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【名古屋】モーニングも話題。東海地方のローカルな魅力を発信するカフェ「喫茶日日」へ

【名古屋】モーニングも話題。東海地方のローカルな魅力を発信するカフェ「喫茶日日」へ

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「名古屋」と聞けばモーニングをはじめとする、喫茶店文化を連想する方も多いはず。2021年5月、名古屋パルコ内にオープンした「喫茶日日」は、東海三県(愛知・岐阜・三重)の素材をふんだんに使用したちょっと特別なモーニングを味わえることで話題です。実はこのお店、東海地方のトレンドスポットやカルチャーなどを発信し続ける人気のタウン雑誌、「KELLY」がプロデュースする新感覚の複合型ショップなのです。

Summary

東海3県で人気のタウン誌が「本当にいいもの」を選りすぐり

「『KELLY』はおかげさまで創刊から34年を迎えました。多くお店を取材するなかで、編集部としての『理想のお店像』が次第にできあがっていたんですね。その『理想』をリアルに体現したのがこのショップなんです」と話してくれたのは広報担当の吉川淳貴さん。長年の取材で培ったノウハウを活かし、取材のなかで出会った「東海地方の本当にいいもの」を積極的に取り入れていくのがこの店のスタイルのようです。

東海地方の隠れた逸品食材を使ったモーニング

「日日スペシャルモーニング」ドリンク代+300円
「日日スペシャルモーニング」ドリンク代+300円※終日提供

そんな「喫茶日日」のコンセプトを最も感じられるメニューのひとつが、「日日スペシャルモーニング」です。パンは愛知県産の小麦「ゆめあかり」を100%使い、もっちりふわふわに仕上げた逸品。モーニングに欠かせない卵は愛知県岡崎市にある太田商店が生産する「プレミアムランニングエッグ」をゆで卵にしており、モチモチな黄身の食感を楽しめます。

さらには三重県桑名市の老舗養蜂場で作られた「九華はちみつ」(最右)、三重県伊勢市でじっくりと時間をかけて炊き込んで作られる「伊勢製餡所のあんこ」(右から2つ目)など、「パンのお供」が4種類付き、どれも素材本来の味が活きています。東海地方在住者でも知り得なかった逸品との出会いに、次第にテンションが上がります。

発酵がテーマのランチは毎週でも食べ飽きない味わい

「日日定食」(写真のメイン料理は天然ブリ塩麹香草漬けのソテー)1200円※11~15時提供
「日日定食」(写真のメイン料理は天然ブリ塩麹香草漬けのソテー)1200円※11~15時提供

愛知県の八丁味噌をはじめ、発酵食が根付いている東海地方。「喫茶日日」で味わえるランチも「発酵」をテーマにしており、さまざまなメニューが登場します。

「肉」と「魚」2種類から選ぶことができますが、今日セレクトしたメインは「天然ブリ塩麹香草漬けのソテー」。調味料による味付けは程よくマイルドですが、香草の風味がしっかりと感じられ食べごたえがあります。八丁味噌を使った旨味たっぷりの豚汁は定番で、小鉢は日によって変わります(この日は「いぶりがっこのポテトサラダ」と「赤クラゲときゅうり」)。これなら毎週訪れても飽きることがなさそうです。

オリジナルスイーツや純喫茶を想わせる甘味もチェック

「日日名物 生どら焼き あんこ」(手前、300円)
「日日名物 生どら焼き あんこ」(手前、300円)


しっとりした皮と自家製クリームがおいしい「日日名物 生どら焼き」など、スイーツも自慢。「あんこ」、「はちみつ」、「いちご」(各300円)は、「日日スペシャルモーニング」で「パンのお供」として提供されているこの地方の食材を、クリームに混ぜ合わせています。

「プリン」450円
「プリン」450円

昔ながらの少し固めのプリンは、喫茶店文化の象徴です。「喫茶日日」のプリンはモーニングでも味わえる岡崎のブランド卵「プレミアムランニングエッグ」を使用しており、濃厚な味わいがくせになります。

クラフトマンシップを感じる製品も販売

MOLATURA「best pot IH対応 20cm」4万6200円
MOLATURA「best pot IH対応 20cm」4万6200円


モノづくりが盛んな東海地方で生産されている、さまざまなジャンルの製品を販売する「ケリーストア」を併設しているのも特徴です。「もともとオンライン上では取材を通して出会った編集部お気に入りの品を販売していたのですが、実際に商品を手にとれるようになりました」と吉川さん。例えば萬古焼で知られる三重県四日市市で作られるIH対応のポットなど、性能的にもデザイン的にも優れた品が多く並びます。通常だと注文から納品まで数ヶ月待ちという製品が、こちらだと即日持ち帰ることができる場合もあるそうでチェックして損はなさそう。

東海三県で栽培された珍しい野菜も並ぶ「矢場農園」

また、東海三県の野菜や米、加工品などを販売する青果店、「矢場農園」をエントランス付近に併設しています。一般のスーパーには卸されていない珍しい野菜が並ぶことが多いそう。「仕入れもできるだけ農家さんと直接行っています。東海地方で栽培されているおいしい野菜を広く味わっていただくことで、このエリアの魅力にもっともっと気づいていただければ」と吉川さんは語ります。

東海三県をくまなく取材した編集部がプロデュースする、「喫茶日日」は「この地域の魅力を伝えたい!」という想いにあふれていました。東海地方在住者も東海地方を訪れる旅行者も、訪れればきっと改めてこのエリアの魅力に気付けるはず。

■喫茶日日(きっさにちにち)

住所:愛知県名古屋市中区栄3-29-1 名古屋パルコ西館 2階
TEL:052-684-8791
営業時間:11〜20時(LO19時30分)
定休日:名古屋パルコに準じる

Text:安田淳
Photo:安田淳

●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。

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