神宮前「HORAIYA(ホーライヤ)」のこだわりぬいたサンドイッチとコーヒーを縁側で!
2021年9月、神宮前にオープンした「HORAIYA」。看板メニューは、ホットサンド用の機械を使いその場で温めて提供されるサンドイッチ。素材にもとことんこだわり、新宿「 La Baguette(ラ・バゲット)」のバゲットを使ったサンドイッチは表面がパリッ、中はもちっと、できたての味わいが楽しめます。また大分のスペシャルティ・コーヒー豆専門店「スリーシダーズコーヒー」の豆を使ったオリジナルブレンドも展開しており、コーヒーも絶品だと話題になっています。
Summary
縁側が印象的!立ち寄りたくなるコーヒースタンド
アパレルブランドやおしゃれな飲食店が軒を連ねる街、神宮前。そこにサンドイッチとコーヒーのお店、「HORAIYA」が誕生しました。原宿や表参道にも歩いていける好立地ですが、近くには公園や住宅街もあり、喧騒を忘れさせてくれるような静かなエリアです。
店内はどこか懐かしさも感じさせるような温かみがあふれ、落ち着く空間となっています。カウンター席が2席とそこまで広くはないものの、だからこそ店主である河野さんご夫婦のおもてなしが行き届いた店になっています。
またお店の内装で特徴的なのが、窓の一部が縁側席のようになっており、ここに座って食事ができること。晴れた日は光が入り、とても気持ちのよい空間です!
さらにお店を見渡すと、一角に乾物が並んだコーナーが。実は店主の河野さんは、大分県別府で90年続く乾物屋「宝来屋」の息子さんで、こちらの店名「HORAIYA」はのれん分けによって名づけられたとのこと。この日は残念ながらありませんでしたが、「宝来屋」の切り干し大根を使った「秋ナスと切り干し大根のマサラ」というサンドイッチメニューもあるそう。乾物も絶品揃いとのことなので、ぜひチェックしてみてくださいね!
外はパリッ、中はもちっ。具だくさんのサンドイッチをできたてで
「HORAIYA」では、このケースのなかに常時8種類ほどその日のラインナップが並んでいます。上の段はバゲット、下の段の食パンはパニーニのように中まで火を通してかりっと焼きあげるサンドイッチ。注文してから焼きあげてくれるので、できたてが味わえちゃうんです♪
まずご紹介するのは、バゲットのサンドイッチから「生ハムとカマンベール」550円。縁側の特等席で早速いただきます!バゲットの表面はパリッと、中はもっちり。そこに生ハムの塩っ気とカマンベールの風味がサンドイッチ全体のアクセントになり、これは絶品です!
ホットサンドを作るプレスの機械に軽くはさんで表面だけを温めることで、パリッとしたパンの食感を出しつつ、中身は生ハムとカマンベールの冷たさがそのまま残り、温かさと冷たさののコントラストが特徴的な一品。バゲットは数多くの有名店にパンを卸している新宿の名店「 La Baguette(ラ・バゲット)」のものを使用しているそうで、噛めば噛むほど小麦の味が増していきます。
次にご紹介するのは「クロックムッシュ」550円。中まで火を通したベシャメルソースとシュレッドチーズが外にまであふれだし、見るからにおいしそう!表面はカリカリで、中はとろり。大きめのハムも存在感があります。
この高クオリティでどちらのサンドイッチも550円だというから、驚きのコスパです。サンドイッチはすでに大人気商品で売り切れてしまうことも多いそうなので、狙うなら午前中がおすすめ!
甘みが印象的なやさしい味わいのスペシャルティコーヒー「HORAIYAブレンド」
「HORAIYA」もう1つのこだわりが、コーヒー。大分のスペシャルティ・コーヒー豆専門店「スリーシダーズコーヒー」の豆を使ったオリジナルブレンド、「HORAIYAブレンド」のコーヒーメニューを展開しています。今回注文したのは、ホットカフェラテ。ラテアートとお店のロゴの入ったテイクアウト用カップにきゅん。
飲んでみると、浅すぎず、深すぎずのちょうどよい口当たり。甘みが印象的で、コーヒー感もしっかりと感じられます。サンドイッチに合うように、毎日飲んでも飽きないように、何度も何度も味を試しながらちょうどよいバランスを探ったそうです。東京で「スリーシダーズコーヒー」を飲める場所はほとんどないそうなので、お店に来たらぜひ味わってみてくださいね!
「HORAIYAブレンド」のコーヒー豆の販売もしているので、こちらもチェックを!
「HORAIYA」はお店の縁側が象徴するように、お客さん同士や店主の河野さん夫婦とのちょっとしたおしゃべりやつながりが生まれるような温かい空間でした。近くまできたらぜひ足を運んでみてください。おいしいサンドイッチとコーヒー、河野さん夫婦の人柄に癒される体験がきっと待っているはずです。
Text:上野郁美(エフェクト)
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