食・グルメ
2021.09.04
とろとろチーズが覆う！原宿名物「みのりんご」の無水キーマカレー【大食いアイドルもえのあずきの絶品グルメ50】
こんにちは！もえあずこと、もえのあずきです。私が実際に食べて本当においしいと思えるグルメ＆スイーツをご紹介するこの連載。今回は、東京・原宿にあるキーマカレーの人気店「みのりんご」をピックアップ！看板メニューのキーマカレーは、なんと水を一滴も使わず、野菜やお肉のうまみだけで作られているんですよ！とろとろのチーズがたっぷりかかった、キーマチーズカレーも要チェックです♪
Summary
お肉ゴロゴロ！お店自慢の「キーマカレー」
「みのりんご」で味わえるのは、名物のキーマカレーをはじめ、チキン・ポーク・ビーフの4種類です。カレーの種類によって、スパイスはもちろん、うまみを引き出すための野菜や果物も、組合わせを変えて丁寧に作られています。
サラダ油やギー（インドの精製バター）などは一切使っておらず、それぞれのお肉から出る油分＝うまみだけを最大限に生かして作っているので、コク深いのに、もたれにくくとってもヘルシーなカレーなんですよ！
最初にご紹介するのはコチラ！お店の顔でもある「キーマカレー」です。あめ色になるまで2時間以上かけてゆっくり＆じっくり炒めた、うまみとコクが凝縮したタマネギと、少し大きめに挽いた牛と豚の合い挽き肉が特徴の絶品キーマです。
白米を覆うように盛りつける、この芸術的なドーム状のフォルムも魅力のひとつ！温玉（半熟卵）を崩したら、さっそくいただきましょう♪
ん～、お肉の存在感がすごい！肉の一粒一粒にタマネギの甘さとコク、そしてスパイスのふんわりとした香りがぎゅっと詰まっていて、これはクセになる一品です！
キーマカレーには、13種類ほどのスパイスが使われています。うまみのあとにじわじわと訪れる辛さは、ピリピリやジンジンするものではなく、清涼感のあるとっても上品な辛さ。ただ辛いだけでなく、清涼感があるのも「みのりんご」のカレーのポイントなんですよ。
温玉を絡めて食べると、マイルドさがプラスされて、またひと味違ったおいしさに！
とろ～りチーズに覆われた「キーマチーズカレー」
なんやコレ～！はじめて目にする人がみんな驚くという、この正体は…「キーマチーズカレー」です！
実は、先ほどご紹介した「キーマカレー」には、フライドオニオンやコーン、とろ～りチーズやナッツ、ミニトマト、バターなどをトッピングすることができるんです（トッピングは別途50～300円）。
こちらはキーマカレーに「とろ～りチーズ」をトッピングしたもの！なんだかスイーツのようにも見えますが、カレーなんです♪
濃厚なチーズとスパイシーなキーマカレーのおいしさに感動♪ あっという間に完食です。
実は今回、厨房にもおじゃましてきました！普段目にすることができない「キーマチーズカレー」の盛り付けの様子を大公開しちゃいます♪
フライパンに入っているのは、「キーマチーズカレー」ひと皿分のチーズ。トッピングのチーズは、固まりにくいものやなるべく塩気のないものなど、ルーとのバランスを考えて、数種類をオリジナル配合しているのだそう。
温めてとろっとろの状態になったら、温玉を囲むようにチーズを流して…
カレー全体をチーズでコーティングしたら完成です！チーズの上に温玉をのせるのではなく、このようにチーズで温玉を隠してしまうのが、「みのりんご」スタイル！
清涼感のあるカレーの秘密はコレ！
ここで少し「みのりんご」のルーの秘密を！先ほどキーマカレーで“清涼感のある上品な辛さ”とご紹介しましたが、そこにつながるのが、今私が手に持っているコレなんです！
カレー作りには外せない「カルダモン」です。噛むとスーっとしたさわやかさとレモンのような香りのするショウガ科の香辛料で、“スパイスの女王”や“香りの王様”などともよばれているもの。
一般的には、殻のまま鍋に投入して煮込むそうですが、ここ「みのりんご」では、手作業でこんな風に一粒ずつ殻を割って、なかの種を取り出して使っているんです。時間をかけてこのひと手間を行うことが、カレーを口にした際の清涼感につながるのだそうです。
カレーを食べているときに遭遇する“プチッ”とした食感は、このカルダモンの種なんですよ！
キーマとチキンカレーが1つになった「みのりんごスペシャル」
もえあずおすすめ最後のメニューは、「キーマカレー」と「チキンカレー」が一度に味わえる「みのりんごスペシャル」です。
「キーマカレー」が中辛なのに対し、「チキンカレー」は、たっぷりのトマトとヨーグルト、生クリームを使った甘口のカレーです。ほろほろとした柔らかいチキンを、生クリームのこっくりとした甘さとコクが包む、やさしいおいしさのひと品。
「チキンカレー」は単品（900円）でも楽しめますが、お店自慢のこのスペシャルな2種盛りで、中辛と甘口の味の違いを食べ比べてみてはいかがでしょうか！
原宿駅から目と鼻の先！カウンター席で楽しむカレー店
「みのりんご」へは、JR原宿駅・竹下口から歩いて約2分。明治神宮前駅からでも5分ほどで到着です。テイクアウトもOKなので、お店の味をおうちで楽しむこともできますよ！
今回ご紹介した以外にも、食べ応えのあるスペアリブがど～んとのった、か～なり辛口の「ポークカレー 」（900円）や、そのポークカレーよりさらに辛い「ビーフカレー 」（1000円）もあります！ちなみに「ビーフカレー」は超激辛のため、オーダーできるのは、一度「ポークカレー」を食べたことのある人だけ！というルールがあるのでご注意を～♪
Text：清沢奈央
Photo：櫻井めぐみ
Hair&Make：長谷川廣樹
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