【京都】秋の紅葉ビューごはん。はんなり和食と景色を堪能!
京の名所が紅葉に染まり、華やかさが増す秋はすぐそこ! 秋の幸たっぷりの料理を、今だけしか見られない景色とともに味わいましょう。今回は渡月橋や庭園の眺めなどが楽しめる名店6軒を紹介します。
Summary
紅葉に染まる嵐山と渡月橋のコラボレーション
最初に紹介するのは、渡月橋近くの旧邸宅を活用したそば処。国産そばの実を毎日石臼で挽く手打ちそばは、豊かな香りと食感が特徴です。そば茶を使用したそば茶あんチーズケーキ600円などスイーツも楽しめます。2階席からは、嵐山と優美な渡月橋がセットで眺めることができ、特に窓際のカウンター席がおすすめです。
半量ざるそば、半量湯葉おろしそば、ミニ天丼が付いたお得なセットです。
名庭園を眺めながらいただく湯豆腐会席
次は、老舗料理旅館を和モダンな空間に改築した旅館。明治時代の名庭師・七代目 小川治兵衛が手がけた池泉回遊式庭園は必見です。食事のみの利用も可能で、和食はもちろん洋食やアフタヌーンティーなども楽しめます。美しい庭園を眺めながら優雅なひとときを過ごせるでしょう。
醤油ダレの吉野餡で味わう湯豆腐がメイン。全8品でボリューム満点です。
風光明媚な嵐山の借景と和×フレンチの創作料理
続いては、もともと財閥の別荘として使われていた建物を利用したホテルのレストラン。フランスで長年経験を掴んだシェフが、会席料理とフレンチを融合した季節の創作料理を提供しています。開放感抜群のガラス窓からは、嵐山を借景に赤く色づく庭園をひとり占めできます。
旬の味覚を月替わりで提供。盛り付けからも季節が感じられます。
屋形船が行く大堰川と繊細な京料理の共演
続いては嵐山の京料理店。昭和の首相・近衛文麿(このえふみまろ)の別邸を利用した店内からは、秋色に色付く木々の向こうに、大堰川の絶景が楽しめます。秋色に色づく木々の向こうに大堰川を望むロケーションが素敵。ぜひ窓際席の予約を狙ってくださいね。絶景とともに、とろけるような口当たりの湯豆腐と、厳選食材を使用した京料理を堪能してください。
湯豆腐や揚げ出し豆腐、季節の八寸など6品が付くランチ限定のコースです。
東福寺塔頭で味わう秋素材満載の料理
こちらは創業から80年を超える仕出し店で、ご主人が市場で吟味した鮮魚などを使った料理が自慢。秋は東福寺の通常非公開塔頭の栗棘庵で、彩り豊かな秋食材を活用した限定弁当を提供しています。本堂前や、食事をいただく座敷から、秋にしか公開されない庭園を眺めることができます。
サツマイモや栗、紅葉麩など秋らしい20種類以上のおかずが付きます。
■京料理 髙澤(栗棘庵)
住所:京都市東山区本町15-796(東福寺内)
TEL:075-561-6238(京料理 髙澤)
営業時間:11~15時
定休日:無休(栗棘庵は10月下旬~12月初旬のみ営業)
大原の滋味を存分に感じられる京弁当
最後に紹介するのは、三千院近くの料理旅館。昼食のみの利用が可能で、自家菜園の無・減農薬野菜、山菜、川の幸など大原の旬の食材を盛り込んだ料理を提供しています。秋のお楽しみは、広い窓に広がる里山の紅葉。呂川の瀬音が聞こえるテラス席の利用も可能です。宿泊時には、大原温泉の湯も楽しみです。
三千草弁当 3135円
手揚げ風の三段重に、季節のご飯や山菜、魚などが盛り込まれています。
JTBのMOOK『2021秋限定の京都』絶賛発売中
掲載した情報についてもっと知りたい方は、JTBのMOOK『2021秋限定の京都』をご覧ください。
●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをお勧めします。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。
●この記事は『2021秋限定の京都』に掲載した記事をもとに作成しています。