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有隣堂の選書付プランで、ゆったり“ひとり読書ステイ”。私のために選ばれた本と過ごせる「ホテル エディット 横濱」【番外編・横浜ヒトリホテル】

有隣堂の選書付プランで、ゆったり“ひとり読書ステイ”。私のために選ばれた本と過ごせる「ホテル エディット 横濱」【番外編・横浜ヒトリホテル】

神奈川県 泊まる ホテル ひとり時間
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年に150泊以上するひとりステイのスペシャリスト・マロ(@ohitorigram)が、ひとりで泊まりたい都内のホテルを紹介する『東京ヒトリホテル』。今回は、東京を少し飛び出して、“番外編”ということで、横浜・桜木町の「ホテル エディット 横濱」を紹介します。なんとこのホテル、近くの関内に本社を構える有隣堂の書店員さんが選んだ本を滞在中に楽しめる『選書付宿泊プラン』を販売しているんです!素敵なお部屋で、誰にも邪魔されず、自分のために選ばれた本に没頭できるという、ひとりステイにぴったりなプランだったので、その様子をたっぷりお届けしていきます。

Summary

“横浜”を感じる、さわやかなマリンテイストの内装が心地いい

JR桜木町駅から徒歩3分と、好立地に位置する「ホテル エディット 横濱」は、「自分らしい旅を編集する」がテーマのホテル。ビジネスシーンでも、観光でも、それぞれのスタイルに合わせて利用できるホテルとなっています。今回紹介する『選書付宿泊プラン』も、まさにその世界観を体現しているプランですよね!

館内の内装は、“横浜”を感じられるさわやかなマリンテイストになっていて、ロビーから、白を基調としたタイルが目を惹きます。

個人的にツボだったのが、こちらのエレベーター前の空間。エレベーター周りって殺風景なところも多いのですが、ここまで世界観が作り込まれていると、お部屋に行くまでのワクワク感が高まります!

そして、客室フロアの番号や、エレベーターのマークもこんなにキュート。さりげないデザインに、ときめいてしまいます。ああかわいい…。

私が今回宿泊したのは、「コーナーダブル」のお部屋。客室は港町の横浜からインスピレーションを受けて、“船室”をイメージしているそう。二方向の窓から、光が差し込んで、ふわっとやさしい光に包まれるのが最高に心地いいんです…。

そして、デスクが完備されているので、デスクワークも◎グレーの椅子と、格子柄の青い床の組合わせがめちゃくちゃかわいくて、ここでの作業はテンション上がること間違いなしです。

おひとりさまポイント

ひとりステイの醍醐味でもある“バスタイム”。このホテルではなんと、「生活の木」のアロマオイルを使用したバスソルトをオリジナルで作ることができちゃうんです!

5種類のアロマオイルと4種類のドライハーブの中から好きなものを選べるのですが、私はベルガモットとカモミールをチョイス。さわやかで甘い香りに包まれながら、ゆったり湯船に浸かれました。自分好みの香りとともに、ひとりでリラックスして日頃の疲れを癒せるって最高。



ティータイムや眠る前にも…自分のために選ばれた本の世界を“ひとりじめ”

さて、今回は“選書付宿泊プラン”で滞在したので、ここからはその様子を詳しく紹介していきます。

今回、選書してくださったのは、有隣堂が展開する複合型書店「STORY STORY YOKOHAMA」の書店員さん。書店員さんは、“カルテ”を見て選書するので、まず予約時に選書用のカルテを記入することから始まります。

年齢や性別などの基本的な情報に加え、「興味のあるジャンル(ファッション、旅行書等)」「お気に入りの作家さん(マキヒロチ先生)」などについて回答しました。また、選書のリクエストについて、「自分の興味にある程度沿った方が良い」「普段選ばない本が良い」「その両方」と3つの選択肢に分かれていたので、私は両方と選択。

そのおかげで、普段読まないものの、自分の趣味嗜好の延長にあるような絶妙な選書をしていただくことができました!

書店員さんからは下記のようなメッセージが。
“頂いたキーワードに沿いながら、たぶん選ばれないのではないか、と思われる5冊選んでみました。(想像ですが)「いつかティファニー~」がお好きなら、「三拍子の娘」も気に入っていだだけるのではないかな、と思ったり。お楽しみいただければ幸いです。”

ロビーでは最初に本のリストを渡されるのですが、タイトルだけでは想像がつかないものもかなりあって、開けてみたときの「おおお、これは絶対いい!」という感動がたまらなかったです。

私は最初、森まゆみさんの『会いにゆく旅』を手に取って読んだのですが、旅先の人やおいしいもの、街など、あらゆる“もの”との出会いがつづられていて、早速読み入ってしまいました。

この旅も、まさに新しい本との出合いだなあと。旅の面白さって、そもそもの目的はあるのだけど、偶然が生まれることだよなあと…。また新しい旅に出たいなあなんて、妄想していたら、いつの間にか夕暮れに。

窓際にもたれかかって、この夕陽の光に包まれて、読書する時間は至福すぎました…。

おひとりさまポイント

夜更かしして、寝る直前まで読み耽ったり、朝起きて布団に寝転がりながら読んだり…。自分だけの空間で、本の世界にどっぷり浸ることができて、本当に幸せでした。

しかもなんと、ロビーにはコーヒーマシーンが設置してあり、滞在中は飲み放題で、お部屋に持って帰ることも◎。私はかわいいマグに移して、読書の“相棒”にしておりました。みなさんもぜひ、時間を忘れて、ひとり読書ステイを楽しんでみてください。



チェックアウト後は、本とともに“ひとり横浜散歩”

選書された本は、気に入ったら購入できるので、私は2冊購入して、本とともに街に繰り出しました。まず向かったのは、ホテルからもほど近い「馬車道十番館」。

明治の西洋建築を再現したレトロな洋館の中に、喫茶室とバーを併設したフランス料理のレストランです。

私は、名物のタマゴサンドと、さわやかなレモンスカッシュをオーダー。洋風の厚焼き玉子がふわふわとろとろで、最高の“ブランチ”になりました。

レモンスカッシュを飲みながら、“横浜レトロ”な空間の中で、読書もできて、なんて幸せな休日!

そして、街歩きの締めには、今年4月に運行を開始したロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマエアーキャビン)」がおすすめ。

JR桜木町と新港地区を行き来しているのですが、海面に映る街並みや、大観覧車といった横浜らしい景色を“ひとり占め”できて、旅行気分が味わえてとてもよかったです!

夕暮れどきに乗車すれば、新港ふ頭に降り立ったときには、きれいな夜景を見ることも◎ 最後まで横浜ひとり旅を堪能することができました。

いかがでしたでしょうか?皆さんもぜひ、自分のために選ばれた本とともに、お部屋でも街でも、“自分らしい旅”を楽しんでみてくださいね。それでは、また次の旅で!

■HOTEL EDIT YOKOHAMA(ほてる えでぃっと よこはま)
住所:神奈川県横浜市中区住吉町6-78-1
TEL:045-680-0238
チェックイン:15時~
チェックアウト:~11時
宿泊料金:【有隣堂×ホテルエディット横濱】新しい本との出会い 選書付宿泊プラン
コーナーダブルルーム利用1名1室7800円~、2名1室利用時 1名あたり4800円~(税・サービス料込み)
※価格は時期により変動します
※選書のため予約受付は宿泊日の10日前まで
※プランに本の代金は含まれません。本は別途購入可能です


text:マロ
1992年東京生まれ。物心ついた頃から"ひとり行動"が大好き。「ひとり時間の楽しさ」をもっと多くの人に伝えたいと、2017年におひとりさま専門メディア「おひとりさま。」を設立。
Instagramアカウント(@ohitorigram)のフォロワーは3.3万人。
ひとりで行きたいお出かけ情報を日々発信するとともに、ホテルや飲食店とコラボして“ひとり向けプラン”の企画・プロデュースも手掛ける。

●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。

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