札幌「味噌らーめん専門店 狼スープ」の進化系“正統派札幌ラーメン”がスゴイ!

札幌「味噌らーめん専門店 狼スープ」の進化系“正統派札幌ラーメン”がスゴイ!

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2000年に屋台からスタートし、瞬く間に札幌のラーメン好きの胃袋をつかんだ「味噌らーめん専門店 狼スープ」。途中、店主のプロボクサー挑戦という驚きの理由による休業期間はありましたが、2012年に再開。いま、店主が目指している「おいしさ」と「健康」を両立させた正統派かつ進化系の味噌ラーメンとは?

Summary

札幌味噌ラーメンの王道をいく人気店

「味噌らーめん専門店 狼スープ」があるのは、札幌市民のオアシス・中島公園のすぐそば。幹線通りから一本中に入った小路に暖簾を掲げています。

店名のオオカミをあしらった暖簾。オオカミが涙を流しているような、どこか哀愁を感じさせるデザインがステキです。

店内はカウンターとテーブル席の計15席。人気店だけに待ち合いスペースも備えています。

天井には、店を訪れた有名ミュージシャンや俳優など著名人の色紙がびっしり! 人気の高さがうかがい知れます。


食材にも作り方にもとことんこだわる

「狼スープ」は、食材へのこだわりが徹底しています。まず麺は、品種改良がほとんど行われていない小麦の古代種「スペルト小麦」を配合したオリジナル麺を使用。栄養価が高いだけじゃなく、風味や食感もよくなるのだとか!

スープは豚ゲンコツをじっくり煮だした清湯スープに、アサリやホタテ、煮干しなどの魚介ダシをプラス。素材によって低温・中温・高温と3段階に鍋をわけて、それぞれのうま味を抽出していきます。食材によって、仕込み水もアルカリイオン水と水素水を使い分けるこだわりようです。

味噌ダレは、昔ながらの木樽で仕込む信州味噌など3種をブレンド。塩味に角がなく、まろやかなうま味が広がります。

野菜をいため、味噌ダレとスープを中華鍋で合わせます。鍋から味噌のいい香りが立ち上ってきて、思わずお腹が鳴りそうに……。

味噌の香りや塩味を確かめ、微妙に調整しながらスープを仕上げていきます。「スープもタレも、レードルなどは使わず目分量です。細かく味見をして、味を決めていきます」と店主の鷲見健さん。

平飼い有精卵の半熟煮卵をトッピングした「味噌卵らーめん」1000円。ラーメンはこのほか「味噌らーめん」800円の2種類のみで、大盛りプラス150円、半麺マイナス150円、スープ多めプラス150円です。

モチモチの麺と、札幌味噌ラーメンらしい力強さがありながらも上品なスープ。重層的なうま味がバランスよく口の中に広がり、スープを飲むたびに思わずため息がこぼれちゃいます。道産SPF豚の生バラ肉を使ったチャーシューや半熟卵などのトッピングも最高!

味噌らーめんと相性抜群のTKGも!

サイドメニューの「卵かけごはん」250円も超おすすめ! 黄身がレモン色の平飼い有精卵はクセや臭みがなく、優しいコクとうま味がご飯を包み込みます。TKGと味噌ラーメンのコラボを楽しみましょう。


「ラーメンって、健康を考えると少し罪悪感がある食べ物じゃないですか。もちろん“それでも食べたい”と思える魅力的な食べ物ですが、その罪悪感を少しでも取り除きたいと、このごろ思うんです。だから小麦も味噌も、その他の食材もできるだけ自然なものを使って、健康のことも考えていきたい」と鷲見店長。「おいしさ」と「健康」を追い求める狼スープの挑戦に要注目です!


■味噌らーめん専門店 狼スープ(みそらーめんせんもんてん おおかみすーぷ)
住所:北海道札幌市中央区南11西1-5-1
TEL:011-511-8339
営業時間:11~15時LO、17~19時LO
定休日:火・水曜

Text:宮川健二(亜璃西社)
Photo:亀畑清隆

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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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