食・グルメ
2021.11.14
【静岡】浜松餃子がバーガーに？！「浜松バーガースタンド〇〇（まるまる）」でご当地バーガーを食べ比べ
静岡県浜松市の西部エリアにある「浜松バーガースタンド〇〇（まるまる）」は、浜松産のおいしい食材を使って作る、グルメバーガー専門店。上質な地元ブランド牛とフレッシュな地元産野菜を使用したバーガーや、餃子店とコラボした浜松ならではの珍しいバーガーなど、気になるメニューがそろいます。どんなお味なのか、実際に行っていただいてきました！
肉も野菜も！浜松の“おいしい”を集めたバーガー
「浜松バーガースタンド〇〇」があるのは、東名高速道路浜松西ICのすぐ横にある「浜名湖グルメパーク」。
もともと観光バス専用のドライブインでしたが、現在はマイカーでも立ち寄れるドライブインにリニューアル。浜松バーガーのほか、浜松ソフトクリーム、浜松プリンなど、浜松のご当地メニューがいただけるお店が並んでいます。
みやげ物店も併設しているので、冷凍の浜松餃子やうなぎの蒲焼など、浜松みやげを買うこともできます。
その一角にあるのが「浜松バーガースタンド〇〇」。打ちっぱなしのコンクリートの壁に赤いロゴをあしらったカウンターがおしゃれ。
イートインスペースはなくテイクアウトのみですが、敷地内にはベンチがあり、そこで飲食することができます。
どちらも気になる！「浜松バーガー」と「餃子バーガー」
まず登場したのは「浜松バーガー」。
地元で人気の天然酵母パンの店「相馬パン」が作るバンズにサンドされているのは、浜松のブランド牛・峯野牛（みねのぎゅう）のミンチが入った牛肉100％のオリジナルパティ。一口かじれば、肉汁が溢れます。
肉厚で食べ応えあり！肉の旨味を引き立てるスパイスの配合も絶妙です。
峯野牛とは、浜松市の引佐（いなさ）地区で大切に育てられている浜松のブランド牛。引佐地区は浜名湖の北東部にある自然溢れる場所で、大河ドラマにもなった「井伊直虎（いいなおとら）」ゆかりの地でもあります。
鮮度抜群のレタスやフルーティな厚切りトマトもすべて浜松産で、とってもフレッシュ！
バンズに押された焼印は、数字の8ではなく店名である〇〇（まるまる）。「浜松のおいしい食材を“まる”ごと食べてほしい」という意味が込められています。
そして満を持して「餃子バーガー」が登場！
浜松と言えばやはり餃子。開発に携わった店長の西山さんも、「浜松らしいバーガーを作りたくて」と話してくれました。
バンズにぴったりと収まっているのは、餃子5個を円盤状につなげたもの。地元の餃子店・「生餃子工房 いえやす」とコラボレーションし、パンに合うように作ってもらった特注品なのだそう。
一口いただくと、カリッと焼きあがった餃子が美味しい！お肉たっぷりでジューシー。餃子とパンって意外と合うんですね～！
浜松餃子の特徴といえば、円盤状に並べた餃子と、ゆでもやし。このビジュアル、まさに浜松餃子そのもの！
餃子は毎回専用のマシンで絶妙な加減に焼き上げるため、いつでも焼きたてが楽しめます。もやしも天竜川の地下水を使用して育てた浜松産です。
浜松産の食材を使ったサイドメニューも魅力
浜松産の食材を使ったドリンクも人気。こちらは浜松産のレモンを使った「レモンスカッシュ」。レモンは旬の時期に収穫したものを冷凍保存しているため、最高潮のおいしさを一年中楽しむことができます。
無農薬で栽培された浜松産のレモンだから、皮までまるごと使っていても安心。シュワっとさっぱりしていて、さわやか！バーガーにもよく合います。
お酒好きの方には、「浜松レモンハイボール（500円）」もおすすめです。ドライバーは…ガマン♡
ポテトフライのじゃがいもはすべて、浜松市の中でも名産地である三方原産のものを使用。契約農家から仕入れるじゃがいもは、その日の収穫次第で種類や大きさが変わるのだそう。
丸いじゃがいもが入荷した場合は「じゃがまるポテト」、新じゃがが入荷した時は「新じゃがポテトフライ」が食べられます（どちらも350円）。旬の味わいを楽しんで。
こちらは浜松市の隣り、磐田市名産品のエビイモを使ったコロッケ。
エビイモとは栽培の際、土の重さで海老のように曲がってしまった里芋のこと。糖度が高く滑らかな食感と味わいで、知る人ぞ知る人気食材なんです。
見た目は普通のコロッケですが、サクサクの衣に包まれた具は驚くほどクリーミー！まるでクリームコロッケのようなおいしさです。揚げたて、アツアツを召しあがれ。
浜松ならではのメニューがそろう「浜松バーガースタンド〇〇（まるまる）」。ドライブインだから駐車場もたくさんあり、気軽に立ち寄れるのも魅力です。旅の途中や帰りに訪れて、テイクアウトしてくださいね。
■浜松バーガースタンド〇〇
住所：静岡県浜松市西区湖東町5652-1
TEL：053-486-2346
営業時間：11～14時（土・日曜、祝日は～16時）
定休日：不定休
Text：小長井真由子（FIKA）
Photo：森島吉直（しずおかオンライン）
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