おでかけ
2021.09.21
世界のどこにもない世界！神戸に新感覚の都市型アクアリウム「átoa」誕生
10月29日、新港突堤西地区（神戸市中央区）に誕生する、都市型アクアリウム「átoa（アトア）」。átoaは、Aquariumu（水族館） to（と） Art（アート）が掛け合わされた造語です。約100種類、3000点もの生きものが共存するのは、デジタルアートや舞台芸術といったアート空間の中。「世界のどこにもない世界」が早くも話題です。
Summary
六甲の地形の成り立ちを表現！まるで現代美術館のような外観
神戸市がある六甲の地は、100万年以上も前に、地面の隆起と水による浸食で形成されたといわれています。そんな六甲の地の成り立ちを体現したのが、「átoa」がある「神戸ポートミュージアム（KPM）」。地層のような風合いを表現した外壁をはじめ、アートの作品のような外観に、入場する前からワクワクです。
生きものたちとアートが共演！幻想的＆独創的な8つの世界
館内は8つのゾーンにわかれていて、それぞれのテーマに沿った展示と空間演出が話題。
入場口を抜けると、まず来館者を迎えてくれるのが「CAVE－はじまりの洞窟」です。キラキラ光る壁と床に魚群型の照明が乱反射。まるで万華鏡の洞窟を歩いているかのような錯覚に浸りながら、奥へ奥へと進んでいきましょう。
洞窟を抜けると、「MARIN NOTE－生命のゆらぎ」が広がります。空間全体を包むウェーブ照明と、海を感じさせてくれる潮の香りの演出で、海中世界を体現。
円柱型の水槽にはトラフザメやチンアナゴなどが展示され、海のなかを浮遊しているかのような感覚を楽しむことができます。
2階のもう一つの目玉が、「EREMENTS－精霊の森」。そこは、霧が立ち込める樹海の森！まるでおとぎ話の中に入り込んだかのような世界が圧巻です。
淡水魚やアルダブラゾウガメなどの爬虫類をはじめ、水族館ではめずらしいウッドチャックなど、かわいい生きものたちとも出会うことができますよ。従来の水族館施設にない、ユニークな生きものが展示されていることも「átoa」の魅力です。
劇場型アクアリウムを存分に楽しむ！「MIYABI」と「PLANETS」
3階のおすすめゾーンは、「MIYABI」と「PLANETS」。“劇場型アクアリウム”を存分に楽しめる、2つのゾーンをご紹介しましょう。
「MIYABI」は、日本の風光明媚な世界を表現するゾーン。ここでは、切り絵作家・酒井敦美氏による光の切り絵のショーを見ることができます。
ガラスで覆われた床のすぐ下では魚が泳ぎ、まるで日本庭園を散策しているかのような不思議な感覚に。
宇宙空間や深海の世界を体現している「PLANETS」。ゾーンの中央にある「AQUA TERRA」は日本最大級の球体水槽で、直径は3メートルもあります。
床に埋め込まれた光ファイバーと、天井から降りそそぐレーザー＆ミスト！空間全体が無数の星と光のベールに包まれる、幻想的な非日常体験をぜひ。
映えるフード＆ドリンク！オリジナルグッズも販売
4階は、開放的な屋外展示のフロア。「SKYSHORE 空辺の庭」では青空のもと、フンボルトペンギンやコツメカワウソなどのキュートな海獣類たちとの出会いでホッと癒やしのひとときを。
併設の「átoa cafe」では、映えるフードやドリンク類が楽しめます！
展望デッキ「ROOF TOP」から眺める神戸の街並みは必見！人気施設のハーバーランドやメリケンパークが一望でき、夜には神戸ベイエリアのステキな夜景を楽しむことができます。
来館記念のおみやげ選びは、ぜひ1階のミュージアムショップで。かわいい生きものたちのぬいぐるみをはじめ、神戸らしいオリジナルグッズもお楽しみに！
「átoa」へのアクセスは、三ノ宮駅前の百貨店・神戸阪急前から乗車できる神姫バス「ポートループ」の利用が便利！また、三ノ宮からのんびり歩いて、神戸の街を散策しながら来館するのもオススメです。
近隣にはハーバーランドやメリケンパークなどの神戸の定番スポットがあるほか、2021年秋には話題の新スポットが続々オープン予定！
「átoa」と同時にオープンするのが、同神戸ポートミュージアム内の次世代フードホール「TOOTH MART」と、クラシックカーの展示やウエディングドレスを扱う「VOYAGE KOBE」。さらに、隣接する「フェリシモチョコレートミュージアム」もぜひお楽しみに。
より安全に、ゆっくりと館内での時間を過ごしていただくために、「átoa」では日時指定入場制を採用予定です（※チケットの販売は入場日の1月前から）。詳しくは公式サイト（https://atoa-kobe.jp）をチェックしてくださいね。
公式サイト：https://atoa-kobe.jp
Text：外園佳代子（ウエストプラン）
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