日本の新しいエレガンスを提供する「ザ・キタノホテル東京」

日本の新しいエレガンスを提供する「ザ・キタノホテル東京」

東京都 泊まる ホテル るるぶ&more.編集部
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1964年に開業し、文化人や財界人に愛されてきた長期滞在型アパートメント「北野アームス」が、2019年、新たにラグジュアリーブティックホテルとして生まれ変わりました。ニューヨークで初の日系ホテルとして誕生した「ザ・キタノホテルニューヨーク」の経験とともに、和の心を取り入れたグローバルスタンダードなおもてなしでゲストを迎えてくれます。

Summary

随所に散りばめられた和の美しさ

永田町の駅からすぐという好立地にある「ザ・キタノホテル東京」。ホテルに戻ったゲストがホッとひと息、安心してゆっくりできるように、モダンななかに日本らしさを取り入れてデザインされたインテリアが印象的です。

随所に日本の伝統的な文様も。エントランス上部には、日本の伝統的な柄である武田菱の装飾が施され、明るく開放的なロビーからも見ることができます。2階へと続く階段のパネルにも、めでたいとされる七宝柄を使っているのでチェックしてくださいね。

建物の中心には孟宗竹のアトリウムも。吹き抜けから差し込む陽光を受けてまっすぐに伸び、竹林のような雰囲気を感じることができます。

女子旅にぴったりの「ジュニアスイート」

72室あるゲストルームは、機能性を重視しつつ日本の四季や文化を感じられるインテリアが特徴。春夏秋冬をイメージした4つの色を基調にしているのもユニークです。カラーにマッチした家具や内装材には、化学物質の発生を可能な限り抑制する自然素材やフォースター素材を使用するというこだわりも。

女子旅におすすめなのは、60㎡とゆったりサイズの「ジュニアスイート」。インテリアカラーは、さわやかなブルーグリーンの「夏」です。TVの正面には、ソファとアームチェアがあり、自宅のリビングのようにくつろげますよ。

ベッドはダブルサイズのツイン。マットレスはカスタムメイドしたエアウィーヴ社のものを使っています。体に負担のかからない体圧分散、寝返りがしやすい復元性など、寝心地のよさはもちろん、通気性がいいうえに丸洗いできるのでとても衛生的なのです。

ライティングデスクの上に飾られているのは、近藤あきこ氏のアートワーク。一室一室違うもので、部屋のタイプ別に四季を表現しているのだそう。

メイクアップ時に使いたいドレッサーは、全ゲストルームのなかで「ジュニアスイート」のみに置かれています。クローゼットが多いのも、このループタイプの特徴です。

洗面にはボウルやミラーが2つずつ。ふたりで同時に使え、それぞれのスキンケアアイテムなどを広げるスペースも十分あり、女子にとってはとてもうれしい設備ですね。

バスルームも広々サイズ。窓があり開放感を感じることができます。アメニティは、歯ブラシ、ヘアブラシやコットンはもちろん、バスソルト、マウスウォッシュ、ヘアゴム、ホットアイマスク、リラクシングシートなど……、とにかく種類が豊富。ソープ類は植物由来の原料にこだわったロンドン発のブランド「ミラーハリス」で、上品な香りが好評です。

レジデンシャルタイプの「スイート」

「シーズナルスイート:オータム(秋)」のベッドルーム
「シーズナルスイート:オータム(秋)」のベッドルーム
「シーズナルスイート:オータム(秋)」のリビングルーム
「シーズナルスイート:オータム(秋)」のリビングルーム

8階のプレミアムフロアには4室の「スイート」が。いずれもIHコンロ付きのキッチン、冷蔵庫、洗濯機、ウォークスルークローゼットなどを完備したレジデンシャルタイプです。

「シグネチャースイート:スプリング(春)」のベッドルーム
「シグネチャースイート:スプリング(春)」のベッドルーム
「シーズナルスイート:サマー(夏)」のベッドルーム
「シーズナルスイート:サマー(夏)」のベッドルーム
「シーズナルスイート:ウィンター(冬)」のリビングルーム
「シーズナルスイート:ウィンター(冬)」のリビングルーム

客室サイズは62~80㎡。インテリアの色で4室それぞれが春夏秋冬を表現しています。日本らしい調度品とのコーディネートも素敵。カーペットには蘭の模様が入っていますよ。

「スイート」のバスルームは大理石が使われ高級感たっぷり。窓の外の景色を眺めながらバスタイムを楽しむことができます。

抹茶でゲストをおもてなし

続いて、ラウンジも見てみましょう。立礼式の茶室に見立てた「ティーラウンジ佳風」。和の精神でゲストをもてなすことをモットーにしている「ザ・キタノホテル東京」を象徴する空間です。

現代風書院の床の間の室礼は、掛け軸や西洋画など月に数度変更されるので、訪れるたびに異なる設えで迎えてくれます。

ウェルカムドリンクとして抹茶と季節の干菓子をいただけるので、ゆっくりと和の時間を過ごしてくださいね。甘味やドリンクのほか、うどんやカレーライスなどの食事も提供しているので、オールデイダイニングとしても利用できますよ。

スペイン・美食の街の名店が東京に

ランチコース7700円〜、ディナーコース16500円〜
ランチコース7700円〜、ディナーコース1万6500円〜

食事にはモダンスパニッシュはいかが? 世界的ガイドブックで、スペインで女性初のミシュラン3つ星を獲得したカルメ・ルスカイェーダシェフが率いる「レストラン サンパウ」は、世界中から美食家が訪れるカタルーニャ地方を代表するレストラン。東京店でも本国と同じく、旬の野菜やシーフードなどを使った上品な味わいのモダンスパニッシュをいただけます。美しいプレゼンテーションにも女性シェフらしさが出ていますね。

最上のおもてなしと温かみのある空間で、上質なくつろぎを感じられる「ザ・キタノホテル東京」。それはレジデンシャルアパートメントとしての経験と、長年日本とアメリカでゲストを迎えているホテルだからこそできること。女子旅はもちろん、母娘旅、カップル旅で、「ザ・キタノホテル東京」が大切にしてきた和の心に触れてみてくださいね。



■ザ・キタノホテル東京
住所:東京都千代田区平河町2-16-15
TEL:03-3288-0015
チェックイン時間:15時~
チェックアウト時間:~11時
料金:スーペリア1室あたり3万6860円(税・サービス料込み)~、
アクセス:永田町駅4番出口から徒歩1分

■ティーラウンジ佳風
営業時間:10~17時(フード16時LO、ドリンク16時30分LO)
※9月7日現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、10~18時にて営業しております。緊急事態宣言の発出状況等により営業時間は随時変更となる可能性がございますので、最新情報をお問い合わせください。

■レストラン サンパウ
営業時間:朝食7時30分~9時30分(9時LO)、ランチ11時30分~15時30分(13時30分LO)、ディナー18時~23時30分(21時LO)
※緊急事態宣言の発出状況等により営業時間は随時変更となる可能性がございますので、最新情報をお問い合わせください。



Text:河部紀子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平
※写真の一部はザ・キタノホテル東京

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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。


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