食・グルメ
2021.11.27
最高のロケーションで名店の握りを堪能! 札幌「鮨 棗 赤れんがテラス店」
2010年、すすきのに開店した「鮨 棗」は、現在札幌中心部と東京・日本橋に計5店舗を構える寿司の名店です。いずれの店でも職人技が光る握りを堪能できますが、今回はロケーションも魅力の「赤れんがテラス店」へ! 名店の味と人気のヒミツに迫ります。
札幌中心部&観光名所至近の抜群の立地!
「鮨 棗 赤れんがテラス店」は、2014年開業の複合商業ビル「赤れんがテラス」3階の飲食店街にあります。札幌駅前通地下歩行空間「チ・カ・ホ」直結なので、悪天候時のアクセスもラクラク。
ビルは「札幌市北3条広場『アカプラ』」に面しており、通りをはさんだ向かいには「赤れんが」の愛称で知られる北海道庁旧本庁舎が! 取材時は、色づいた木々とレンガ建物のロマンチックな風景が広がっていました。
落ち着いたたたずまいの外観。一見さんはちょっと緊張しちゃうかもしれませんが大丈夫、思い切って暖簾をくぐりましょう。
店内も高級感漂う造り。10席のカウンター席のほか、テーブル席も用意しています。
大きな窓から「赤れんが」の建物を見下ろせます。札幌広しといえども、この景色を眺めながら寿司が味わえる店は、そうないでしょう。
居心地のいい空間と接客の中、名店の握りを味わう
この道30年以上という名取政記店長をはじめ、カウンターには腕の確かな職人が立ち、お客様を出迎えます。ネタは北海道産が中心ですが、旬の本州産を扱うことも。その時期に一番いい産地のものを厳選しています。
昼のランチ握りは2200円~。写真はランチの「葵」2750円で、中トロやボタンエビ、ホタテなど9カンにミニサラダ、みそ汁、茶わん蒸しが付いています。ランチとしてはちょっと値が張るかもしれませんが、味もサービスも価格以上の満足度!
北海道で食べたいネタと言えば、イクラやウニは外せません。イクラは皮がやわらかく、口に入れるとうま味と香りがあふれてきます。甘くとろけるウニも最高!
カニも、北海道の必食ネタの一つですよね。身はしっとり柔らかく、シャリと渾然一体となって口の中でほどけていきます。シャリがうまいのも名店の証です。
お酒と好相性の一品料理も豊富にラインアップ
握りの前にちょっとお酒を楽しみたい、という左党向けの一品料理も充実しています。「米ナスの味噌田楽」770円は、味噌の香ばしい香りと甘みが、瑞々しいナスの味わいを引き立てる一品。
名産地・むかわ産の「ししゃも一夜干し」660円。脂が乗った大ぶりなししゃもは独特のうま味と香りがあり、これは日本酒が欲しくなりますよ~。
「ネタや握りの技に妥協をしないのは当たり前。それプラス、心地のいい空間と接客で、気持ちよく過ごしてもらえることが大事だと思っています。うちは、肩ひじ張らずに楽しく寿司を味わってもらうのがモットー。これからも気配り、目配りを大切に、お客様に寿司と良い時間を提供したいです」と名取店長。ロケーション、味、サービスの三拍子が揃った名店で、北海道の寿司のおいしさを実感してください。
Text:宮川健二(亜璃西社)
Photo:亀畑清隆
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