神楽坂でフランス気分!日本初出店のパティスリーでふわふわ口どけのメレンゲ菓子を初体験
東京・神楽坂駅から徒歩1分、“リトルパリ”とも称される街並みにたたずむ一軒家パティスリー「Aux Merveilleux de Fred(オー・メルベイユ・ドゥ・フレッド)」。看板スイーツのメレンゲ菓子「メルベイユ」を始め、北フランスの雰囲気を存分に味わえると話題のアジア初上陸パティスリーの魅力を、たっぷりご紹介します。
Summary
フランス発の人気パティスリーがアジア初上陸!神楽坂からフランスに一気にトリップ
北フランスの都市リールの旧市街に本店を構える「Aux Merveilleux de Fred」は、世界に40店舗以上を展開する大人気パティスリー。
メレンゲとホイップクリームで作る北フランスの伝統スイーツ「メルベイユ」を、独自のレシピで提供するこのパティスリーのアジア圏1号店が、2020年神楽坂にオープンしました。
大きなガラス窓から覗くシャンデリアが印象的な3階建ての一軒家で、1階はショップと厨房、2階と3階はともにカフェスペースになっています。
店内に一歩足を踏み入れると、流れるBGMといい雰囲気といい、そこはもうフランス!?
クリスタルのシャンデリアも店内のインテリアも、ほとんどがフランスから直送されてきたものなんだとか。
スタッフさんもフランスの方はもちろん、ベルギーやスイス出身の方も多いそうで、フランス語や英語が飛び交い異国情緒たっぷり。
カラフルなメレンゲ菓子にうっとり。ガラス張りの厨房も見学できちゃう
店名にもなっている「メルベイユ」は、メレンゲをホイップクリームで覆って、削ったチョコレートチップなどをまぶした北フランスではおなじみの伝統スイーツ。
こちらのショップでは常時6種がラインナップされ、そこに季節に合った期間限定のフレーバーが加わります。
どれも1個300円と、リーズナブルなのもうれしい♪(イートインの場合は320円)
フォトジェニックなギフトボックスも用意されているため、プレゼントにしても喜ばれること間違いなし!
ショーケースには「メルベイユ」のほかに、「フランス産バターのクロワッサン(250円)」や、北フランスのブリオッシュである「クラミック(650円)」、そのプレーンを使用した「サンドイッチ(350円)」なども。
朝9時からテイクアウトできるので、朝食やランチ用としてもぴったり♪
こちらは北フランスを含むフランドル地方=フラマンドルの伝統スイーツである「フラマンドル風ワッフル」。
「メルベイユ」などとともに、カフェスペースでいただくことも可能です。(イートインの場合は270円)
また、ショップ奥の厨房はガラス張りになっているため、スイーツやパンの製作工程をじっくり見学できちゃいます。
バターや小麦粉など、ほとんどの材料をフランスから取り寄せているそう。レシピも含め本店と同じプロセスで作られていて、妥協を許さないこだわりを感じます。
初めての口どけ…。北フランスの伝統スイーツやオリジナルドリンクを堪能♪
2階と3階はともにカフェスペース。3階には見晴らしの良いテラス席もあるので、晴れた日にはぜひ。
さっそく看板スイーツの「メルベイユ」を!
今回チョイスしたフレーバーは「エキセントリック」「マニフィック」「エフェメール(レモン)」の3種類。
「エキセントリック」は、メレンゲにチェリーホイップクリームを乗せ、クリスタルメレンゲチップ(小粒のメレンゲ)でコーティングしたもの。チェリーの甘酸っぱさとメレンゲのサクサク感が絶妙なうえ、口に入れた瞬間溶けてしまうかのような魔法の口どけにまずびっくり。
「マニフィック」は、メレンゲをプラリネホイップクリームで覆い、さらにキャラメリゼしたヘーゼルナッツをまぶしたナッツ感あふれる一品。香ばしいナッツの余韻を残して口の中でふわっと溶けていく感じがたまりません。
「メルベイユ」の季節フレーバーである「エフェメール」は、フランス語で“儚い”という意味。取材時のフレーバーは「レモン」でした。
メレンゲにレモンホイップクリームを乗せ、クリスタルメレンゲチップでコーティングされているため目にも鮮やか。レモンのさわやかな酸味とクリスタルメレンゲチップのサクサク感が暑い季節にぴったり。
季節フレーバーは期間限定なので、味わいたい方はお早めに!
こちらはメレンゲをふんだんに使用したオリジナルドリンク。
ダークチョコレートチップのかかったホイップクリームとドリンクの間にメレンゲがぎっしり。ベースの飲み物はコーヒーかチョコレートドリンク(ともにホットまたはアイス)の2種類から選べますが、チョコレートドリンクの方が人気だそう。
ホイップクリームもチョコドリンクもチョコチップも甘さ控えめ&メレンゲも上品な甘さのため、こんなにがっつり甘そうなルックスからは想像できないくらい軽やかで、メレンゲをサクサク食べつつ、ごくごく飲めちゃいます。
日本でワッフルといえば厚みのあるベルギーワッフルが有名ですが、こちらの「フラマンドル風ワッフル」はご覧の通りの薄さ!フランス産バターをたっぷり使用して薄く焼き上げたワッフルで、クリームをサンドしています。
バニラ風味のバタークリームはシャリシャリとした砂糖の食感を残しつつもやさしい口当たりで、何枚でも食べられちゃいそう。
「クラミック」はフランドル地方のブリオッシュ。テイクアウトで一番人気のチョコレートチップは、すぐに売り切れてしまう日もあるほど。
ボリューミーに見えますが、パン生地はふわふわと軽めで、たっぷり入ったチョコレートチップの甘さも程よいため、ひとりでもぺろっと完食できちゃいます。
内装も細部に至るまでフランス尽くしの「Aux Merveilleux de Fred」。目に入るものすべてにフランスの雰囲気を感じます。
なかなか海外旅行できないご時世ですが、神楽坂までフランス気分を味わいに行ってみては?
■Aux Merveilleux de Fred(おー めるべいゆ どぅ ふれっど)
住所:東京都新宿区矢来町107
TEL:03-5579-8353
営業時間:11〜19時(テイクアウトは9時〜)
定休日:なし
Text・Photo:小山亮子(vivace)
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