泊まる
2021.10.03
銀座でお得に優雅な“ひとりステイ”。一つ星シェフ監修のディナーも堪能できる「ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座８」【第12回 東京ヒトリホテル】
年に150泊以上するひとりステイのスペシャリスト・マロ（＠ohitorigram）が、ひとりで泊まりたい都内のホテルを紹介する『東京ヒトリホテル』。第12回目となる今回は、東京・銀座にある「ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座８」。ひとりで銀座に泊まるというだけで夢のようなのに、一つ星シェフ監修のディナーが堪能できたり、おしゃれなティーサロンやラウンジでもくつろげたり…。しかも、“ショートディナーコースセットプラン”で1泊1万2800円～とコスパ抜群なので、ひとりでちょっと羽を伸ばして贅沢したいときにはぴったりなんです！それでは、ひとりステイの様子を早速レポしていきます。
Summary
お部屋にラウンジに…銀座らしい“ヴィンテージモダン”な空間でゆったり
銀座駅からわずか徒歩約5分の場所にある「ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座８」。デザインコンセプトは、「ヴィンテージモダン/タイムレス」で、古いものと新しいものが融合する銀座の地にぴったりなコンセプトとなっています。
ロビーから、この通り。ヴィンテージ家具の棚と、壁のパズルアートが、色合いも風味も絶妙にマッチしていて、新旧の融合が体現された素敵なデザインとなっています。チェックイン時からいつもワクワクが止まりません…！
私が今回宿泊したお部屋は、「スタンダードキング」。ゆったりしたサイズのベッドと、小さな机と椅子がある、ひとりにはちょうどいいコンパクトなお部屋です。
個人的には水色の壁とグレーのクッションの、ベッド周りの色の組合わせがとても好み！クラシカルでありながら、洗練されたモダンな雰囲気でいいんですよね～。
ほかにも、ミラーリングや『amazon fire TV EDITION』、『YouTube』にも対応している４Kテレビなので、自分の好きな番組を見ることができます。
もちろん自宅でもできることですが、このシックで洗練されたお部屋のなかで、くつろぎながら視聴する時間は格別ですよ！
洗面台やシャワールーム周りも、ベッド周りと同じ配色のデザインなのもテンションがあがります！特に、ヴィンテージのゴールドのティッシュケースが、さりげなく存在感があって好きです。こんなところまで注目できるのが、ひとりステイの良さですよね。
そして、お部屋だけでなく、2階のラウンジでもくつろげます！茶色の皮のソファや緑色の壁に、アート作品も飾られていて、お部屋とはひと味違った、明るくにぎやかなヴィンテージモダンの雰囲気を楽しめるんです。
また、サイドに仕切りがあるデスクもあるので、PC作業もはかどります！思い思いの過ごし方で、ぜひひとりで銀座を感じながらリラックスしてみてください♪
ラウンジ下にあるミュージックライブラリも、カラフルなレコードたちが並び、ヴィンテージ感満載でおしゃれなので、お見逃しなく！
最上階レストラン「Opus」で優雅に味わえる、一つ星シェフ監修のディナー
そして、なんと私が宿泊したプランは、ホテル最上階にあるレストラン「Opus」の料理5品のショートコースディナー付き！ということで、夜はこちらでひとりディナーさせていただきました。
「Opus」は、トランジットジェネラルオフィスがプロデュース、運営を手がけるレストラン。2019年にミシュラン一つ星を獲得した、広尾のフランス料理レストラン「Ode（オード）」の生井祐介オーナーシェフがメニューを監修しています。
この立地で、アート作品のように美しく、全国のおいしいお魚や野菜を生かした絶品モダンシーフードグリルがいただけるのに、コスパがよくて最高なんです。
まずは、ドリンクから（※ドリンクは別途料金が発生します）。私は、ノンアルコールカクテルの「アールグレイクーラー」（900円）をチョイスしました。ベルガモットの香りとレモンの酸味で、すっきりとさわやかな味でとってもおいしかったです。バックに映る、テラスの緑の景色も気持ちよくて最高～！
今回のプランについてくるディナーは“ショート“コースなのですが、前菜からメイン、デザート（紅茶、コーヒーまで！）全部で5品もいただけるんです！
抜粋して、特においしかったものを紹介していきますが、まずは「帆立 アスパラガス」。ふわふわのエスプーマと、その下に潜む帆立のクリーミーさがたまりませんでした。
そして、「真鯛 椎茸」。見てください、この真鯛の上に彩られたたっぷりの椎茸！こんなに相性よいの？という組合わせで、感動でした。見た目も本当に美しいですよね…。
そして、金猪豚（いのぶた）やパン（これがまたおいしい…）をいただいて、お腹いっぱいになったところで、いよいよ待望のデザートです！
こちら「グレー」といって、このお店の看板デザートなのですが、なんとお店の内観に合わせた“グレー”の色になっているのです。このたたずまいの美しさは、もうアート作品ですよね…。
しかも、こちら黒ゴマのメレンゲなのですが、なんと下にはアイスや求肥が潜んでいて！驚きの食感やお味は、ぜひお店に行って確かめてください。
ひとりでちゃんとしたディナーするのって、まだまだハードルが高い気がするのですが、宿泊プランに組み込まれていたら、ぐっとハードルが下がりますよね。
お茶の絶品モクテルを、大人な“ティータイム”で堪能
レストランだけではなく、1階には「TEA SALON」も併設されているんです！ここでは、厳選された茶葉の魅力を存分に引き出したお茶を使った、鮮やかでユニークなモクテルをお茶菓子とともに楽しむことができます。
私が何度もリピートしていて一番好きなのが、こちらの「ほうじ茶と林檎の燻製モクテル」1000円。
ほうじ茶やスパイス、はちみつなどを加えた特製のリンゴジュースを、アップルウッドのチップで、このように目の前で燻製してくれるのです！もくもくと広がる、この燻製の香りがたまらない～（燻製ラバーです（笑））。
ほうじ茶の香ばしさと、リンゴの甘さが燻製によってさらに引き立ち…一度飲んだら病みつきになること間違いなしです。ぜひ！
いかがでしたでしょうか？ティーサロンやラウンジでくつろいで、素敵なディナーを食べて、お部屋でぐっすり寝て…。これだけ充実しているのに、とってもリーズナブルなので、ちょっとした自分のご褒美に、ぜひ宿泊してみてください！
ちなみに、早朝や夜の遅めの時間など、人が少ない時間帯に、あえてホテル周辺をひとりで散歩するのがおすすめ。銀座の街を“ひとり占め”できますよ。銀座、最高！
■「ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座８」
（ざろいやるぱーくきゃんばすぎんざえいと）
住所：東京都中央区銀座8-9-4
TEL：03-6205-8010
チェックイン時間：15時～
チェックアウト時間：～11時
料金：「ショートディナーコースセットプラン（12時レイトアウト）」1万2800円～（税・サービス料込）
text:マロ
1992年東京生まれ。物心ついた頃から"ひとり行動"が大好き。「ひとり時間の楽しさ」をもっと多くの人に伝えたいと、2017年におひとりさま専門メディア「おひとりさま。」を設立。
Instagramアカウント（＠ohitorigram）のフォロワーは3.2万人。
ひとりで行きたいお出かけ情報を日々発信するとともに、ホテルや飲食店とコラボして“ひとり向けプラン”の企画・プロデュースも手掛ける。現在は「ザ ロイヤルパークキャンバス 京都二条」でおひとりステイプランを販売中。
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