ウェルビーイングなステイが叶うラグジュアリーホテル「ウェスティンホテル東京」へ
世界的なホテルブランド「ウェスティンホテル東京」は、1994年に複合施設「恵比寿ガーデンプレイス」内に開業しました。新しい複合施設に日本初上陸の外資系ホテルがオープンということで当時はかなりの話題に! 開業から27年が経った今でも、伝統とホスピタリティ精神は変わらず、世界中のファンを魅了しています。これぞラグジュアリーホテルステイ!と感嘆のため息が出る「ウェスティンホテル東京」をご案内します。
Summary
ホワイトティーの香りに包まれてチェックイン
JR恵比寿駅東口から動く連結通路、恵比寿スカイウォークを経由して徒歩7分で「ウェスティンホテル東京」に到着。複合施設「恵比寿ガーデンプレイス」の奥、南東に建っています。全438室の客室に8つのレストランやバー、スパ、フィットネススタジオが揃うラグジュアリーホテルです。
エントランスを入れば、このゴージャスなロビーがお出迎え。大理石の重厚な円柱が何本も建ち、90年代という開業当時の時代の勢いを感じずにはいられません!
ゴージャスな空間に見とれていると、心地よい上品な香りに気づきました。なんとフロント近くにあるアロマディフューザーから漂うホワイトティーの香りが、ゲストを出迎えてくれるのです。これは世界中すべてのウェスティンホテルで採用されている香りで、リピーターはこの香りに包まれると「ウェスティンホテルに帰ってきた」と感じるのだとか。
ウェスティンホテルでは「旅先のウェルビーイング」をコンセプトに、Eat Well(イートウェル)、Sleep Well(スリープウェル)など6つのウェルビーイングを通じ、さまざまなサービスを提供しています。こちらの香りのおもてなし、センサリーウェルカムもFeel Well(フィールウェル)のひとつ。館内やバスアメニティなど滞在中に何度も、このホワイトティーの香りに癒やされるはず。気に入れば関連商品を購入することも可能ですよ。
おすすめの客室「エグゼクティブツイン」をルームツアー
いよいよ客室へ! るるぶ&more世代におすすめの客室は、42㎡のエグゼクティブツイン。ダブルベッドを2台置いても余裕の広さで、ふたり旅に最適です。ヨーロピアンクラシックなインテリアが、まるでフランスやイタリアにいるような気分にさせてくれます。
こちらの部屋からは東京タワーが見えました! 東京タワー方面のビューは、周辺に高い建物がなく空が広く感じます。ほどよい高さで東京の街並みが見えるので、夜景にも期待できそうです!
女子にうれしいポイントが、室内に照明付きのドレッサーがあること。こんな立派な三面鏡のドレッサーでメイクするなんて、ホテルでなければなかなか体験できません。持参したメイク道具を広げて、楽しみましょう。
ウェスティンホテルのコンセプト「旅先のウェルビーイング」のひとつ、Sleep Well(スリープウェル)のサービスとして人気なのが、こちらの「ヘブンリーベッド」です。ベッドメーカーのシモンズ社と共同開発したベッドで、マットレスはもちろん、枕やベッドカバーなどのリネン類も含めすべてがオリジナル。“雲の上の寝心地”を体験してください。
ベッドサイドにもSleep Wellのサービスを発見! 「ラベンダーバーム」と呼ばれるロールオンタイプのアロマオイルで、寝る前に手首などに少しオイルをつければ、ラベンダーの香りが快眠に導いてくれるという仕掛け。もちろん、お持ち帰りもOKです!
室内アメニティもチェックしましょう。カウンター上にあるカプセル式のコーヒーメーカーや紅茶、緑茶、ボトル水はすべて無料。客室でもほっとひと息つけますね。
ミニ冷蔵庫に入っているドリンクやアルコールは有料。これだけあれば外に買い出しに行く必要もなく、存分にステイ時間を楽しめます。
引き出しを開ければ、ワインやウィスキー、ジンなどが勢揃い! 海外旅行気分を高めてくれる海外ブランドのおつまみも、旅好きにはうれしい限り。もちろん、こちらのミニバーはすべて有料ですが、飲食店で酒類提供禁止の時期には客室飲みもアリかも。
バスタブとシャワーブースがあるバスルームに、誰もがテンションが上がるはず。恵比寿にある都市型ホテルとは思えない贅沢な広さは、さすがラグジュアリーホテルです。
バスタブがあるとやっぱりうれしくなりますよね。夜や朝にゆっくり湯船につかって、リラックスしましょう。お風呂上がりには、こちらもヘブンリーベッド同様に人気のあるオリジナルバスローブに身を包んで、贅沢なホテルステイを満喫しましょう。
シャワーブースには、ハンドシャワーのほか、レインシャワーも全室完備。湯船につかる時間がないときは、レインシャワーの泡に包まれるだけでもリラックス度が違いますよ!
バスアメニティも、もちろんホワイトティーの香りを採用。チェックイン時に感じたあの上品な香りに、全身包まれてください。
シャンプーやボディソープ以外のアメニティも、必要なものはほぼすべて揃っています。いろいろと家から持参せずとも、身軽にステイを楽しめるのもうれしいですね。
人気のラウンジで季節を感じるアフタヌーンティーを
「ウェスティンホテル東京」といえば、1階にあるロビーラウンジ「ザ・ラウンジ」でのアフタヌーンティーも外せません。季節ごとにテーマを変えて提供されるアフタヌーンティーは、ホテルスイーツ好きの間でも話題です。
2021年の秋は、ホテル初の“栗”をテーマにしたアフタヌーンティーが登場! 和栗やフランス産マロンをふんだんに使ったマロンスイーツを楽しめます。
「和栗のクリームモンブラン」と「京マロンと林檎のモンブラン」の食べ比べができたり、「マロンとチーズのテリーヌ」など新しいマロンスイーツに出合えたり。ホテルメイドの秋スイーツをお見逃しなく!
「ザ・ラウンジ」ではアフタヌーンティーのほか、リゾットやハンバーガーなど多国籍料理も味わえます。高さ約13mを誇る吹き抜けと、大きな窓の外に見えるガーデンの四季折々の風景も楽しみながら、おいしいひとときを過ごしてみませんか。
パリのアパルトマンみたいなスパ「ル・スパ・パリジエン」へ
ラグジュアリーホテルのお楽しみといえば、スパ。4階にあるスパ「ル・スパ・パリジエン」は、その名の通り、パリのアパルトマンをイメージしたヨーロピアンスタイルのスパです。スパもホワイトティーの香りのおもてなし同様、Feel Well(フィールウェル)のコンセプトに基づくサービスです。
予約した施術メニューを受ける前後30分ずつ、こちらのアクアエリア(温浴施設)やリラクゼーションラウンジの利用が可能。施術前に利用したい人は、着替える時間を含め45分前にスパにチェックインして、施術以外の時間も楽しみましょう。
施術前にスパやミストサウナを利用すると施術効果がアップする、という体感値をもつリピーターも多いとか。
スパやミストサウナで汗をかいたあとは、リラクゼーションラウンジでクールダウンしましょう。カーテンで仕切れば半個室状態になるので、周りの目を気にせずリラックスできます。施術料金に含まれる紅茶などをいただき、水分補給もお忘れなく。
クールダウン後は、カウンセリングルームへ。予約していた施術メニューの内容や現状の体調などをセラピストと確認します。なにか不安なことがあれば、セラピストに相談しましょう。
こちらは同性同士で利用できる2名用のトリートメントルーム。全7室のうち、2室が2名利用のトリートメントルームです。友達や母娘などでホテルスパを体験してみるのも旅の記念になりますね。
こちらの2名用トリートメントルームには、銅製のバスタブも! 熱伝導がいいといわれる銅製のバスタブは、あたたかさが持続し、体をしっかり温めてくれるのだそう。バスタブもパリのアパルトマンにありそうなデザインですね。
スパコスメは、フランスのドクターズコスメ「サンパー(SAMPAR)」。デトックス効果が高く、敏感肌にもやさしいと好評です。おすすめは筋膜に着目したボディトリートメント「ファーシャ ボディワーク」90分3万7000円、植物の力で本来の美しさを取り戻すフェイシャルトリートメント「フィト エッセンス フェイシャル」60分2万5000円。
宿泊プラン「グルメエクスペリエンス」で選べるコースディナーをチェック
レストランやバーが8つもあるグルメなホテル「ウェスティンホテル東京」。そんな美食を楽しめるおすすめの宿泊プランが「【グルメエクスペリエンス】3つのレストランから選べるコースディナー付きプラン(夕・朝食付き)」 。鉄板焼・和食・中華から選べるコースディナーと、ブッフェ式の朝食が宿泊料金に含まれるプランです。
選べるコースディナーの1軒目は、22階にある鉄板焼「恵比寿」。空気が澄んだ日には、世界遺産の富士山を望むことも! 美しい夜景も、ディナーのお楽しみのひとつです。
豊かな味わいとさっぱりとしたあと味が特徴の最高級黒毛和牛「恵比寿牛」をはじめ、厳選された食材を熟練のシェフがゲストの目の前で焼き上げる姿は、非日常そのもの。所作も味わいも楽しめる、誰もが大興奮のコースディナーです。
選べるレストラン2軒目は、2階にある日本料理「舞」。侘び寂び感じる枯山水の中庭に面したダイニングで四季折々の食材を使った会席料理や、匠の技が光る江戸前寿司や天ぷらなどを提供しています。お食い初めや結納など、人生の節目に選ばれる由緒正しい日本料理店です。
こちらの「流儀コース」は、前菜やメインの組み合わせを選べるプリフィックのディナーコース。美しく繊細な盛り付けの本格的な日本料理は、普段の生活ではなかなか出合えないので貴重ですね。
選べるレストラン最後の3軒目は、2階にある広東料理「龍天門」。カーペットには雲がダイナミックに描かれ、天井には龍の背中のような飾りが施され、まさに「龍の宮殿」といったゴージャスでモダンな空間です。
本場香港で修行を積んだ広東料理ひと筋30年というシェフが作る料理は、広東料理の神髄を味わえます。伝統的な広東料理からモダンにアレンジしたオリジナル料理まで、ここでしか出合えない絶品ばかりです。以上「ウェスティンホテル東京」が誇る3つのレストランから、あなたはどのコースディナーを選びますか。
翌朝は1階にあるオールデイダイニングの「ザ・テラス」で朝食をいただきます。四季を感じるガーデンに面した席で、心地いい朝日を浴びれば体も頭もスイッチがオンになりますね。
どの国のゲストも楽しめるよう、インターナショナルなブッフェメニューは常時50種以上。朝食ではオムレツや具材を選べるヌードルステーションなどが人気です。
もちろん、食事シーンでもホテルコンセプトのひとつ「Eat Well(イートウェル)」のサービスがあります。ブッフェ式の朝食のほか、「イートウェルメニュー」という素材や調理法にこだわった栄養価の高いアラカルトメニューを注文することができたり、インルームダイニングで「イートウェルブレックファスト」3500円に切り替えることも可能。ジュースやブレッドなどを野菜ジュースや全粒粉ブレッドを選択することで、よりヘルシーな朝食をいただくことが可能です。
泊まる前より、泊まった後の方が元気になれる。ゲストのウェルビーイングを大切に、さまざまな工夫やサービスが提供されています。たまには日常を忘れて「ウェスティンホテル東京」で体も心もリフレッシュするステイケーションを楽しんでみませんか。
■ウェスティンホテル東京
住所:東京都目黒区三田1-4-1
TEL:03-5423-7000
チェックイン:15時
チェックアウト:12時
料金:エグゼクティブルーム(1室2名利用時)基本料金7万5000円(税・サービス料込)
アクセス:JR恵比寿駅東出口から恵比寿スカイウォークで徒歩7分
Text:山田裕子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平
※写真の一部はウェスティンホテル東京提供
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