札幌唯一の酒蔵・日本清酒の直営店「直営 千歳鶴」で札幌の地酒に酔いしれる!

札幌唯一の酒蔵・日本清酒の直営店「直営 千歳鶴」で札幌の地酒に酔いしれる!

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その土地に根ざした郷土料理や地元のグルメを味わうのは、旅の醍醐味の一つ。なかでも、札幌に訪れたならぜひ味わってほしいのが地酒の「千歳鶴」です。すすきのの「直営 千歳鶴」では、蔵から直送されるさまざまな銘酒と、旬の食材を使った料理が楽しめます。北海道に生まれ、北海道で育ったお酒をぜひご堪能あれ!

Summary

約150年の歴史を持つ酒蔵の直営店へ!

「千歳鶴」で知られる日本清酒は創業明治5年(1872)と、約150年の歴史を持つ札幌唯一の酒蔵。地元に根ざした日本酒を目指し、酒米は道産米を中心に、仕込み水は札幌を流れる豊平川の伏流水を地下150mから汲み上げ使用しています。「全国新酒鑑評会」で14年連続金賞を受賞するなど、その高いクオリティは全国的に認められています。
「直営 千歳鶴」は、繁華街・すすきのに店を構えて約50年という割烹居酒屋です。石蔵風の外観と、割烹居酒屋という名前から高級なお店に思えますが、入ってみると居心地のいい空間が広がり、メニューには手頃な価格の料理が並んでいます。
店内は個室や小上がりなど60席以上。もちろん、一人で気軽に利用できるカウンター席もあり、気ままに一人酒という利用もOKです。

蔵元直送のお酒が約30種類! 飲み比べを楽しもう

酒蔵直営だけに、お店で買うことのできる普通酒のほか、新商品や季節ごとの限定酒などおよそ30種類の銘柄が揃います。11月からは瓶詰めされたばかりの生酒「鶴の汲みたて」も提供されますよ。
なかでも、蔵から樽詰めが直送される純米吟醸生酒は、直営店でしか味わえない逸品。道産酒造好適米「吟風」を使っており、果実のような華やかな香りとふくよかな味わい。足を運んだなら、ぜひお試しを。
飲み比べセットもあり「吟風のみくらべ」1320円では吟風を醸した吟醸酒、純米酒、本醸造酒の3種類を提供。味わってみると、同じお米を使っていても製法によってコクや香り、飲みごたえがこんなに違うんだ! と驚かされます。
「大吟醸飲みくらべ」2178円は千歳鶴を代表する大吟醸3種が味わえます。それぞれ異なるお米を醸しており、雪原の舞は道産の吟風、吉翔は兵庫県産の山田錦、瑞翔は道産きたしずくを使用。どれも華やかな香りとフルーティーな味わいをもちますが、飲み比べてみると米ごとの個性が際立ちます。

日本酒とともに、北海道の山海の幸を使った料理に舌鼓

もちろん、お酒とあわせるメニューも逸品揃い。30年以上定番メニューとして支持される「名物合わせとじ」1265円はウニやホッキ、ホタテの海鮮と、エノキやシイタケなど山の幸をあわせた鍋。うま味が溶け込んだダシが絶妙な味わいで、最後の一滴まで飲み干す人も多いそう。千歳鶴の中でも特に日本酒らしさの強い「純米 柴田」558円のぬる燗とともにどうぞ。
「いかごろ陶板焼き」1078円も名物の一つ。イカを濃厚なゴロ(内臓)とともに豆板醤を加えて香ばしく焼き上げており、お酒と相性抜群! ピリ辛の味わいの中に魚介のうま味が詰まっており、キリっとした切れ味をもつ「なまら超辛」605円を冷やをあわせれば、どんどんグラスが空いてしまいます。
日本酒らしさを残した辛口の吟醸酒「蔵」649円とともに味わうなら「海鮮グラタン」1100円がオススメ。アワビやツブ、ホタテなど10種類の魚介を使ったとっても贅沢なメニューで、香ばしく焼かれた魚介が日本酒の味わいを受け止め、さらに引き立てます。


札幌の銘酒と、職人が腕をふるう旬の魚介を使った郷土料理の数々。札幌に訪れたならその土地に根付いた地酒と料理を味わって、すすきのの夜を楽しんではいかがでしょう。

 


Text:加藤太一(亜璃西社)
Photo:亀畑清隆


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