食・グルメ
2022.01.12
【韓国現地レポ】しっとり高級食パン旋風を起こしたmeal゜が手掛けるスイーツカフェ
ここ数年、韓国でも高級食パンが人気！韓国国内の食パンのお店だけに留まらず、日本の食パンブランドも進出したりと、街には高級パンのお店が増えましたが、その高級食パンブームの火付け役として知られているのが、meal゜（ミルド）。本店は、聖水洞にあり、いつ行っても並ばないと買えない、並んでも売り切れて買えないほどのパン屋さん。今日は、そのmeal゜（ミルド）が手掛けるスイーツカフェ「Cafe Aalto by meal゜（カフェアルトミルド）」をご紹介していきましょう。
Summary
フィンランドの有名デザイナーとmeal゜のコラボカフェは都心の中の憩いの場所
2015年にオープンし、並ばないと買えない、並んでも売り切れてしまう、とたくさんのお客さんが切望した声を反映する形で、2018年に龍山エリアのランドマーク的存在でもあるアモーレパシフィック本社の地下2階にCafe Aalto by meal゜（カフェアルトミルド）をオープン。
meal゜（ミルド）のカフェというだけでなく、フィンランドのデザイナーAlvar Aalto（アルヴァ・アールト）とのコラボレーションカフェとしてさらに人気となります。店内は、アールトのデザインと建築からインスピレーションを得た造りとなっているのが特徴で、都心の中の憩いの場となることをコンセプトとし、アールトが作品によく使用したシラカバ素材をふんだんに取り入れ、より自然を感じれるインテリアや家具となっています。現在は、その他に、無印良品とコラボレーションした江南店やテイクアウトのみのショップなどを含め、韓国内に9店舗展開しています。
風味+しっとり感+食感の三拍子そろったmeal゜だけのパン
美味しい食パン、たくさんのお客さんに愛されるパンになったmeal゜のパンへのこだわりは、まず、温度、湿度の小さな部分まできめ細かく管理することからスタートしているんだとか。パンは様々な要素に影響を大きく受け、味が左右される敏感なものなので、毎日の温度と湿度をしっかりと考慮して、その日の状態に合わせて店内でしっかりと作っていくことで、美味しいmeal゜のパンが完成します、とはスタッフ。
meal゜の店名はパンへの情熱から生まれる
上でご紹介したパンへのこだわりは、meal゜という店名にも込められています。単位の体積あたりの質量を表す値が密度（韓国語で密度は、ミルド。）、そこから店名のmeal゜（ミルド）につなげているんだとか。
そしてもう一つ、最上級の小麦粉（韓国語で小麦はミルといいます。）にパン作りに適した温度、湿度の゜（度）を加え、毎日作業する段階で、こだわりを忘れない気持ちをモットーにしてパンを焼いているということでした。
meal゜の高級食パンは２種類
meal゜といえば食パンといわれるほどで、この2種類の食パンがmeal゜のシグネチャー。最適な味を実現するためにプレミアム小麦粉（小麦粉はコーヒー豆のように産地、品種、収穫時期に応じて固有の特性を持ち、それに合わせてブランディングしたもの。）をブレンドして作り上げるタンパク食パン（一斤6200ウォン）は、噛むほどにモチモチ感がありしっとりしています。そしてもう一つのリッチ食パン（一斤6500ウォン）は乳脂肪特有の香ばしさを生かした柔らかい食感を楽しめる食パンです。
カフェ1番人気は、ハニーラスクとキューブカスタード
写真左側にある長方形のハニーラスク（3500ウォン）は、焼きたての時間に合わせて数本一緒に購入されるお客さんが多いですよ、というスタッフの言葉通り、食べてみて驚くほど幸せなテイストが口の中に広がります。外側の砂糖のサクサク感と中のしっとりした食感とバターの風味が最高です。その隣のキューブカスタード（3300ウォン）は、しっかりとした食感のパン生地の中に、甘さ控えめのカスタードがたっぷり。アメリカ―ノとの相性も最高、とのこと。
ここだけの限定ドリンクもあり
こちらのカフェ限定のドリンクがアルトコーヒー（5500ウォン）。甘さ控えめのカフェラテに柔らかいミルクフォーマーがたっぷり入っています。カラフルなジュースは、Parrot Ade（6500ウォン）といい、ファッションフルーツとラズベリーのエイドですっきりさわやかなテイスト。
取材中もたくさんのお客さんが大量に買っていくパンが印象的でした。実は、私も取材中は何度も足を運んで、すっかりmeal゜のパンのファンになってしまうほどでした。ぜひバター風味の香り漂うCafe Aalto by meal゜（カフェアルトミルド）に立ち寄ってみてくださいね。
■Cafe Aalto by meal゜
住所：韓国ソウル市龍山区漢江大路100 地下1階
TEL：02-6462-5050
営業時間：平日8時30分~19時30分、週末：10~19時
休日：なし（不定休）
Text: Left to Right
Photo: Left to Right
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