どれ食べようか迷っちゃう!南国ムード満点の淡路島・集合型グルメスポット「淡路シェフガーデン」

どれ食べようか迷っちゃう!南国ムード満点の淡路島・集合型グルメスポット「淡路シェフガーデン」

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兵庫県・淡路島の北端、明石海峡大橋と大阪湾がすぐ目の前に広がる海岸沿いに、ひと際目を引くカラフルなコンテナハウスの集合型グルメスポット「淡路シェフガーデン」が2021年4月29日にオープン。大阪や神戸の有名店や、淡路島島内の人気店など15店舗が出店。ジャンルはさまざま、地元の人も何度もリピートしているという、新スポットへ行ってみました!

Summary

思わずのんびりしたくなる、工夫がいっぱい!

淡路市塩屋にある「淡路シェフガーデン」は、車で淡路ICを出て2~3分で到着。高速バスを利用する場合は、淡路ICのバス停で下車後、無料シャトルバスを利用して行くことができます。

ウッドデッキのガーデン内には、各店それぞれに工夫されたコンテナが並び、お店を見て回るだけでもワクワクします。間にはパラソル付きのテラス席やカラフルなウッドのソファ席も。密を気にせず食事や休憩を楽しめます。

シェフガーデンは、新型コロナウイルスによる様々な影響を受けた飲食店への救済支援の一環として、パソナグループにより2年間限定で開設されたもの。同時に淡路島を盛り上げようと、各店淡路島産の食材にこだわったメニューが用意されています。

大阪湾が目の前に広がるガーデンの海側では、芝生のじゅうたんのテラス席で潮の香りを感じながら、ちょっとしたリゾート気分も味わえちゃいます。ペット同伴ももちろんOK。大阪湾を行き交う船をぼんやり見ているだけでも癒されます。

ガーデンの中には小さなステージがあり、土・日曜、祝日はJ-POPや映画音楽を中心としたライブ演奏が行われます。テラス席で生の演奏を聴きながら、ちょっぴり贅沢気分を味わえます。

■ライブ演奏
時間:11時30分~18時(1時間おきに30分演奏/ファーストステージ開始時間はお客様の入場状況により多少変更あり) ※季節により時間は変更になります
開催日:土・日曜、祝日 ※8月中は毎日開催

潮風と南国ムードに癒されながら、まるごと淡路島を味わおう!

まずは、ブルーのコンテナの「鼓道」へ。親子丼とかつ丼の専門店です。大阪に3店舗、地鶏や紀州鴨を使ったお店を展開しています。

極・親子丼 1200円
極・親子丼 1200円

店長イチオシの「極・親子丼」は、生後55~60日の淡路鶏の若鳥のせせり、もも、むねの3つの部位が使われていて、そこに紀州鴨も加えられているそう。お米は地元・淡路島の鮎原米です。

一番上に乗っているのは、シェフが色と味にこだわり抜いて選んだ赤玉子。スプーンで割ると、赤みの濃い黄身の弾力に驚きます。黄身からご飯まで大胆にすくってパクリ!若鳥の柔らかくぷりぷりの食感と、鴨の噛み応えのある旨味、ほどよい甘味の出汁と濃厚な黄身のうま味がごはんに絡んで、スプーンを持つ手が止まりません。

■鼓道(こどう)
営業時間:11時~20時30分(20時LO)
定休日:火曜

「ナラムマサラ」のオーナーシェフは、奈良のオフィス街でイタリアンのお店を経営しています。カレー好きが高じて、こだわりのスパイスカレーをお店のランチメニューとして提供したところ、人気となり話題になった方だそう。

贅沢!! Awaji3種盛りカレー 1500円
贅沢!! Awaji3種盛りカレー 1500円

オーナーシェフのこだわりの詰まったスパイスカレーの3種盛り。淡路島から見える海のようなブルーのお皿にオシャレに盛り付けられたカレーが映えるんです。

淡路鶏のココナッツキーマカレー、淡路ポークのビンダルカレー、淡路島真蛸とじゃがいも・鳴門わかめの和出汁カレーの3種類がターメリックライスを囲みます。8~11種類のスパイスで作られるカレーは、どれも旨味とスパイスの香りたっぷりのおいしさです。

■ナラムマサラ
営業時間:11時~20時30分(20時LO)
定休日:水曜

イエローコンテナの入口に、淡路玉葱がゴロゴロとぶら下がる「淡路島食堂MARUWA」。神戸でチキン南蛮が売りのお店を2店舗展開しつつ、淡路島で淡路鶏のチキン南蛮をみなさんに食べていただきたいと出店したのだそう。

淡路鶏チキン南蛮定食 1200円
淡路鶏チキン南蛮定食 1200円

淡路鶏、東浦の淡路玉葱、淡路産の新鮮野菜などから作られるチキン南蛮定食は、まさに“メード・イン・淡路島”。淡路玉葱を使った自家製甘酢に漬け込まれたチキンは驚くほどふわふわでジューシー。玉葱入りの2種類のタルタルソースは、濃厚過ぎずチキンの旨味をより一層引き立てます。外はカリカリ、中はとろりと甘いオニオンリングも絶品です。

ドリンクのメニューも多く、淡路島のレモンを使った島コーラ、レモン農家が作ったみかんジュースなど、ノンアルコールドリンクも充実しています。

■淡路島食堂MARUWA(あわじしましょくどうまるわ)
営業時間:11~20時(19時30分LO)
定休日:木曜

海を見ながらいただく、さわやかノンアルコールの本格派「島カクテル」

イエローのコンテナハウスに深いモスグリーンのメニュープレート付きのカウンターが目を引く、カフェ&バーの「BROQUEL(ブロッケル)」。

マスターは淡路島や神戸のホテルのバーで15年、バーテンダーをしていたというキャリアの持ち主です。

契約が切れる2年後も神戸市内には戻らず、淡路島でバーを開く予定だそう。店内には立派なカウンターがあり、落ち着いた雰囲気とディスプレイされたお酒の種類の多さが本格的です。

淡路島に来られた方にカクテルを作りながら、淡路島の見どころや楽しみ方、美味しいお店を紹介し、淡路島を楽しんでもらいたいのだそう。

淡路島ミントのノンアルコールモヒート(左)/ 自家製ジンジャエールのモスコミュール(右)各825円
淡路島ミントのノンアルコールモヒート(左)/ 自家製ジンジャエールのモスコミュール(右)各825円

淡路島という場所がら、車で来られる方も多いので、ノンアルコールのカクテルをオーダーする人が多いそう。こちらはマスターお薦めの「淡路ミントのノンアルコールモヒート」と「自家製ジンジャエールのモスコミュール」です。

フレッシュなミントがグラスいっぱいに入ったモヒートは、さわやかでノンアルコールと思えないほどのクオリティの高いカクテルです。

淡路島産の生姜を使った自家製のジンジャーシロップから作られたモスコミュールは、生姜の辛味を感じない、まろやかでほどよい甘さのスッキリとしたのどごし。カフェメニューも色々ありますよ。

■BROQUEL(ぶろっける)
営業時間:11~21時(20時30分LO)
定休日:月曜

ちょっぴり足をのばしてのんびりと

ご紹介したお店はほんの一部。麺類、バーガー、イタリアン、中華など毎日通っても飽きないほど、おいしいお店が満載です。

ご馳走はそれだけではありません。シェフガーデンのテラス席から見える明石海峡大橋から大阪湾にかけては、夜になるとキラキラと輝く神戸や大阪の夜景を海の水面越しに見ることができるのです。ちょっぴり足をのばして、リゾート気分を楽しんでみませんか?


Text:森永桂子(ウエストプラン)

●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。


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