「ゴントラン シェリエ 青山店」フレンチスタイルのモーニングセットで朝から贅沢気分♪
なんてことのない日でもカフェで朝食をとるだけでなんだか特別な気分になれるもの。パリに本店を構える人気ブーランジュリー「ゴントラン シェリエ」なら、本場フランスの味を再現したパンの朝食を楽しめます。おいしいパンとともに、気持ちよく1日をスタートしてみませんか?
Summary
パリのブーランジュリーの味を日本で
フランス・ノルマンディ出身の4代目ブーランジェで、パリの3つ星レストランに勤めた経験をもつゴントラン・シェリエ氏が自身の名前を冠して開いたブーランジュリー。パリ・モンマルトルに1号店をオープンするとたちまち人気に。「世界中の家庭に本物のパンやクロワッサンを届けたい」とフランスにとどまらずアジア、中東など、世界各国で63店舗を展開、日本国内には3店舗を構えています。
「ゴントラン シェリエ 青山店」は、表参道駅から徒歩3分ほどの複合施設「ラ・ポルト青山」にあります。1階のショーケースにはキッチンで随時焼き上げられるパンやケーキ類80種類ほどがずらり。入り口横にある窓からキッチンをのぞくことができるので、パンを作るライブ感も楽しめますよ。
一番人気のパンはスペシャリテのサクサククロワッサン
人気No.1は「ゴントラン シェリエ」のスペシャリテでもある「クロワッサン」。2019年には雑誌『VOGUE PARIS』で「パリで最もおいしいクロワッサン」の一つとして選出されるなど、フランスでも認められるおいしさです。
日本では特別な配合の小麦やノルマンディにある「イズニーサントメール社」の発酵バターを使用するなど、オリジナルのレシピながらしっかりと本国の味を再現。さっくりとした軽い食感と、口の中に広がる小麦とバターの香りが特徴です。
各国独自の文化を大切にしている「ゴントラン シェリエ」では日本の素材を取り入れたパンもあります。「クロワッサン あんこ・抹茶」は抹茶が練り込まれたほろ苦い生地の中に北海道産のあんこが入った一品。今では海外でも販売されているそうです。
シェフのアントワンヌさんによると、おいしいクロワッサンはサクサクさが重要だそう。「クロワッサンを作ること自体は簡単。でも、綺麗なクロワッサンを作るのはとっても大変」とのこと。熟練した職人の技があってのおいしさ、美しさなのですね!日本はヨーロッパと比べて湿度が高いので、サクサクが命のクロワッサンをおいしく仕上げるのにも努力が必要なようです。
2階カフェで、フランス気分になれる朝食セットを
青山店のコンセプトは「ゴントラン邸」。ゆったりとくつろいでほしいと2階にはカフェがあります。大きな窓から青山通りを一望できる空間には、ブランドカラーである“ゴントランイエロー”と日本の伝統色で深みのある緑の御召茶色(おめしちゃいろ)が随所にあしらわれています。
カフェでは8時30分から11時まで朝食メニューを提供しています。今回はまるでフランスのカフェで出される朝食のような「PARIS BREAKFAST」をいただきました。クロワッサンとバゲットのパン2種、バゲットに付けるバターとジャム、コーヒーとフレッシュジュースのドリンク2種がセットになっています。
トーストバゲット(4分の1サイズ)は「イズニーサントメール社」の発酵バターと自家製ジャムをたっぷりと付けるのがおすすめの食べ方。「バターもジャムも全部付けたほうがおいしいんですよ!」とスタッフは言います。バゲットはもちもちとしながらも軽い食感、発酵バターもさっぱりと軽めなので、もっと食べられそう!大きめのカップにたっぷりと入ったカフェオレも「ゴントラン邸」でゆったりとくつろいでほしいという気持ちの表れなのだとか。
SNSでも人気!フォトジェニックなクラウドクロワッサンをコーヒーと一緒に
クロワッサンの上にふわふわの雲のようなメレンゲがのった「クラウドクロワッサン」も人気の品。2・3ヵ月ごとにフレーバーが変わり、取材時の3月は「苺のクラウドクロワッサン」でした。過去には「ライム」や「桜」などがあったそうです。イチゴシロップを混ぜたメレンゲは甘い香りがクロワッサンにぴったり。上にもかわいくトッピングされています。
「クラウドクロワッサン」は1階のブーランジュリーの商品なので、イートイン用に購入して2階に上がってくださいね。
公式SNSに、「クラウドクロワッサン」をコーヒーの上にのせた写真やコーヒーにディップした写真を投稿したところ、同じように撮影する人が続出。「ゴントラン シェリエ」での定番の写真となりました。ちなみに、本場フランスでは焼きたてではなく前日の固くなったクロワッサンをコーヒーに浸して食べるのだそうです。
焼きたてパンをカフェで味わえる「ゴントラン シェリエ青山店」は、ちょっぴり早起きしてでも訪れたいお店。「PARIS BREAKFAST」のほかにも、「クロックマダム」1100円、「クロックムッシュ」990円など、フランスらしいメニューがあるのでそちらもぜひ試してみてくださいね。
Text:河部紀子(editorial team Flone)、山川満理奈(vivace)
Photo:yoko tajiri
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