『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展が森アーツセンターギャラリーで開催中!

©吾峠呼世晴/集英社

『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展が森アーツセンターギャラリーで開催中!

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2021年10月26日より、東京都港区の森アーツセンターギャラリーにて「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」がスタート。こちらの展覧会では、大人気漫画『鬼滅の刃』の作者・吾峠呼世晴氏の想いの詰まった直筆原画450点以上が展示されており、連載終了後も注目を集める本作の魅力を余すことなく伝えてくれます。また、会場に隣接するカフェ「THE SUN&THE MOON(Cafe)」では、キャラクターをイメージしたオリジナルメニューが楽しめます。

序章:煌(きらめき)~不滅の旅立ち~

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六本木ヒルズ森タワーを52Fまで上りエントランスをくぐると、さっそく主人公の竈門炭治郎(かまどたんじろう)とその妹・禰󠄀豆子(ねずこ)がお出迎え。会場の順路を教えてくれます。ここから先は物語の世界に没入しましょう。

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キャラクターの魅力が詰まった23冊の単行本表紙に包まれた空間。その中央には「『鬼滅の刃』竈門炭治郎と禰󠄀豆子 第0巻フィギュア」が展示されています。単行本のイラストに囲まれた空間で、あなたのお気に入りの巻を探してみてはいかがでしょうか。

壱ノ章:絆(きずな)~兄と妹、そして仲間たち~

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鬼殺の道を歩みだした竈門兄妹と、共に成長した鬼殺隊の仲間たち。各キャラクターの背負っている運命や過去のエピソードなどを、名シーンとともに振り返ります。なんといっても最初は主人公・炭治郎の展示をチェックしましょう!

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極度の怖がりが愛らしいキャラクター・我妻善逸(あがつまぜんいつ)や、好戦的で破天荒な性格の嘴平伊之助(はしびらいのすけ)など、炭治郎とともに戦った同期隊士たちは特に強い人気を誇ります。壁面に帯状に設置された「百面相」では彼らの表情と、筆致の豊かさを堪能できます。

弐ノ章 鬼(おに)~人の果て、悲しみの果て~

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鬼舞辻󠄀無惨(きぶつじむざん)の禍々しい血と細胞を表現した【鬼舞辻󠄀無惨「血の支配」立体造形】がエリアを占拠する様子は大迫力です。壁面には、鬼殺隊が遺したと伝わる「竈門炭治郎 惡鬼滅殺の記」が記されており、炭治郎と鬼の壮絶な戦いの記録をたどることができます。

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立体造形の周りには【「鬼と人の狭間」モノリス】が配置されています。上弦の鬼たちの「鬼の姿:残酷・冷血なふるまい」と「人の姿:かつて人間だったことの過去」が対比して表現されており、鬼たちの切ない過去の記憶に感情移入せざるを得ません。

特別章-陰(かげ)- 無限城顕現/-光(ひかり)- 不滅

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天も地も存在しない、鬼たちの根城「無限城」が、様々な表現手法で再現されています。このエリアでは原作と同様に、異空間を操る鳴女(なきめ)の琵琶の音が鳴り響き、本当に「無限城」に迷い込んでしまったかのような感覚を体験できます。

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こちらのエリアでは、セットの上に立って実際に「無限城」の中にいるかのような写真を撮影することができます。この先には、鬼殺隊の当主である産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)と鬼の黒幕・鬼舞辻󠄀無惨が対峙したシーンの原画が展示されています。彼らの語る言葉の重みに想いを馳せましょう。

参ノ章 柱(はしら)~絶対なるその呼吸~

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鬼殺隊を支える、心技体を極めた9人の剣士「柱」に関する原画が並んでいます。最初に登場するのは「炎柱(えんばしら)」の称号を持ち、炭治郎たちの成長に大きな影響を与えた煉󠄁獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)です。このエリアには最も多くの原画が展示されているため、没頭して時の流れを忘れてしまうかもしれません...。

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こちらは「水柱」の称号を持ち、炭治郎に鬼殺隊士として生きる道を示した冨岡義勇(とみおかぎゆう)の展示です。各キャラクターの名シーンのほかにもエリア上部では、柱たちが鍛錬を重ね極めた剣技である「呼吸」、その強く華麗な技をイメージした立体造形展示が壮麗に並んでいます。

肆ノ章 繋(つなぐ)~全てを懸けて~

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展示室全体に咲き誇る彼岸花と灯篭の灯り、そして中央にそびえ立つ【「命」の大灯篭 立体造形】は非常に幻想的で、情感豊かな空間を演出しています。鬼との激しい戦いの中で命を落とした鬼殺隊士たちの過去や宿命に寄り添い、彼らが未来へ託した希望に思いを巡らせましょう。

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作中屈指の名シーンである、我妻善逸とかつての兄弟子であり鬼となってしまった獪岳(かいがく)との戦闘シーンも展示されています。光と影の絶妙なバランスが、どこか悲しくも美しい雰囲気を醸し出しています。

伍ノ章 刻(とき)~千年の夜明け~/終章 継(つぐ)~幾星霜を越えて~

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熾烈を極めた無惨と鬼殺隊との最終決戦に関する多数の原画と大きなグラフィックが並んでいます。大ボリュームの展示がなされているこちらのエリアは、物語の終盤の描写が中心となっており、どれも手に汗にぎる名シーンばかりです。

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原作のストーリーさながらに、天井からは暗闇の中で炭治郎の「ヒノカミ神楽」が煌めきます。一方で、壁面では夜明け前の暗さが徐々に薄れていく様子が表現されています。遅々として進まない時間を感じながら、夜明けが来るまでの焦燥感を鬼殺隊と共有しながら鑑賞しましょう。

そして最後の展示エリアが「終章 継(つぐ)~幾星霜を越えて~」です。こちらでは物語の結末を、満開の藤の花の下で見届けることができます。また、吾峠呼世晴氏による初公開の描きおろしイラストも展示されています。

コラボカフェ「『鬼滅の刃』展 鬼殺隊休憩所」

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会場に隣接する「THE SUN & THE MOON(Cafe)」では、原画展の余韻に浸りながら、キャラクターをイメージしたオリジナルメニューを楽しむことができます。赤いトルティーヤと糸唐辛子で燃え盛る炎を表現した「竈門炭治郎のヒノカミ神楽ナポリタン(1500円)」は食べ応え抜群です!

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「無惨様の黒カレー(1480円)」は、鬼殺隊と鬼との最終決戦をイメージしたビーフカレーです。カレーの上には凶悪な口が散りばめられているほか、赤く染めたフォーと海藻で触手が表現されています。コラボレーションメニューは全12品あり、1品につきオリジナルコースター1枚がランダムでプレゼントされます。

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更にサテライトスポットとして、六本木ヒルズ ウェストウォーク1F「TUSK(タスク)」でもコラボレーションドリンク(各900円)のテイクアウト販売がスタート!善逸、炭治郎、伊之助がモチーフのそれぞれのドリンクを注文すると、かわいらしいストロータグが付いてきます。

本展覧会では、総数約459枚の原画が展示されており、ファンにとってはたまらない大ボリュームの内容となっています。展覧会やカフェに加えて、会場ではオリジナルグッズなども販売されています。家に帰ったら、漫画をもう一度初めから読み返したくなること間違いなしです!

■『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展
会期:2021年10月26日(火)~12月12日(日)※会期中無休
開館時間:10~20時(最終入場は19時30分まで)
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52F)
※本展覧会は「全日日時指定制」となります。完売次第終了となります。
※チケットはローソンチケットで販売いたします。会場でのチケット、当日券販売はありません。

■『鬼滅の刃』展 鬼殺隊休憩処(カフェ)
場所:THE SUN & THE MOON(Cafe)※会場隣接
営業時間:
・10月26日(火)~10月31日(日) 11~21時(フード20時LO、ソフトドリンク20時30分LO)
・11月1日(月)~12月12日(日) 11~22時(フード21時LO、ソフトドリンク21時30分LO)

■TUSK(タスク)(テイクアウトのみ)
場所:六本木ヒルズ ウェストウォーク1F
提供時間:
・10月26日(火)~10月31日(日) 11~21時(20時30分LO)
・11月1日(月)~12月12日(日) 11~22時(21時30分LO)

●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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