百人一首の秋の歌にちなんだ「秋の百人一首アフタヌーンティー いまひとたびの」を琵琶湖ホテルにて開催

百人一首の秋の歌にちなんだ「秋の百人一首アフタヌーンティー いまひとたびの」を琵琶湖ホテルにて開催

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滋賀県大津市の「琵琶湖ホテル」の2階「イタリアンダイニング ベルラーゴ」にて、2021年10月1日(金)から11月28日(日)までの金~日曜、祝日限定で小倉百人一首の秋の歌を、抹茶と秋の果実を使用したスイーツで表現した「秋の百人一首アフタヌーンティー いまひとたびの」が開催されます。

Summary

百人一首の聖地にあるホテルが手がける「百人一首のアフタヌーンティー」

琵琶湖ホテルで、2017年から始まった「百人一首」シリーズは、かるたの聖地、大津にゆかりの深い小倉百人一首と食を融合させたユニークな企画。2021年の秋は、香り高い抹茶と栗・リンゴ・梨などの旬を迎える果実を主役に、秋をテーマにした歌をイメージしたアフタヌーンティー「秋の百人一首アフタヌーンティー いまひとたびの」が提供されます。

一般社団法人全日本かるた協会加盟「大津あきのた会」と歌人の遠山利子先生の監修。絵を描くようにお皿に盛り付けたスイーツや、お重に並べたセイボリーで、歌の内容を表現したアフタヌーンティーは組数限定・予約制。琵琶湖を望む席でゆったりと楽しめます。

スイーツに込められた和歌の意味を紐解く楽しみ

「あらざらむ この世のほかの 思ひ出に いまひとたびの あふこともがな」和泉式部
「あらざらむ この世のほかの 思ひ出に いまひとたびの あふこともがな」和泉式部

秋の歌を中心に選んだ7首をテーマにしたスイーツやドリンクは、味、色、形はもちろん、香りや温度に至るまで歌のイメージを重ね、パティシエの想像力と遊び心が詰まった一品に仕上がっています。 まずは、和泉式部の一首に詠まれた恋心をイメージした一皿。小さなバラの花のような仕立てたアップルパイは、温かいまま提供。情熱の温度を伝えます。

「秋風に たなびく雲の たえ間より もれいづる月の かげのさやけさ」左京大夫顕輔
「秋風に たなびく雲の たえ間より もれいづる月の かげのさやけさ」左京大夫顕輔

次は、夜空にひときわ美しく輝く秋の満月を思わせる、かろやかな味わいの洋梨のムース。たなびく雲を洋梨で表現し、秋の夜空を描いた甘酸っぱい一皿。

「奥山に もみぢふみわけ なく鹿の 声聞くときぞ 秋はかなしき」猿丸太夫
「奥山に もみぢふみわけ なく鹿の 声聞くときぞ 秋はかなしき」猿丸太夫

秋のスイーツといえば、モンブラン。滋賀県産の朝宮抹茶と栗の2色のモンブランを大小並べ、鹿が住む山並みが表現されています。モンブランのなめらかな舌触りと栗のうまみを堪能してみて。

「みよしのの 山の秋風 さ夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり」参議雅経
「みよしのの 山の秋風 さ夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり」参議雅経

和歌の世界で「ふるさと」とはいにしえの都があった場所のこと。かつて大津京が置かれた滋賀県のおいしいものを集めた、玉手箱のようなセイボリーには、近江牛や大マス、伊吹ハムの生ハムなどを使ったひと口サイズのメニューが、美しく詰められています。

穏やかな秋の琵琶湖畔で、百人一首の句の世界を表現した「秋の百人一首アフタヌーンティー いまひとたびの」。琵琶湖ホテルで、静かな秋の時間を過ごしませんか?

■琵琶湖ホテル「秋の百人一首アフタヌーンティー いまひとたびの」
住所:滋賀県大津市浜町2-40琵琶湖ホテル2F 「イタリアンダイニング ベルラーゴ」
開催日程:2021年10月1日(金)~11月28日(日)の金~日曜、祝日限定
開催時間:14時30分~16時30分(最終入店15時) 
※前日15時までに要予約
料金:1名4500円(税・サービス料込み)
電話:077-524-1225


Text : 京都ライター事務所 小西尋子

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