【奈良】かき氷2024|今夏食べたい、おすすめのかき氷8店
奈良時代に氷室(氷の貯蔵庫)や氷池の守り神を祀ったのが始まりとされる「氷室神社」がある奈良は、まさにかき氷の「聖地」。2024年の夏も、絶対食べておきたい、聖地ならではのかき氷たちが揃っています。どれも、味も見た目も感動級の逸品ばかり!人気店から注目のものまで、奈良のおすすめのかき氷をご紹介します。
Summary
- こんふぇいとを飾って仕上げる『お庭shaveice miracolo』の塩ココパイン
- 熱烈なファンも多い『菓匠 千壽庵吉宗』の千壽金時
- 古代のかき氷を味わう『奈良の雑貨とカフェ&BAR ことのまあかり』の削り氷に甘葛シロップ入れて
- 世界遺産・元興寺の隣、『春日庵』の黒蜜きな粉クリーム
- フルーツたっぷり!『CAFÉ ETRANGER NARAD』のかき氷NARAD
- 元有名ホテルパティシエが作る『焼き菓子屋 pieni blanc』のほうじ茶オ・レのかき氷
- 贅沢に桃をまるっと1個使用『ナナイロフルウツ』の桃のかき氷
- 体の中から美しく『かき氷専門店 onna wa utsuwa』の古都華ピスタチオパイ美容氷
こんふぇいとを飾って仕上げる『お庭shaveice miracolo』の塩ココパイン
名勝 旧大乗院庭園の南、ならまち大通りの福智院北交差点の一本南にある細い道(新薬師寺の案内看板があります)を東に40歩ほど歩いた場所にある『お庭shaveice miracolo』。
こちらで頂ける「塩ココパイン」1200円は生のパイナップルとココナッツでシロップを作った、特にハワイアンムードにあふれる一品です。
創業安政元年の砂糖商『砂糖傳増尾商店』の「奈良こんふぇいと(金平糖)塩味」を振りかけるととってもキュートに♡
熱烈なファンも多い『菓匠 千壽庵吉宗』の千壽金時
奈良県庁から北に向かって500mほど。きたまちエリアの中心「京街道」沿いにある『菓匠 千壽庵吉宗』は、黄色いパッケージでお馴染みの「生わらび餅」が有名です。
こちらで初めて頂くなら、人気No.1の「千壽金時」1250円がおすすめ。
きなこがたっぷりふりかけられたふっわふわの氷を食べ進めると中には、名物のわらび餅も隠れています♪
古代のかき氷を味わう『奈良の雑貨とカフェ&BAR ことのまあかり』の削り氷に甘葛シロップ入れて
近鉄奈良駅からもほど近く、奈良の歴史や風景をモチーフにしたオリジナル雑貨が並ぶ『奈良の雑貨とカフェ&BAR ことのまあかり』。ここでは古代の出来事や人物に発想を得た珍しいかき氷がいただけます。
日本のかき氷に関する最も古い記述が清少納言作の「枕草子」の中で語られています。それをイメージして作られたのが”削った氷に入れた”とされる古代の甘味料「甘葛(あまづら)」を再現した甘葛シロップを、荒く削った氷にかけた「削り氷に甘葛シロップ入れて」1000円です。
あえてふわふわしていない氷の食感と独特の味わいが、古代のあの人も食べたかも?と感じさせます。添えてある塩味が利いた昔の揚げ菓子「索餅(さくべい)」やドライなつめは舌休めにもなりますよ。
世界遺産・元興寺の隣、『春日庵』の黒蜜きな粉クリーム
奈良銘菓「さつま焼」でおなじみの『春日庵』があるのは、古都奈良の文化財「元興寺」の東隣。
こちらのイチオシの定番氷は、「黒蜜きな粉クリーム」950円。
黒蜜のコクのある甘み、香ばしいきな粉と軟らかいクリームの舌ざわり、ふわふわに削られた氷が三位一体となって調和のとれたおいしさです。
フルーツたっぷり!『CAFÉ ETRANGER NARAD』のかき氷NARAD
興福寺やならまちの最寄駅・近鉄奈良駅から徒歩約5分。『CAFÉ ETRANGER NARAD(かふぇ えとらんじぇ・ならっど)』は、奈良市観光センター「NARANICLE(ならにくる)」の中にあります。
奈良の食材や和を取り入れたイタリアンが自慢のお店ですが、奈良の老舗「日乃出製氷」の大和氷室を使ったかき氷(夏季限定)が絶品!
「かき氷NARAD(ナラッド)」1540円は、昨年一番人気だったメニューで、イチゴ・ブルーベリー・キウイ・オレンジのほか、県産フルーツも数種盛り込んでボリューム満点です。
元有名ホテルパティシエが作る『焼き菓子屋 pieni blanc』のほうじ茶オ・レのかき氷
有名ホテルのパティシエとして10年以上の経歴を持つオーナーによる『焼き菓子屋 pieni blanc(ぴえに ぶらん)』。ここでGW〜9月末の期間限定で提供されるかき氷が「ほうじ茶オ・レのかき氷」1100円です。
大和茶の郷・月ヶ瀬のほうじ茶を濃く濃く煮出したシロップをかけたかき氷に、焙煎コーヒーを使ったキャラメルアイスをオン。あくまでほうじ茶を主役にしながら、コーヒーのコクとほろ苦さ、キャラメルの香ばしさが交響曲のように響き合う。食べる価値のある一品です。
贅沢に桃をまるっと1個使用『ナナイロフルウツ』の桃のかき氷
『ナナイロフルウツ』という店名の通り、フルーツが主役のスイーツ店。店内のガラスケースには旬の果物が揃えられ、一番おいしくなる状態になるよう熟し具合が調整されています。ここで夏季(7月中旬頃〜9月中旬頃まで)だけに提供される「桃のかき氷」1390円が絶品なんです!
その時々に産地を変え、とびっきりおいしい桃をまるッと一個使う贅沢かき氷。一口食べると、フレッシュな桃のさわやかな甘みが広がり、氷の中からも桃が顔をのぞかせます。基本のみぞれシロップに前日に煮込んだ桃シロップが加わり、最高の桃のかき氷が出来上がります。別添えの桃ソースは注文が入ってから作るフレッシュさ。桃を目一杯楽しめますよ!
体の中から美しくなれる『かき氷専門店 onna wa utsuwa』の古都華ピスタチオパイ美容氷
女性鍼灸師のオーナーによる美に特化したかき氷「美容氷」が話題の『かき氷専門店 onna wa utsuwa(おんなわうつわ)』。
なかでもアンチエイジング効果を期待して作られたのが「古都華ピスタチオパイ美容氷」2200円です。ピスタチオに含まれるベータカロチンとルテインは、抗酸化作用によって活性酸素を除去する働きがあるとか。
産地を厳選したピスタチオナッツをそのままシロップに。そこに合わせるのは、奈良県産のブランドいちご「古都華」。飾りにコンフィチュールをのせて、味にアクセントを加えます。おいしく食べて内側からもキレイになれるなんて嬉しすぎる一品。ほかの氷も楽しみたい、という方のためにミニサイズ(1900円)も用意されていますよ。
冷蔵・製氷販売の守り神にもご挨拶を
奈良市内でかき氷巡りをするなら、氷の聖地としてしられる「氷室神社」にもぜひ足を運んでみましょう。
いかがでしたか?今回ご紹介したかき氷のほかにも、お店には複数のラインアップがあるので、詳しくは各記事をチェックをしてみてくださいね。
この夏はお腹を壊さないように用心しつつ、奈良のいろんなかき氷を楽しんじゃいましょう♪
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