【大阪・庄内】これぞザ・昭和レトロ「喫茶初恋」の固めプリン&クリームソーダ

【大阪・庄内】これぞザ・昭和レトロ「喫茶初恋」の固めプリン&クリームソーダ

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阪急「大阪梅田駅」から急行で約10分。「庄内駅」から徒歩すぐにある「喫茶初恋」は、かつてラウンジだったお店をそのまま活用したおやつ専門の喫茶店。昔ながらの調度品に囲まれたほんのり暗い店内は、時が止まったような雰囲気に満ちています。ほっこりおいしい固めのプリンと昔ながらのクリームソーダをいただけば、なんだか妙に落ち着いてしまうはず。

Summary

かつてのお店をそのまま活用した「喫茶初恋」

大阪・ミナミで人気の坦々麺店「たぶっちゃん」を営んでいたオーナー・田淵さんが、コロナ禍において“おやつが食べられる昼間だけの喫茶店”を開きたいと物件探しをスタート。偶然見つかったこの店舗の佇まいが気に入り、ほとんど手を加えずに2020年11月、「喫茶初恋」をオープンさせました。

店内は重厚なカウンターが中心。ラウンジらしさをふんだんに残しますが、お酒の提供は一切ありません。

ベルベットの椅子が目を引くテーブル席
ベルベットの椅子が目を引くテーブル席

「この物件をひと目見て“うわ、めっちゃおもろい!”って、すぐに決めました。お店作りにはそれほどこだわりはないのですが、自分が“おもろい”と思うかどうかは大事にしています」と田淵さん。“初恋”という店名も「ダサさを追求したかった」とのこと。

これぞレトロ喫茶。固めの「プリン」でひと息

同店で話題を呼んでいるメニュー表をご紹介しましょう。ブレンドコーヒー、アイスコーヒーなど一般的な商品名の横に、何やら気になる文章が。

“もう子供じゃないの。夢見る両思い今は片想い”
“またこの場所であいましょう。花屋の上のカフェテラス”
“あなたとは恋人ごっこなの”

これらはメニューそれぞれに付くサブタイトルです。
「おもろいことをしたいと考えていて思いついたんですけど、特にメニューの内容とは関係ありません。これで意味付けると逆にサブいかな(笑)」と、かなり絶妙なさじ加減。

「プリン -恋は哀しみのジェラシー-」400円
「プリン -恋は哀しみのジェラシー-」400円

そんな同店で人気のデザートといえば、卵の風味がしっかり生きた「プリン」。レトロな食器にちょこんと入ったおしゃまなルックスがたまりません。

食感は固めで、ぷるんとほどよい弾力が楽しめます。たっぷりの生クリームと一緒に食べれば、卵の風味と生クリームのコクに大満足。なみなみと入ったカラメルがしっかりほろ苦いので、大人っぽさも感じます。

クリームとアイスが乗った昔ながらの「クリームソーダ」も人気

「メロンクリームソーダ -初恋の味(ひと)。そうあの人は恋どろぼう-」600円
「メロンクリームソーダ -初恋の味(ひと)。そうあの人は恋どろぼう-」600円

ドリンクならメロンソーダに生クリームとバニラアイスを浮かべた「メロンクリームソーダ」を。ぽってりとしたグラス入ったシュワシュワ弾けるソーダが、残暑をひと時やわらげてくれるよう。

アイスが乗ったフロート類は、ほかにもコーヒーやカフェオレ、コーラ、オレンジなど多彩にラインナップ。いずれもぽってりグラスとハートのストローとともに登場します。アイスも生クリームも多めなので、これ1杯だけでも満足できちゃいます。

目を引くサブタイトルやレトロなお店の雰囲気、田淵さんの気さくな人柄など、魅力的なポイントがたくさんの「喫茶初恋」。ホッとひと息つきに来てみませんか?

(営業状況等はInstagramでお知らせ https://www.instagram.com/tabuchi0425/)



Text:木村桂子(ウエストプラン)

●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
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