ココ・シャネルの名言日めくりカレンダーが発売! 〝Self Love〟を後押しする言葉と共に過ごそう

ココ・シャネルの名言日めくりカレンダーが発売! 〝Self Love〟を後押しする言葉と共に過ごそう

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世界中の女性を夢中にする、パリ発ブランド「CHANEL」の創業者かつファッションデザイナー、ココ・シャネル(以下、シャネル)。2021年9月14日(火)、シャネルの名言を31集めた日めくりカレンダー『もっと自分らしく生きる ココ・シャネル31の言葉日めくり』が発売されます!強くポジティブに夢を叶え、恋多き女性としても知られるシャネルの残した言葉は、どれも素敵で前向きになれるものばかり。今回は、日めくりカレンダーの中より、内側から美しくなる〝Self LOVE(自己愛・自分を大切にする)〟を後押ししてくれるココ・シャネルの言葉たちを、3つ厳選して紹介します!

Summary

「ココ・シャネル」とは、どんな女性?

ガブリエル・ボヌール・シャネル(通称 ココ・シャネル)は、ブランド「CHANEL」の創始者であり、20世紀を代表するフランスのファッションデザイナーです。機能や利便性を徹底的に追及した、シンプルで贅沢かつ革新的なファッションアイテムを続々と世に送り出し、前時代の価値観を転覆させながら、20世紀の自立した女性の社会進出をファッションの側面から後押ししました。

リトルブラックドレス、シャネルスーツ、チェーンつきバッグ、リップスティック、2021年に生誕100周年を迎える香水「No. 5」をはじめ、彼女の作り出した多数のアイコンたちは、今なお世界中の女性たちの心を惹きつけます。ファッションデザイナーとしての活躍に限らず、先進的でドラマティックな生き方や彼女の残した言葉たちは後世にインスピレーションを与え続けており、今でも多くの女性を魅了しています。(文・監修:中野香織)

名言1.「プライドがある人はひとつだけ素晴らしいことを知っている。自由よ!」

あらゆる場面で男性の権力が強く女性の立場が弱かった時代に、シャネルは自分が誇り高く自由に生きるためには、なんとしても経済的独立を成し遂げなければならない、と考えていました。

最初の愛人エティエンヌ・バルサンに社交界に導き入れられ、バルサンの友人でもあったアーサー・カペルを次の愛人として初期の経済的援助を受けたということはありましたが、それを「踏み台」としてシャネルは経済的自立の基盤を獲得します。その後、アーサーにも借金を返済し、経済的自由とともに、自分の思うままに行動できる人生を獲得したシャネルは、新しい時代の女性のためのファッションを次々に提案し、20世紀の女性解放をファッションの側面から実現していきました。 ヨーロッパ一の富豪だったウェストミンスター公爵からのプロポーズも辞退しました。その理由は、「ウェストミンスター公爵夫人は何人もいるけど、ココ・シャネルはひとりだけ」だから。愛の束縛よりも、誇り高い自由を選んだシャネルは、恋多き人生だったものの生涯、未婚を貫き「マドモワゼル」を通しました。自由は、それほど価値の大きいものと考えていたのです。

ひと目ばかりを気にする自己規制はやめて、自分が自分として生きること。シャネルが教えてくれた自由の素晴らしさは、現代を生きる私たちにも勇気を与えてくれますね。(文・監修:中野香織)

名言2.「変化とは、前触れもなく突然来るものであってはだめ。新しい考えに目が慣れる時間を与えなくては」

今でこそジェンダーフリーがあたりまえになり、女性がメンズライクな服を着ることも選択肢のひとつになっていますが、20世紀の初頭、女性が馬に乗るときは横すわりで乗るものとされていた時代に、シャネルが乗馬ズボンをはいて馬にまたがり、男物のコートを着たりしたことは、驚きとともに受け止められました。 ところが第一次大戦後、調教助手が使っていたジャージーなどの動きやすい素材を用いて、シャネルが「自分で着ていた」ような機能的な服を作ったとき、彼女の服は爆発的に売れます。後に「厩舎のファッションが競馬場のファッションに勝った」とシャネルは語っていますが、時代の変化とともに、機能や着心地に対するシャネルの先見性にようやく世間の目が慣れて追いついた、と見ることができます。

歴史を振り返ってみると、時代の先を見て新しいものを世に出した人は、当初、バッシングを受け、周囲に受け入れられるまでに時間がかかった人もたくさんいます。見慣れないこと、現状が変わることは、多くの人にとっては警戒すべきことなのかもしれませんね。しかし、信念をもって続けていれば、時流とともに人の目も頭も慣れ、正しいものが勝ち残っていくとシャネルは教えてくれます。(文・監修:中野香織)

名言3.「私はいつか火を噴く活火山」

シャネルは人にへつらったり、卑屈になったり、考えを曲げたりすることは決してありませんでした。幼少期のつらい育ちのおかげで強い性格ができあがった、と自己分析しています。いつもひとから離れて独立独歩、それが力と成功の秘密でもある、と。そのような内面の強さ、しぐさ、声、目つき、筋張った顔、傲慢な表情、すべてを形容して「いつか火を噴く活火山」と自称しています。 近づいたらやけどしそうな情熱、まさにそこに魅了されたであろう多くの著名な同時代人と、シャネルは幅広いネットワークを築いています。まだ階級意識が根強く残る時代のヨーロッパで、孤児からスタートしながら、階級を超えてかくも広く豊かなネットワークを築くことができたことには目をみはります。

「私にはムリ」と端からあきらめる前に、他人の意見に流されることなく、自分自身と深く向き合うことで力の源泉を獲得したシャネルから学ぶことは、まだまだ多いのではないでしょうか。(文・監修:中野香織)

シャネルの言葉と共に、毎日を元気に生きる

今回ご紹介した言葉をはじめ、カレンダーにはココ・シャネルの力強く、そして元気が湧いてくる言葉がたくさん詰まっています。モノトーンを基調に、大人女子がきゅんとするピンク色をあしらったデザイン、様々なシャネルの表情を写した写真、アンティークなパリの風景写真などがぎゅっと詰まった、インテリアにもぴったりなカレンダーになっています。

変化する世界の中で、人々の生き方にも変化が生まれるなか、人生や自分自身のあり方を新たに見つめなおす人も増えてきています。 悩める大人女子の背中を押してくれるような、内側から強く美しくなれる言葉を日常に添えて、自分らしく生きることを楽しみませんか ?

ココ・シャネルの名言を日常に取り入れたい!という方は、
『もっと自分らしく生きる ココ・シャネル31の言葉日めくり』をチェック!
2021年9月14日(火)発売
発行:JTBパブリッシング、監修:中野香織

●掲載の内容は制作時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は『もっと自分らしく生きる ココ・シャネル31の言葉日めくり』に掲載した記事をもとに作成しています。

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