農家を応援するSDGsな「酒米おはぎパフェ」!酒米が和菓子職人の技でパフェに変身

農家を応援するSDGsな「酒米おはぎパフェ」!酒米が和菓子職人の技でパフェに変身

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京都の老舗和菓子司「笹屋伊織(ささやいおり)」の茶寮「笹屋伊織別邸」に、酒米を使ったパフェ「酒米おはぎパフェ」がこの夏登場! 長引く自粛で飲食店での日本酒提供が減ったことから、余ってしまった酒米をおいしく食べて、農家を応援するSDGsなパフェです。

Summary

JR京都駅の隣、梅小路エリアの注目スポット「笹屋伊織別邸」

「笹屋伊織別邸」は、創業 1716 年の京菓子の老舗「笹屋伊織」がプロデュースするショップ&カフェ。JR京都駅の隣に梅小路京都西駅ができた2019年の翌年7 月にオープンし、梅小路エリアのアイコン的な存在に。

“和菓子なご飯”をテーマ にした食事メニューや、和と洋を融合したアフタヌーンティーなどが人気です。

話題の造り酒屋「西山酒造場」とコラボ

地酒「小鼓」に使われる酒米
地酒「小鼓」に使われる酒米

新しい商品が出るたびに話題を集める「笹屋伊織別邸」の新企画は、SDGsの観点から生まれた「酒米おはぎパフェ」。

西山酒造
西山酒造

飲食店でのアルコール提供の規制が長引き、日本酒の消費量の減少に歯止めが効かない状況で「酒米を作る農家を応援したい」と、丹波の美酒「小鼓」を造る西山酒造の協力を得て、新商品の企画に乗り出しました。

酒米の新たな顔を引き出した和のパフェ

酒米おはぎパフェ 1650 円
酒米おはぎパフェ 1650 円

餡やきなこ、生クリームと合わせることで、酒米ならではの食感を引き立たせた「酒米おはぎパフェ」。グラスの中には黒蜜、寒天、きな粉、バニラアイス、つぶ餡などに挟まれて酒米が入っています。グラスの上にはモンブランのように細く絞ったきな粉クリームに、丹波黒豆、酒米おはぎが乗った、和菓子店ならではの和パフェに仕上がっています。

農家が酒米の生産をストップして、ほかの作物を作るようになった場合、酒米を作れる土壌に戻すためには10年以上の年月がかかるといいます。この酒米おはぎパフェを食べることで、SDGsの「つくる責任 ・ つかう責任」「文化遺産 ・ 自然遺産の保護保全」に、私たちも貢献できますね。


Text : 京都ライター事務所 小西尋子

●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。



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