「ザ・ホテル青龍 京都清水」のデュカス・パリ監修レストラン「ブノワ 京都」から初のアフタヌーンティー登場
ベルサイユ宮殿内のレストランも監修するフランス料理界の巨匠、アラン・デュカスが設立したデュカス・パリ監修による「BENOIT Kyoto(ブノワ 京都)」が、2021年7月1日(木)から、「ブノワ 京都」初となるアフタヌーンティーの販売をスタート。さっそくいただいてきました!
フランス料理界の巨匠アラン・デュカスのエスプリを「ブノワ 京都」で体感
「ブノワ 京都」があるのは、京都きっての観光地・清水エリア。元清水小学校を保存・活用したホテル「ザ・ホテル青龍 京都清水」の敷地内別棟です。
「ブノワ 京都」は、フランスの伝統的なビストロ料理に、日本ならではの四季折々のエッセンスをプラスしたモダンで繊細なメニューが人気のフレンチレストラン。店内の大きくとられた窓からは、清水エリアのアイコン的な存在である「法観寺・八坂の塔」が見え、京都らしさも味わえます。
壁には、アラン・デュカス自らが選んだアンティークのポスターが飾られ、家具やバーカウンターはフランスの蚤の市で選んだアンティークが使われるなど、和洋の古典が溶け合う素敵な空間。かつて校庭があった緑豊かな中庭を望む、開放的なテラス席もあります。
「ブノワ 京都」初のアフタヌーンティーの全貌
さて、気になる「ブノワ 京都」初となるアフタヌーンティーの内容ですが、この日のラインナップはこちら。(季節により内容が変わります)
<トレー盛りの焼き菓子>
・抹茶シュー
・「ル・ショコラ・アラン・デュカス」のチョコレートとヘーゼルナッツのコンポジション
・季節のフルーツとココアのタルト
・レモンと柚のタルト
・ヘーゼルナッツのフィナンシェ
・「ル・ショコラ・アラン・デュカス」チョコレートとゴマのビスケット
<スイーツ>
・サヴァラン・アルマニャック・シャンティ
・クロティッドクリーム ・ジャム2種(マーマレード、ラズベリー)
<セイボリー >
・クリスピーサンドウィッチ(フォアグラ、玉葱、ピスタチオ、紫蘇)
・シュリンプトースト(海老、卵、ごま油、海苔、かつお節)
・ロブスターロール(ロブスター、シトラス、バジル)
<フリーフロードリンク>
・コーヒー ・カフェラテ ・カプチーノ ・エスプレッソ ・紅茶(アッサム)・ルイボス・アールグレイ
・ハーブティー(ミント、カモミール、ヴェルヴェーヌ)
サービスのウェルカムドリンクで喉を潤して、料理の到着を待ちます。
まずは、焼きたてスコーン。自家製の2種類のジャム、ふわふわの舌触りのホイップバターをお好みで付けていただきます。
1912年パリにオープンして以来100年以上続く老舗ビストロ「ブノワ」の象徴的なデザートで洋酒の香りが上品な「サヴァラン・アルマニャック・ シャンティ」をはじめ、ひと口サイズの焼き菓子は見た目も味も通常サイズと変わらない完成度。
焼き菓子のなかには「ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房」のショコラを使用したアイテムが2種類入ります。手前のツヤツヤと輝く「チョコレートとヘーゼルナッツのコンポジション」がそのひとつ。最高品質のカカオ豆を使ったチョコレートの風味が、言葉では表現できないほどのおいしさ。もうひとつのチョコレート菓子「チョコレートとゴマのビスケット」も、ゴマの存在感がしっかり立っていて非常に美味。「あぁ、おいしい…」の余韻が何回も楽しめます。
そして、セイボリー。アフタヌーンティーの主役はスイーツで、セイボリーは「塩気で舌を整える存在」くらいにしか思っていなかったのですが、「ブノワ 京都」のセイボリーは違います。さすが。
フランス料理の高級食材を使った「ブノワ 京都」のセイボリー。例えば「クリスピーサンドウィッチ」は、フォアグラとピスタチオと紫蘇という想像を超えた組み合わせ。この組み合わせが、こんなにおいしくなるなんて…、感動。アフタヌーンティーだけじゃなくてランチやディナーも食べたくなりました。
焼き菓子のときはコーヒー、食事のあとにはヴェルヴェーヌ(レモンバーベナ)のハーブティーと、フリーフローも存分に楽しんで「ごちそうさま」。
贅沢をすると決めた日は、とびっきりの贅沢を。「ブノワ京都」の滞在時間はそんな欲求を余すことなく満たしてくれます。たまにはドレスアップして出かける日があってもいいですね。
Text:京都ライター事務所 小西尋子
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