福井にフォトジェニックグルメが誕生!フォトグラファーもろんのんと味わう「粋福(ふくいっぷく)グルメ」
福井ならではの食を使った、美味しくて写真映えする「粋福(ふくいっぷく)グルメ」。福井市内のお店で次々と提供がスタート。編集部では、人気トラベルフォトグラファーのもろんのんさんと一緒に福井へGO!おいしいだけじゃなく、見た目もインスタ映えするおすすめ7店舗をご紹介します。いつもの写真がもっとフォトジェニックに撮れる秘訣も教えてもらっちゃいました。
Summery
「粋福」とは、①旅の途中でひと休みする「一服」、②派手さはなくとも奥ゆかしく、深みがある素材という意味での「粋」と、福井の日々の暮らしの中に溢れているいろいろな幸福という意味での「福」、③「ふくい」の旅の途中での「いっぷく」。それらをまとめて「ふくいっぷく」という読みで表現しています。
「粋福」は粋福パフェ、粋福ごはん、粋福パエリア、粋福こびりと4つのメニューがあります。基本レシピを使ってそれぞれのお店がアレンジ。各店舗の個性が感じられるのも魅力です!見て驚いて、楽しく撮って、食べて幸せ。旅のあとはフォトジェニックな画像で思い出を楽しむ。
おいしくて楽しくて幸せな気分になれる、そんな「粋福(ふくいっぷく)グルメ」をご紹介!
こだわりのきな粉ソフトが絶品!【ごーる堂】
福井市中心部から車で約30分。山間部へと進んでいくと、小さなログハウス風のお店が現れます。ここは大豆製粉業を営む「ごーる堂」の直営店。健康食材でもある大豆と国産豆乳など100%植物性素材で作られた「豆乳ソフト」が人気です。牛乳・卵不使用なので、「アレルギーでアイスを諦めていた」という人が県外からも訪れているそう。一番人気は越前きなこソフトで、きなこ風味の香ばしさと、やさしい味が特徴です。
店舗横にこの夏できた縁側と、美しい山々を眺望できる無料休憩所は、そこに座っているだけで、のんびりとした気分になれます。
今回いただいた「粋福パフェ」(1080円)。オリジナルの豆乳きなこソフトの下は、いちごのコンポートジュレの赤、ローヤルさわやかという福井のご当地ドリンクのジュレの緑、ジンジャーエールジュレの黄と、3つの鮮やかなカラーがポイント。香ばしいソフトと3つのジュレのコンビネーションが絶妙です!
フルーツたっぷりの贅沢パフェ【GIORNO Fukui,】【Giorno Re:fresh bar】
「GIORNO Fukui,」ではフレッシュジュースはもちろん、スイーツにフルーツサンド、カクテルなど、福井県産の旬のフルーツを中心にいろいろな形、味わいが楽しめます。アルコールが苦手な人にはノンアルのモクテルがあるのもうれしい!昼飲みも夜のカフェのみ利用もOKなのでいろんなシーンで利用できます。
JR福井駅前通りですが、店内はとても静かです。テーブルや椅子など家具もこだわったいろんなタイプがあって、その日の気分で選んでも楽しいかも。また地下階段横にある、小ぢんまりしたスペースは、秘密基地的な雰囲気でおすすめです。
「粋福パフェ」(1500円)は、ゴージャス、そして贅沢さ満載の大人パフェ。秋が旬のぶどう、シャインマスカットとピオーネを惜しげもなく盛り付けたその下には、生クリームや羽二重餅、ローヤルさわやかジュレ、グラノーラ、パンナコッタが続きます。フルーツやクリームの甘さの下に、それらをしっかりまとめてくれるのは、最後のビターな生チョコ。
冬~春はいちご、夏はメロンと、季節毎にメインとなるフルーツが変わります。豪華かつたっぷりなフルーツは、自分へのご褒美スイーツにもおすすめ!ここから徒歩約15分にある「Giorno Re:fresh bar」でも食べることができます。
■GIORNO Fukui(ジョルノ フクイ)
住所:福井県福井市中央1-10-10
電話:0776-89-1612
営業時間:12~24時(日曜、祝日17時まで)
定休日:不定休
■Giorno Re:fresh bar(ジョルノ リフレッシュ バー)
住所:福井県福井市順化1-17-29 SK館1階
電話:0776-50-2715
営業時間:20時~午前3時
定休日:日曜、祝日
福井名物てんこもり!【旬香逎燈 煙や】
JR福井駅から歩いて数分、路地を1本入ったところにある隠れ家的なお店です。厳選された食材の中でも、特におすすめはオーナー自ら目利きした魚介類です。越前漁港や河野漁港から水揚げされた新鮮なものばかりで冬には「越前がに」も登場。食材のおいしさと、ここならではの調理法が加わり、「今まで知らなかったおいしさ」に舌鼓。店内はしっとりと落ち着いた雰囲気で、1階は大きなカウンターとテーブル席、2階は個室があります。
福井は地酒が美味しいことでも有名。煙やは日本酒の種類も豊富で、提供時にはお酒の特徴が書かれた札が付いています。豊富に用意されたおちょこから、気分に合わせて好きなものをチョイス。料理と合わせながら、福井のお気に入りの銘柄を見つけてみて。
福井の海の幸、山の幸がたっぷり味わえる「粋福ごはん」(4400円)。若狭牛レアカツ、若狭牛ハラミ炭火焼、甘鯛若狭地焼き、福井の地魚のばらちらしなど、どこから食べようか迷ってしまうほど。4つの桝の1つには、新鮮な旬の福井の野菜がたっぷり。野菜のいろんな食感が楽しめます!
福井の地魚のばらちらしの酢飯は、県内池田町産の無農薬無化学肥料米「極(きわめ)」と赤酢を使用。地野菜は、ほんの少しだけ火を入れた生食感がポイントです
■旬香逎燈 煙や
住所:福井県福井市大手2-7-23
電話:0776-25-0088
営業時間:17時30分~24時
定休日:日曜(祝日の場合は翌日)
駅近で絶品海鮮ごはんを味わう【くずし割烹 ぼんた】【くずし割烹 ぼんた個室お二階】
鮮魚、若狭牛、おろしそば、ソースカツ丼など福井の味がひと通り味わえて、メニューが豊富でリーズナブル。1階「くずし割烹 ぼんた」はカウンターとテーブル席、2階は全席個室の「くずし割烹 ぼんた個室お二階」です。居酒屋的にカジュアルに利用するも良し、落ち着いた雰囲気でゆっくり味わうも良し。その日の気分やシーン、メンバーで使い分けができると地元でも人気です。
4つの桝で構成される「粋福ごはん」。その中の1桝と地酒をセットで「ちょい桝セット」(1650円)として楽しめます。魚介を食べようか、肉料理にしようか、お漬物で一杯と考えながら、結局4つとも注文する人もいるそう。もちろん、地酒に合わせて料理を選ぶのもおすすめです。
「粋福ごはん」(3300円)。若狭牛の和ローストビーフに、越前鶏の炭火焼、若狭グジの昆布締め、三国産甘エビ、越前産イカ、いちほまれの酢飯、地酒黒龍使用のチョコテリーヌなど、福井のさまざまな味が4つの桝にたっぷり。1桝から注文できる(1100円)のでまずは好きな枡を味わうのもOK。
JR福井駅からすぐで、地元はもちろん県外出身の常連さんも多いよう。年2回はメニューが見直され、常に新しい福井の旬が味わえます。冬は味覚の王者、越前がにもメニューに加わります。
■くずし割烹 ぼんた
住所:福井県福井市中央1-2-1 ハピリン1階
電話:0776-43-0997
営業時間:11時30分~23時
定休日:ハピリンに準ずる
■くずし割烹 ぼんた個室お二階
住所:福井県福井市中央1-2-1 ハピリン2階
電話:0776-97-5662
営業時間:14~23時(フード22時LO、ドリンク22時30分LO)
定休日:ハピリンに準ずる
地元民に愛されるイタリアンで味わう絶品パエリア【クッチーナ】
「クッチーナ」は、今年で30周年を迎える地元に愛されているイタリアン。ランチはもちろん、アラカルトメニューが豊富なディナーも人気で、3世代で通う常連さんも多いんだそう。料理を楽しんだ後は、季節の手作りドルチェもお忘れなく。ドルチェの盛り合わせはとってもお得です。壁や床などの素材からこだわった、本場イタリアの雰囲気を感じさせる店内も素敵です。
オーナー夫妻の田中淳也さんと清美さん。シンプルながら食材を吟味したメニューの大半は、シェフの淳也さんが実際にイタリアに赴いた際に出会った郷土料理です。
「粋福パエリア」(1人前1700円、2人前から要予約)は、ふくいサーモンや地元の白山ポーク、イカ、エビ、ムール貝、地元産野菜など、とにかく具材が盛りだくさん。それらの旨味をたっぷり含んでいるのが、福井県産パエリア用米、越のリゾットです。
イタリアのサルデーニャ島の名物でもあるパエリア。運ばれてきた瞬間、テーブルの周りは海老の旨味がギュッと詰まった香りでいっぱいに! 鉄鍋なのでアツアツも続きます。
■クッチーナ
住所:福井県福井市中央1-19-20 吉田ビル2階
電話:0776-24-8803
営業時間:11時30分~14時(13時30分LO)、17時30分〜21時(20時LO)
定休日:火曜、第1木曜、第3水曜(祝日の場合は営業)
ほっと一息休憩におすすめ【こびり庵】
福井市東郷地区の情報発信と、地元の人たちが気軽に立ち寄れるアンテナショップ。店名の「こびり」とは、おやつのこと。おろしそば+ミニカツ丼セットやオムライスなど定番メニューとおつくねが大好評。東郷地区は米どころ福井県の中でも有名で「おつくね」はこの地域の方言で、おにぎりのことをいいます。
手前にテーブル席、奥にはちゃぶ台がある小上がり。小上がりにはいろいろな種類の本があるので、読書をしたり、のんびり過ごすのもおすすめ。また、ここでは大人だけでなく、毎週月曜日には子ども達が経営する駄菓子屋「とうごうっこのだがしや」が開店、地元の子ども達の憩いのスペースにもなっています。
「粋福こびり」(200円 定食とのセットメニュー)。近隣にある日本のポンペイ、一乗谷朝倉氏遺跡を「掘り返す」をコンセプトに作られました。海の上にある里山をイメージした構成で、里山の素材として県特産品の里いもをチョイス、ムースに仕上げました。その上には鮮やかな赤、越のルビーのジュレです。食後を想定した小さなデザートですが、見た目以上に食べ応えがあります。
「粋福こびり」の下に敷いてあるのは、実は手作り越前和紙のブックカバーです。この他にも、越前和紙の雑貨などが販売されています。
■こびり庵
住所:福井県福井市東郷二ケ町35-4
電話:0776-41-8118
営業時間:10~15時(ランチタイム14時まで)、17~22時
定休日:月・土・日曜
地元の旬を手作りでおもてなし【道の駅一乗谷あさくら水の駅内 おもてなし処水車】
「道の駅一乗谷あさくら水の駅」は人と水との深いかかわりをコンセプトにした道の駅です。施設のシンボルとなっているのは、建物横にある三連水車。園内の水路に1年を通して水を送っていて、敷地内のあちこちで水の流れを感じることができます。「道の駅一乗谷あさくら水の駅」では特産品や地場野菜が購入でき、おもてなし処水車では、福井の郷土グルメが味わえます。さらにはビオトープや芝生広場もあり、農業体験もできるなど自然いっぱいの道の駅です。初夏のビオトープでは、ホタルも見られるそう!
道の駅内にある「おもてなし処水車」で味わえる、旬と地元、そして手作りを基本に作られた「粋福パフェ」(800円)。こぼれそうな旬のフルーツを支えているのは、濃厚なミルク味のソフトクリーム。手作りフロランタンもその脇を支えます。別添えの軽く炒った「福井県産のそばの実」は、ソフトクリームに直接かけると、そばの実の香ばしさとプチプチとした食感がアクセントになります。フルーツは季節に応じて変わります。
おもてなし処水車では、地元グルメや郷土料理、オリジナルスイーツが味わえます。テラス席ではペットと同伴OKで、なんと犬用のおやつも販売しています。
■道の駅一乗谷あさくら水の駅内 おもてなし処 水車
住所:福井県福井市安波賀中島町1-1-1
電話:0776-41-2777
営業時間:10~17時(16時30分LO)
定休日:なし
福井市公式サイトでは、この記事で紹介できなかった『粋福グルメ』を扱う全店舗をご紹介しています。もっと知りたい方はこちらから!
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