【京都】2021年の鴨川の川床は10月末まで延長!「眺河 先斗町 華」で京料理を楽しもう
京都の夏の風物詩「川床」。毎年5月1日~9月末に営業を行う鴨川の川床ですが、2021年は最長で10月末まで期間を延長することが決まっています。せっかく10月も楽しめるのであれば、この機会に“秋の川床”デビューしてみませんか。秋風が吹き抜ける川床は換気も万全で安心です! 今回は、そんな川床デビューにおすすめのお店をご紹介します。
京情緒あふれる先斗町にたたずむ京料理店
京都五花街のひとつに数えられる先斗町。石畳の通りに提灯が続き、夜になると京都らしい情緒が漂います。
今回ご紹介するのは、そんな先斗町にたたずむ「眺河 先斗町 華」。店名のとおり、「河」を「眺」めることができる贅沢なロケーションが自慢で、店内も鴨川を望めるお部屋がたくさん。建物は築100年以上で、以前も料理屋さんとして使われていたのだとか。造りや内装は当時のまま受け継がれているそうです。
花街にあるお店とあって、芸舞妓さんが来られることも多いのだとか。玄関には、舞妓さんのうちわがズラリと並んでいました。
店内には、鴨川を望むお座敷のほか、プライベート感のある完全個室も。時間帯やシーンによって部屋を使い分けできるのは便利ですよね。落ち着いた雰囲気なので、改まった食事や接待などで重宝されるというのも納得です。
10月31日まで延長! 南座を望む川床席で秋の風を感じよう
こちらが自慢の川床席です。鴨川沿いのお店の中では広めの川床ですが、今年は例年の約半分に席数を減らして、スペースをゆったり取られているので安心。最近は、和食のお店でも川床にテーブル&椅子席が用意されているので、長時間でもゆっくりくつろげるのがいいですね。年配のお客さんも安心です。
盆地の京都は夏の暑さが厳しいので、7月や8月は夜でも気温が高いことがしばしば。(それでも、冷たいビール片手に過ごす川床でのひと時はたまりませんが!)「9月や10月は気持ちいいだろうな~」と、常々思っていましたが、今年は10月までということで、やっとその願いが届いた気分です! 秋の川床、ぜひ体験しておきたいですね。
こちらのお店はランチもディナーも営業されているので、昼なら開放感たっぷり、夜は涼しい夜風を肌に感じながらのひと時を過ごすことができます。10月下旬になると、肌寒く感じる日も多いかもしれませんので、上着を用意しておきたいですね。その頃には、温かい料理がさらにおいしく感じられそう…♪
伝統と自由な発想を掛け合わせた京懐石を味わう
川床もいいですが、やはりお楽しみはお料理。こちらでいただけるのは、伝統的な和食を基本としながらも、自由な発想やスタイルを盛り込んだ懐石です。前菜や造り、焼物、揚げ物など、全8品が楽しめる京懐石は6050円。とろけるような湯豆腐をはじめ、生麩・湯葉など京都らしい食材を使ったメニューは、観光客の方にも喜ばれています。
食材はもちろん、ドリンクも京都産にこだわり、京都の地酒はもちろん、丹波ワインや京都麦酒なども取り揃えています。鴨川を眺めながら、京都ならではの料理とお酒を楽しみたいですね。ちなみに、鴨川の向こうに見えているのは歌舞伎でおなじみの南座です。南座は夜になるとライトアップされて、華やかな雰囲気を感じることができますよ。
2021年の鴨川の川床は10月31日まで! お店によって川床の営業スケジュールは多少異なりますが、こちらでは10月最後の31日まで営業予定だそう。例年は体験できない10月の川床が楽しめるのは、今年だけです。ぜひこの貴重なチャンスに、“秋の川床”を楽しんでみませんか。
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