札幌・場外市場で一番の老舗「北のグルメ」で極上海鮮丼を堪能!

札幌・場外市場で一番の老舗「北のグルメ」で極上海鮮丼を堪能!

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北海道中のおいしいものが集まる札幌市中央卸売市場。隣接する場外市場には、魚介や青果など約60店舗の個性豊かなお店が軒を連ねます。なかでも見逃せないのが、鮮度と質の良さをウリにした海鮮グルメ。刺身や焼き物、丼など、北海道の海の幸を味わいに、いざ出発!

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札幌場外市場で70年以上続く「海鮮市場 北のグルメ」

市場の西側・入口に立つ「海鮮市場 北のグルメ」は、創業70年以上という場外市場でも最も古くから営業している海産物の専門店。目利きのスタッフが揃い、その時期オススメの魚介などを教えてくれます。

店内に入るとズワイガニや毛ガニ、とれたての鮮魚などがショーケースにずらり。旬の魚介のほか、塩辛やイクラなどオリジナルの加工品、そのほかお店の奥には北海道銘菓といった各種お土産も並びます。

お店を訪れた秋のはじめは北海道に鮭が遡上しはじめ、鮭漁も最盛期を迎えたころ。沿岸で水揚げされたばかりの生の秋鮭がドンと鎮座しており、ひときわ存在感を放っていました。

店の奥に併設されているのが、さまざまな魚介が味わえる「海鮮食堂 北のグルメ亭」。店内は200席以上と広く、壁には店を訪れた有名人のサインがびっしり。海外有名人のサインも多数あり、国内外を問わず人気が轟いているようです。

絶対食べたい!12種類のネタがのる超豪華な海鮮丼

釜ゆでの毛ガニや焼き物などおいしそうなメニューばかりですが、こちらに訪れたら絶対に注文したいのが、12種類のメニューが揃う海鮮丼です。

注文が入ると、生の本マグロや脂がたっぷりと乗ったサーモン、コリコリのツブなど、朝一番に仕入れたネタを職人さんが熟練の手さばきで切り分け、丁寧に丼の上に乗せていきます。

ご飯は道産の「ふっくりんこ」と「ななつぼし」を、魚介に合う粘りや甘みが出るようにブレンドしているのだそう。ネタだけでなく、すみずみまでこだわりアリです。
特大のボタンエビを乗せ、仕上げには特製のタレに漬け込んだ自家製イクラと、甘みが濃厚な無添加の塩水ウニをかけていきます。うーん、なんて贅沢!
12種類のネタが乗る超豪華な「海鮮丼」3280円は、色とりどりの魚介を花びらのように盛り付けた、見た目も美しい一番人気の一杯。これはもう、おいしいに決まっています!
当然、どのネタも市場から仕入れたもので鮮度・質ともに抜群。特大のボタンエビやホタテ、ホッキ貝、イカなどの北海道ならではのネタをはじめ、マグロの赤身と中トロ、サーモンなどがタップリと乗り、海鮮の宝石箱といった具合。食べ進める箸が止まらない!

海鮮丼だけじゃない!各種魚介の焼き物も評判です

海鮮丼だけではなく、焼き物もおすすめの一品。なかでも評判なのが、店頭でも販売するホッケの炭火焼きです。ホッケはオホーツク海沖などで捕れる脂の乗りが抜群のシマホッケと、北海道近海で捕れる上品で味わい深い真ホッケを用意しており、今回は前者の「しまほっけ焼」1280円を注文。
30cm以上ある大きな身を、店頭にある炉で焼き上げていきます。しっとりと脂の乗った身は、炭火でじっくりと火を通すことで余分な脂が落ち、うま味が凝縮されていきます。また、ミネラルたっぷりな「知床らうす深層水」に漬け込んでいるため、まろやかな味わいになるのだとか。 

骨に沿って香ばしく焼き上がった表面を剥ぐと、肉厚でふっくらジューシーな白身がお目見え。脂のノリも食べごたえも抜群。醤油を垂らしてご飯と一緒に食べれば最高の相性です。もちろん、ビールや日本酒といったお酒にもバッチリ!
その場で焼く「帆立焼」690円も人気メニューのひとつで、自分好みの焼き加減で味わえるのがポイント。刺身でそのまま食べるのもおいしいですが、火を通すことでより甘みが際立ちます。また、焼き上げたあとのうま味が染み出したダシ醤油もたまらないおいしさで「ご飯にかけて食べる人もいるんですよ」と店員さん。


北海道中の食材を吟味し、そのなかでも特にいいモノにこだわる「北のグルメ」。その場で食べて、持ち帰って、北海道の海の幸を思う存分満喫しましょう!


■海鮮食堂 北のグルメ亭(かいせんしょくどう きたのぐるめてい)
住所:北海道札幌市中央区北11西22-4-1
TEL:011-621-3545
営業時間:7~15時(14時30分LO)
定休日:無休

Text:加藤太一(亜璃西社)
Photo:亀畑清隆

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