したあとは、こちらのARウインドウでパーツがどのように動いているのか を見るのも面白そう!
「GUNDAM-DOCK TOWER」で“動くガンダム”に最接近!
「ACADEMY」で動くガンダムの予習をばっちり済ませたら「GUNDAM-DOCK TOWER」(有料)へ。タワーへ上がるには、事前に「GUNDAM-DOCK TOWER」観覧チケットをHPで購入するか、エントランスで購入する必要があります。集合場所にてチケット見せたら、荷物をロッカーに預けて、エレベーターで上がります。
エレベーターに乗るだけで、自分がパイロットになったような気分でワクワク!
5階の観覧スペースに到着しました。ボディや腕、足がすぐ目の前に!
ガラス越しではありますが、ボディの迫力や「ACADEMY」で展示されていた腰を回転させるシリンダなどのパーツのメカメカしさに圧倒されます!
最上階の6階へ。ここからはみなとみらいの景色をバックにたたずむ“動くガンダム”がお目見え。目の前で眺める“動くガンダム”の顔はほれぼれするほどのかっこよさです!
ここが一番“動くガンダム”の頭部と近づける場所なので、写真撮影を忘れずに!おすすめのシャッターチャンスは、格納演出時。6階のこの場所を“動くガンダム”が振り返るタイミングで撮影してみてください♪
そろそろ「GUNDAM-DOCK」演出時間のため、地上へ移動します。エレベーターの中もガンダムの顔がデザインされており、細かい演出がニクイ!
約8分間の起動実験に大興奮!
地上から「GUNDAM-DOCK」の演出を眺めるときは、「SAFTY AREA」と書かれた場所であれば、ギリギリまで近づいて見ることが可能。もちろん、「GUNDAM-DOCK TOWER」から演出を眺めてもOKです。
「GUNDAM-DOCK」の演出は約8分間の発進バージョンと約5分間の格納バージョンが1時間に2回行われます。
「GUNDAM-DOCK」のモニターに次回の演出時間が表示されているので、合わせてスタンバイするようにしましょう。
モニター表示のカウントダウンとともに、アラート音が聞こえてきました。ついに日本の技術の結晶が動き出します!
「これより、RX-78F00ガンダムの起動実験を開始する」というナレーションが流れ、整備用のブリッジがプシューという煙と一緒に外れていきます。
自動姿勢制御装置を起動させ、「ガンダム、起動!」の声とともに“動くガンダム”の目がライトオン!もうかっこいい!
BGMが流れ、ついに動き出しました!思ったよりもなめらかな動きに感動!手を除いて、なんと 24 カ所の関節自由度を誇るのだとか。また、足を踏み出すときにちらりと見える足の裏のデザインも繊細でたまりません。これは「GUNDAM-DOCK TOWER 」からは見えないポイントです。
真正面から見るとこんな感じ。「SAFTY AREA」であれば移動して撮影してもOKなので、色々な角度から見るのも楽しい!
おすすめの撮影ポイントは、正面に向かって右端から。みなとみらいの景色と一緒に撮ることもできるし、ガンダムは動き出すときに少し前に出るので立体感が出ますよ!
ちなみに夜はライトアップされてまた違う雰囲気に。1時間に2 回の演出は、シーズンに よって限定バージョンのものや映画などのコラボレーションバージョンもあるそうなの で、訪れるたびに楽しめそう!
ここでしか味わえないオリジナルメニューでカフェブレイク♪
興奮したらお腹が減ってきました。GUNDAM-LABの2階、「GUNDAM Café YOKOHAMA Satellite」で休憩をとることにします。「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」限定のメニューや横浜ならではのご当地グルメが堪能できるカフェです。
店内はもちろん、テラス席も完備。テラスは“動くガンダム”を一望できる絶好のロケーションです。
タッチパネルでオーダー後、レジでお会計をします。メニュー豊富でつい目移りしてしまいます。各種クレジットカード、電子マネーも使用可能。
今回オーダーしたのは、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」限定のメニュー「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA チーズバーガー Produced by 尾島商店」。こちらは、大正12年(1923 )に横浜で創業した食肉総合卸の老舗「尾島商店」の人気ハンバーガーをオリジナルにアレンジしたもので、ふわふわのバンズとジューシーなパテ、たっぷりかかったソースとチーズが絶妙にマッチしています。
ハンバーガーの包み紙にも注目。ガンダムの手がプリントされていて、まるでガンダムがハンバーガーを手に取っているかのよう!
ドリンクは迷いに迷って 2 点オーダー。「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA オリジナル クリアボトル付きドリンク」は暑い季節にぴったりなソーダです。フレーバーはレッドベ リーソーダ、ブルーソーダ、レモネードの 3 種。
持ち帰れるスタイリッシュなボトルは 2 種類を用意。「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA ラテアート」はガンダムのアートが描かれたラテで、飲むのがもったない!
「GUNDAM FACTORY YOKOHAMAラテアート」は写真のような5種類のアートから選ぶことができます。『機動戦士ガンダム』に登場する「ハロ」のアートもありとってもキュート。お友達と違うアートをオーダーして、並べて写真を撮りたくなります!
ちなみに、「GUNDAM Café YOKOHAMA Satellite」のデッキ前にはみなとみらいの景色 が広がっています。夜にはみなとみらいのキラキラと輝く美しい夜景を眺めることができるのだとか。ここでの記念撮影も忘れずに!
おみやげチェックも忘れずに!
最後に訪れたのは GUNDAM-LABの 1 階にある「THE GUNDAM BASE YOKOHAMA Satellite」。ガンダムファン垂涎のオリジナルガンプラを中心に、横浜ならではのコラボレーション商品やオリジナルグッズを扱っています。
写真は横浜みやげの大定番「横濱ハーバー」とのコラボレーション商品。しっとりとした食感のマロンケーキで、おみやげにぴったり!「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の動くガンダム「RX-78F00」がデザインされています。
女子に一番人気のグッズはこちら。横浜元町のブランド「キタムラ」とのコラボレーションハンカチです。カラフルな「ハロ」がタオルいっぱいにデザインされていてとってもかわいい!
カラフルな「ハロ」がついたキーホルダーも「キタムラ」とのコラボレーションアイテム。青と白の「ハロ」は、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」オリジナルデザインなのだそう!
夏の新商品として、ガンダムカラーに彩られた涼しげな扇子も登場。コンパクトに持ち運べます。
エンタメ×ものづくりをテーマに、全高18mの実物大ガンダムを“動かす”ことを実現させた「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」。オープンの2020年12月には世界最大の「可動型ヒューマノイドロボット」および「可動型ガンダム」としてふたつのギネス世界記録TMに登録されました。
ガンダムファンはもちろん、あまり知らない人でもその迫力や存在感に胸を打たれることは間違いありません。2022年3月末までですので、ぜひ日本のものづくりの技術の結晶を体験しに訪れてみてはいかがでしょうか。
また「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」ではオンラインツアーも実施。「GUNDAM-DOCK TOWER」よりさらにガンダムに近く、メンテナンススタッフしか入ることのできないGUNDAM-DOCKの裏側をゲストの解説とともにオンラインでめぐることができます。
事前予約制なので詳細はHPを確認してみてくださいね。
Text:Maui Hara(オフィス・オハナ)
Photo:Maui Hara(オフィス・オハナ)
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