本格四川料理「麻辣大学 上野本店」の巨大なゴマ団子【大食いアイドルもえのあずきの絶品グルメ49】
こんにちは!もえあずこと、もえのあずきです。私が実際に食べて本当においしいと思えるグルメ&スイーツをご紹介するこの連載。今回は、本格的な四川料理を気張らず&カジュアルに楽しめる、東京・上野にある「麻辣大学 上野本店(まーらーだいがく うえのほんてん)」をピックアップ!本場・四川省の辛い料理を食べて、暑い夏を夏バテ知らずで乗り切りましょう。“デカ映えグルメ”で話題の「大ゴマ団子」も、ぜひお見逃しなく!ではさっそく「麻辣大学」に入学です♪
Summary
痺れる辛さが特徴!本場の味を再現した四川料理店
今回ご紹介する「麻辣大学 上野本店」は、“辛くて痺れる郷土料理=本場・四川省の味”を、そのまま再現したお店です。辛みの強い香辛料や中国独特の素材をふんだんに使って作られる四川料理の数々は、一度口にしたらやみつきに。
四川料理といえば、山椒の痺れと唐辛子の辛みを合わせた“麻辣(まーらー)”が特徴ですよね!今私が手にしているこの唐辛子は、「麻辣大学」の味の要となるもの。この唐辛子を粉末やペースト状にして、実際にお店で使っています。このほかにも、日本ではあまり使われない、本場・四川省の香辛料も料理の中にたくさん入っているんですよ。
究極の職人技!話題の「大ゴマ団子」
痺れる辛さの四川料理をご紹介する前に、まずはコチラ!“デカ映えグルメ”で今話題の「大ゴマ団子」です!コレすごいでしょ~♪ 直径約40cmもあるんですよ!
唐の時代から中国では、お祝いごとにはこの“巨大なゴマ団子”が登場するそうで、今でも香港の旧正月などで食べられている、縁起のいい料理なんです。
中華お玉にすっぽりと収まっているのは、米粉に砂糖・ゴマ・水を混ぜた「大ゴマ団子」のタネです。タネは、1日寝かせて生地の状態を安定させたものを使うそうです。
このサイズになったら完成です!「大ゴマ団子」作りには、油の温度や回す速度が大きく関係しているそうで、ここを間違えると膨らまないのだとか。見事な職人技に、感動です!
もえあず流「大ゴマ団子」のおすすめの食べ方!
「大ゴマ団子」の表面は、パリパリ&サクサクしているので、お箸を押し当てて球体を少しずつ崩していくと食べやすいですよ!
直径約40cmの「大ゴマ団子」の中は…、実は空洞なんです!ある程度穴をあけたら、こんな風に手でバリバリとちぎって食べましょう♪
ん~、ゴマの風味が際立っていて、とっても美味~♪ ひと言で表わすなら“薄焼きのかりんとう”という感じ。揚げたてなので、パリパリ&サクサクの食感だけでなく、もちもち感もプラスされていて、これはクセになる一品です。かなりのボリュームなので、1人で食べる場合は注意が必要ですよ!
四川料理の辛さを存分に楽しむ「白身魚のスパイシー煮込み」
次にご紹介するのは、本場・四川の辛いメニューです。大量の唐辛子と四川省の青花山椒をたっぷり使った白身魚の煮込みは、ただ辛いだけでなく、すっきりとした後味が特徴のひと品。
作り置きをせず、この料理のためだけに作られる“フレッシュなラー油”も、おいしさの決め手のひとつです。唐辛子・青花山椒・ラー油がふんだんに入った、とんこつベースのスープの中には、白身魚もたっぷり!
この絶妙な味の旨辛スープは、ほかではなかなか出合えないおいしさです♪ とんこつベースのスープが味の厚みを生み出していて、さらにそこに山椒の痺れと唐辛子の辛さが加わることで、より深みのある味に。とろけるほどに柔らかい白身魚と一緒にぜひどうぞ!
四川省独特の漬物を使った「ヤーツァイと豚バラの醤油煮」
最後は“芽菜(ヤーツァイ)”と“豚バラ”を使った醤油煮です。芽菜(ヤーツァイ)というのは、青菜の芽の部分だけを使って作る四川省独特の漬物のこと。日本でいうところの“高菜”のようなものです。
この芽菜(ヤーツァイ)に漬け込んで、6時間ほど蒸した豚肉は、とろっとろでコラーゲンがたっぷり。ドーム状に盛り付けた薄切り豚バラの下には、細かく刻んだ芽菜(ヤーツァイ)が隠れています。
芽菜(ヤーツァイ)を、とろっとろの豚バラ肉でくるんでいただきま~す♪ 味付けにお酢を使っているので、さっぱりとしているのもポイントです。辛い料理があまり得意ではない人は、「ヤーツァイと豚バラの醤油煮」で、四川省の味を満喫してみてはいかがでしょう。
大きなガラス窓からは上野の風景が一望!
「麻辣大学 上野本店」へは、JR上野駅の中央改札から広小路口へと進み3分ほど。京成上野駅からも歩いて約1分という好立地です。広々とした店内には、テーブル席のほか個室(予約制)もあります。
お店はビルの7階。上野恩賜公園の緑や上野駅周辺の景色が一望できる、抜群のロケーションも魅力です!
今回ご紹介した以外にも、小辛から激辛まで辛さの調節ができる「本校自慢のマーボー豆腐」(1100円)や、四川独自の辛味特製スープが麺によく絡んだ「重慶小麺」(950円)など、一度は食べておきたいこだわりの味が大充実の「麻辣大学 上野本店」。テイクアウトも上手に取り入れて、本場の四川料理を堪能してみてはいかがでしょうか。
Text:清沢奈央
Photo:櫻井めぐみ
Hair&Make:長谷川廣樹
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