
徳島ラーメンを味わい尽くそう!地元で人気のおすすめ8店
徳島のご当地グルメ代表格・徳島ラーメン。徳島市内を中心に数多く点在するラーメン店のなかでもはずせない老舗、話題の人気店をご紹介します。徳島ラーメンの特徴やお店ごとのこだわりをチェックして、気になる一杯を食べに行こう!
Summary
まずは徳島ラーメンの特徴を知ろう!
徳島ラーメンは、戦後に屋台で出された白濁系スープのラーメンがルーツとされています。いまでは、昭和40年(1965)前後に登場した甘辛い豚骨醤油の「茶系」スープ、豚骨と鶏ガラ、野菜などを使った「黄系」スープ、あっさりした「白系」スープの3種に分けられ、徳島市内には「茶系」スープのお店が多いそう。
麺は、スープに絡みやすい20cm前後の短いストレート麺が主流です。具は甘辛く味付けされた豚バラ肉が定番ですが、チャーシューをのせるお店も!煮卵ではなく、生卵が多いのも徳島ラーメンの特徴のひとつで、濃厚なスープとも相性抜群です。
茶色い甘辛スープが決め手の王道『中華そばいのたに 大工町本店』
横浜ラーメン博物館への出店をきっかけに、徳島ラーメンを全国区にした名店。豚骨ベースのスープに濃口とたまり醤油を加えた、王道の甘辛スープがいただけます。
創業当時から続く自家製麺は、中細ストレート麺でモチっとこしのある食感がヤミツキに。具はやや濃いめに味付けされた豚バラ肉のほか、もやしとネギがオン!生卵(ヨード卵)のトッピングはプラス50円です。
"中華そば"だけで勝負する実力店『中華そば 春陽軒』
メニューは中華そば一品のみ、営業時間もお昼の3時間(売り切れ次第終了)だけという実力派。毎日食べても飽きのこない味に熱烈なファンが多いそう。
特注醤油で仕上げた濃厚な味わいの茶系のスープは、まろやかな甘みもあって絶品!麺は中細ストレート麺。卵はスープの味がうすまらないように黄身のみを使用するというこだわりようです。
徳島を代表する"茶系"の有名店『本場徳島の味 東大 大道本店』
ラーメン界の東大(頂点)を目指す、"茶系"としては県内で指折りの名店。休日には行列ができることもあるとか。
旨みを凝縮した茶系スープは、豚骨・鶏ガラ・野菜を長時間煮込み、秘伝の醤油ダレで味を整えています。麺は中細ストレート麺。卓上の生卵は無料で入れ放題といううれしいサービスも。やわらかい豚バラ肉とベストマッチ!
■本場徳島の味 東大 大道本店(ほんばとくしまのあじ とうだい おおみちほんてん)
住所:德島市大道1-36
営業時間:11時~翌4時
定休日:無休
駐車場:5台
アクセス:JR徳島駅から徒歩15分
地元のコアなファンが多い老舗『銀座一福 本店』
昭和26年(1951)創業で、豚バラ肉を最初に取り入れたという老舗。三代目が切り盛りし、地元のコアなファンが多い名店です。
スープは黄系で、白濁色の豚骨スープにブレンド醤油を加えた、あっさりとした味がポイント。麺は中細ストレート麺。具は継ぎ足しのタレで仕上げる豚バラのほか、手作りワンタンも人気です。
■ 銀座一福 本店(ぎんざいっぷくほんてん)
住所:德島市銀座10
営業時間:11時~売り切れ次第終了
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
駐車場:なし
アクセス:JR德島駅から徒歩8分
食欲をそそる豚骨風味がクセになる『支那そば 王王軒 本店』
藍住町にある、親しみやすい大衆食堂のような雰囲気のお店。自家製麺とこだわりのスープは、徳島ラーメン好きならハマること間違いなしの逸品です。
茶系のスープは、豚骨の髄まで煮込んだ野生的な風味で、かえしの魚介スープも絶妙。甘辛く炊いた豚バラ肉は味わい深く、白ご飯のおともにもぴったり!
■ 支那そば 王王軒 本店(しなそば わんわんけん ほんてん)
住所:藍住町德命牛ノ瀬446-15
営業時間:11~20時
定休日:木曜、月1回月曜不定休
駐車場:18台
アクセス:徳島自動車道藍住ICから車で3分
秘伝のスープが決め手!『中華そば かわい』
徳島タウン中心部から少し離れた場所にある、知る人ぞ知る人気店。二代目が先代の味を踏襲しています。
黄系の秘伝のスープは、コクがあって後味さっぱり!最後まで飲み干せるほどです。豚バラの三枚肉をチャーシュー風に仕上げているのも特徴です。
■ 中華そば かわい(ちゅうかそば かわい)
住所:德島市川内町加貿須野436-4
営業時間:11時~売り切れ次第終了
定休日:日曜
駐車場:8台
アクセス:德島自動車道德島ICから車で15分
器いっぱいのチャーシューが魅力的な『岡本中華』
徳島市の南側に位置する小松島市を代表する中華そば店。創業から70年、三代続く老舗です。
豚骨と鶏ガラを長時間煮込んだまろやかでコクのある白系のスープが、中太ストレート麺とよく絡み、二種類の豚肉を使用したチャーシューとも相性抜群!
研究熱心!日々進化するラーメン店『西食』
研究熱心な店主が供する趣向を凝らしたオリジナリティあるメニューに、ファンも多いのだとか。
スープは国産豚の丸骨とロース骨から、圧力鍋で旨みを抽出。とろけるような煮玉子が定番で、すりおろし生にんにくやにんにく味噌背脂などトッピングも多彩です。
■西食(にっしょく)
住所:德島市川内町榎瀬629-4
営業時間:11~15時、18~21時
定休日:月曜
駐車場:10台
アクセス:德島自動車道德島ICから車で6分
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●この記事は『るるぶ徳島 鳴門 祖谷渓』に掲載した記事をもとに作成しています。