食・グルメ 2021.11.07

札幌で新鮮魚介を満喫！カニと海産物の専門店が営む「まるさん亭」で市場めしを堪能

北海道北海道グルメ海鮮丼市場カニ朝食

北海道が誇る魚介や採れたて青果が集まる「札幌市中央卸売市場場外市場」。食堂併設の店も多く、新鮮魚介を思いっきり味わえる「市場めし」も充実しています。今回は、カニをメインに道産海産物を扱う専門店「マルサン三上商店」が営む、人情味あふれるアットホームな食堂「まるさん亭」をご紹介しちゃいます！

Summary

海産物のプロが選んだ素材を多彩なメニューで
まずは看板メニューの海鮮丼をチェック！
カニ問屋ならではの絶品カニチャーハンも注目！

海産物のプロが選んだ素材を多彩なメニューで

「まるさん亭」があるのは、場外市場のメインストリートから少し外れた場所。近くには市民の台所「さっぽろ朝市」があります。

建物に入ると、大きなカニの生け簀がずらり！　立派なサイズのタラバガニや毛ガニがうごめいています。ここ（マルサン三上商店）でカニを購入して、食堂で味わうこともできるんです！

店舗への入口は、建物に入って左手にあります。北海道観光のハイシーズンには行列ができることもしばしば。

店内は、カウンターとテーブル席で計16席。マルサン三上商店の社員食堂も兼ねています。スタッフのおもてなしもあたたかく、家庭的な雰囲気も大きな魅力です。

まずは看板メニューの海鮮丼をチェック！

数あるメニューの中でも、リピーター率No.1のイチオシが「季節の海鮮丼」3300円。マグロやウニ、ホタテ、サーモンなど、季節で変わる8種ほどの海鮮がドーンと乗っています。

カニ問屋だけに、カニのむき身もたっぷり。ちなみにこのむき身、店で茹でて作る自家製なのだとか。うま味はもちろん香りもしっかりあって、むき身でも「カニを食べている！」気分になれます。

海鮮丼は素材の良し悪しが味の決め手。生本マグロや濃厚なうま味の塩水ウニ、肉厚なホタテなど、どれも一級品揃いです。

こんもりと盛られる自家製イクラは、皮がやわらかく、口に入れるとふわりととろける逸品！　北海道のイクラは本当においしいです。

海鮮丼と併せてぜひ注文してほしいのが「かに汁」350円。身の詰まったカニがたっぷり入ってこの価格はお得！　カニ問屋だからこその一杯です。カニ出しが染み出た汁もたまらないですよ～。

カニ問屋ならではの絶品カニチャーハンも注目！

「実はおすすめしたい、隠れ人気メニューがあるんです」と、お店のスタッフが海鮮系食堂ではあまり見ない中華鍋を取り出し、ご飯とカニむき身をカチャカチャと炒めだしました。まさかこれは……。

そう！「かにチャーハン」1000円です！　100g近くのカニむき身が入っているだけに、カニのうま味や香りがご飯を包み込んでいます。さすが市場のカニチャーハン、レベルが高すぎです。

お腹がいっぱいになったら、カニ生け簀が並ぶ問屋の方をのぞいてみましょう。自家製イクラやカニ味噌など、おみやげにピッタリの海産加工品も購入できます。

カニ問屋直営の利点を最大限に生かしたメニューが味わえる「まるさん亭」。今回紹介しきれませんでしたが、2000円弱の海鮮丼や刺身でご飯をまいた「まるさんロール」1800円など、ほかにもたくさんおすすめ品がありますので、足を運んでみてください！

■まるさん亭本店（まるさんていほんてん）
住所：北海道札幌市中央区北12西20-1-2三上商店内
TEL：011-215-5655
営業時間：7～15時（14時30分LO）
定休日：水曜

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Text：宮川健二（亜璃西社）
Photo：亀畑清隆

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