石川県輪島市の魅力をご紹介!絶品輪島ふぐ&絶景を堪能しよう
石川県・能登半島の先の方に位置する輪島市。どこか懐かしさも感じてしまう、フォトジェニックな棚田の風景や、にぎやかな輪島朝市、美しい輪島塗、そして実は手軽に味わえる「輪島ふぐ」グルメ!まだ知らない旅の魅力がたっぷりあるんです。今回は、美容にもよいというフググルメと絶対に訪れたい観光スポットなど、旬の輪島をご紹介します。
Summery
実はリーズナブル!天然の「輪島ふぐ」に舌鼓
「輪島ふぐ」って聞いたことはありますか?「輪島ふぐ」とは、輪島の港で水揚げされる天然のフグのこと。実は輪島市は、今までに7回も天然フグの漁獲量日本一(※)になっています。マフグ、ゴマフグ、トラフグ、ショウサイフグ、シロサバフグなど、いろんな種類のフグが水揚げされるのですが、輪島ふぐの特長は、なんといってもその食感。日本海の荒波にもまれた身は、とっても引き締まっていて、コリコリとした食感がたまりません!
※農林水産省海面漁業生産統計調査より
輪島市内では、ふぐ刺し、ふぐ鍋、唐揚げなど、おなじみのフグ料理はもちろん、パスタやアヒージョといった洋食メニューでも、気軽にリーズナブルに味わえるんです。輪島市内の各飲食店や宿では、それぞれ創意工夫が凝らされたフグ料理のメニューを提供しています。今までに食べたことのないフグ料理、気になりますよね。
開創700年を迎えた「大本山總持寺祖院」でパワーをいただく
広大な敷地に厳かな空気が漂い、歩くだけでパワーをいただけそうな「大本山總持寺祖院(だいほんざんそうじじそいん)」。国登録有形文化財の山門は、いろんな角度で写真を撮りたくなるほど立派です。總持寺は元享元年(1321)、瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)禅師によって創建されました。明治の大火により、本山は横浜市鶴見区に移されましたが、ここ祖院は、大本山の面影を偲ばせる幽玄な寺院として、たくさんの参拝客が訪れています。
こちらの寺院の中で最大の伽藍、法堂(はっとう)です。欄間には、總持寺を創建した瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)禅師の一生を模した見事な彫刻が施されているので、ぜひ注目してみてください。
これぞニッポンの絶景!日本海に面する棚田「白米千枚田」
世界農業遺産「能登の里山里海」のシンボル的風景がこの「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」。日本海に面した約4ヘクタールの斜面に、1004枚もの棚田が並んでいます。写真を撮るなら「道の駅千枚田ポケットパーク」からの眺望がおすすめ。
一面の田んぼがフォトジェニックな「白米千枚田」ですが、期間限定でもっと映える写真が撮れるイベントがあるんです。その名も「輪島・白米千枚田 あぜのきらめき」。通称「ペットボタル」と呼ばれるLED装置を2万5000個も使い、広大な白米千枚田をライトアップ!15分ごとに、ピンク、グリーン、ゴールド、ブルーの4色に変化しながら光り輝く棚田のイルミネーションは、幻想的でとってもロマンチックです。※2021年10月23日~2022年3月13日まで開催。時間は日没から約4時間。
イキのよさがウリ!「輪島朝市」で買い物&グルメ三昧
日本三大朝市のひとつに数えられる「輪島朝市(わじまあさいち)」。約360mの通り沿いに、鮮魚や干物、工芸品などさまざまな露店がずらっと立ち並びます。その数なんと約200店!この輪島の朝市は、平安時代から続くといわれるほど歴史があります。
せっかく朝市を訪れたなら、ノドグロや輪島ふぐの干物など、地元の味をお土産に買って帰りたいですよね。もしかしたら、お店の人との交渉次第で安くしてもらえることもあるかも!?ちょっぴり早起きして、朝市ならではのグルメやショッピングを楽しみましょう。
輪島塗の魅力を知るならココ!「石川県輪島漆芸美術館」
輪島といえば、輪島塗!ここは世界でも珍しい、漆芸専門の美術館。輪島塗の名品や、人間国宝の作品など、さまざまな輪島塗を見ることができます。ほかにも輪島塗の歴史と文化を製作道具や映像でわかりやすく紹介しているので、その魅力をさらに感じられるはず。沈金箸色付け体験(要予約、要体験料)などちょっとした手作り体験も可能なので、時間があれば挑戦してみたいですね。
うっとりするほど美しい輪島塗。美術館内のミュージアムショップでは、漆器はもちろん、能登の名産品や美術館の公式キャラクター「わんじま」グッズ、オリジナル商品も取り扱っているので、輪島のお土産を買って帰りましょう。
大迫力のキリコ祭りを体感!「輪島キリコ会館」
「キリコ」とは、江戸時代から能登地方に伝わる祭礼で使われる奉燈(ほうとう)のこと。「輪島キリコ会館」には、実際に使われているキリコが大小約30基も展示されています。さらにスクリーンシアターの臨場感ある映像を通して、祭りの様子を体感することができます。
戦国時代、奥能登に攻めてきた上杉謙信を奇襲で追い払ったという話から生まれた伝統芸能「御陣乗太鼓(ごじんじょだいこ)」が、輪島キリコ会館のもてなし広場で実演されています。鬼や亡霊のお面をつけ、海藻の髪を振り乱しながら太鼓を打ち鳴らす(!)という奇襲は、まさに大迫力!この御陣乗太鼓は、県指定の無形民俗文化財になっています。7月から9月はほぼ毎日、10月は土・日曜に輪島キリコ会館もてなし広場で無料実演を開催しています。
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