【台湾現地レポ】台北から九份への移動が便利に!新北快速公車965「板橋-金瓜石」バス

【台湾現地レポ】台北から九份への移動が便利に!新北快速公車965「板橋-金瓜石」バス

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台湾でぜひ訪れたい場所の1つとして必ず名前があがる「九份」。台北中心部からは車で約40分の山間の街です。オプショナルツアー以外にも高速バスを利用するアクセスなどがありますが、近年登場した「965板橋-金瓜石」バスを利用すれば、さらに便利に行けちゃうんです!

Summary

台湾でぜひ訪れたい観光スポット「九份」

台湾=九份の赤ちょうちんが灯る景色をイメージする人が多いほど、台湾で有名な観光スポット「九份」(ジョウフェン)。九份は台北のお隣の市、新北市の瑞芳エリアにあります。台北中心部からは車で約40分、外国人観光客はオプショナルツアーに参加したり、高速バスを使って訪れる人が多いです。

今までのルートより便利と評判の「965板橋-金瓜石」バス

今まで高速バスを利用して台北市内から九份に向かう場合、MRT忠孝復興駅近くや、松山駅近くから乗車する1062番のバス、また台湾鉄道の平溪線を利用して瑞芳駅まで向かい、そこから地元の路線バスに乗り換えて九份へ向かうという人が多かったようです。

台北市内から九份までのメインバスとなっていた高速バスは、地元の人も多く利用するのでバスストップが多く、またいろいろな場所を回ってから九份へ向かう路線で、渋滞が無い時も1時間~1時間30分くらい乗車時間がありました。

近年登場した「965板橋-金瓜石」バスは、新北市の板橋エリア(MRT府中駅)を出発し、台北市内を通って九份、金爪石に向かうルートで運行しています。台北の西門駅のバス停、そして北門駅のバス停の後は、すぐに高速に乗り、瑞芳エリアに到着した後も地元のバスストップは少なく九份に向かうため、渋滞がなければ40分~1時間ほどで九份に到着します。今までのルートより時間短縮で、九份観光に向かうにはピッタリの路線と言われているんですよ!

「965板橋-金瓜石」バス 西門町の乗り方

MRT西門駅の2番出口を出て、50mくらい歩いたところにあるバス停に「965」のバス路線表があります。このバス路線表があるところがバス停なので、必ず確かめてください。2番出口を出てすぐのところにも、もう1つバス停があり、そちらには「965」は停まりません。「965」の停まるバス停は、「國軍文藝活動中心」という建物の前のバス停なので注意してくださいね。

台湾ではバスを止めるときに手を上げる必要があります。「965」のバスが見えたら、手を上げて乗車意思を示しましょう。手を上げておらず、他の乗客もいないと、バスは通り過ぎて行ってしまうのでご注意を。

現金で支払う場合、台湾のバスの中ではおつりは出ないので、必ず小銭で九份までの乗車賃90元(片道)を用意しておくか、乗車前にICカード(悠遊卡など)にチャージしておくことをお忘れなく。(ICカードはコンビニの会計で支払いなどもできるので多めにチャージしても様々なシーンで使えます。バス内でチャージすることはできません)

「965」のバスは、ピークタイムは30分に1本ほど、その他時間帯は1時間に1本ほどの間隔で運行しています。(決まったタイムテーブルがないため、台湾のスマートフォン用路線バス検索アプリケーション「BusTracker Taiwan」などを事前にダウンロードしておくと、次のバスがいつ来るかが分かりますよ!)

もし乗り切れなかった乗客が多い場合、随時、運転手からバス会社の本部へ連絡をし、追加の便を出すこともあります。

乗車時に運転席横の乗車料金入れにお金を入れて、乗車札をもらってください。(運転手さんによっては、もらえない時もあります…)下りるときにその札を運転手さんに渡します。ICカードを利用の場合、運転手席横の機械にピッとかざし、下りるときにももう一度かざします。

道中は高速道路に入るため、乗客は全員着席が必要です。もし座席が無い場合、バスを見送り、次のバスを待たなければならないルールです。路線バスのため事前予約の仕組みなどもないため、運次第になってしまいますが、特に週末などは、混雑が予想されます。座ったらシートベルトの着用が必須です。

車内には携帯電話の充電などができるUSBプラグもあります。充電が少なくなっている時にも、乗車中にチャージできちゃうんですよ!(バス内で充電ケーブルのレンタルはしていません。持参が必要です)

九份のメインストリートへは「九份老街」で下車

渋滞がなければ乗車から約40分で、山間のくねくねとした道に入ります。ここまで来ると九份はもうすぐ!(車酔いしやすい人は乗車前に酔い止めを飲んでおくことをおすすめします)

九份のメインストリートへは「九份老街(ジョウフェンラオジエ)」で下車します。下りたバス停から、コンビニのファミリーマートの方向に進み、セブンイレブン横の路地を入ると「九份老街」というメインストリートです。

九份は山間の街で、雨が降りやすく、階段も多いです。訪れる際には、歩きやすい靴で、そして雨具もお忘れなく。

帰りのバス停は2つの選択肢

帰りのバス停は、メインストリートの入り口にあるセブンイレブンからさらに上に行って、100mほど歩いたところにあるバス停。こちらは台北行きで先に乗車できるバス停なので、こちらから乗車する方が、席がある確率が高いです。帰りも同じく片道90元。おつりのないように小銭を用意するか、もしくはICカードをチャージしておいてください。(コンビニエンスストアでもチャージ可)乗り方は行きと同じです。

九份で有名な茶芸館「阿妹茶樓」のある階段をずっと下った交番の向かいのバス停からも帰りのバスに乗ることができます。こちらのバス停は観光ルートを回った後に、また階段を上って戻らずにバス停に行けるので体力的にも便利ですが、先に上のバス停から乗ってきた人たちもいるため、このバス停から座席をGETできる確率は下がります。(運次第ですが)もし、チャンスを増やしたい人は、老街入り口上のバス停からトライするのがおすすめ。

九份では赤ちょうちんの灯る幻想的な景色や、おいしい台湾茶を堪能できます。夜の景色を堪能したいという人は、九份の民宿に宿泊するのも人気のプランですよ!高速バス内にはお手洗いがないので、バスに乗る前には、必ずお手洗いを済ませておいてくださいね!

■新北快速公車965「板橋-金瓜石」(シンベイクァイスーゴンツァー ジョウリョウウー バンチャオ ジングワァスー)
住所:MRT西門駅2番出口前バス停から乗車
TEL:0800-003-007
営業時間:6~21時(土・日曜、祝日は7時~)
定休日:無休

Text:石井三紀子
Photo:張哲倫

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