パリに続く世界2軒目!「フォションホテル」で京都バージョンのアフタヌーンティー♪ <泊まらなくても行きたい!京都のホテルカフェ①>
ラグジュアリーなホテルや、体験メニューが充実したホテルなど、個性あふれるホテルが続々オープンしている京都。なかでも最近は、併設されるカフェやサロンがすてきなホテルもたくさんあります。 わざわざ行きたい魅力的なホテルカフェを紹介するシリーズの1回目は、パリの美食ブランドによる「フォションホテル」。オープン前から話題を集めたラグジュアリーホテルで、優雅なアフタヌーンティーを楽しんでみませんか。
Summary
2021年3月オープンの「フォションホテル京都」
「フォションホテル京都」がオープンしたのは2021年3月。フランスが誇る美食ブランド「フォション」によるパリに次ぐ世界2軒目のホテルということで、「あのフォションホテルが!」と、オープン前から注目を集めていました。
ホテルがあるのは河原町松原。京都駅からバスで約10分ほどにもかかわらず、河原町四条や祇園へ歩いて行くことができる、京都観光を楽しむのに抜群の立地となっています。河原町通りに面したホテルは、外観からもエレガントな雰囲気が感じられます。
ホテルの中に入ると、吹き抜けのロビーエントランスが迎えてくれます。ちょっぴり緊張してしまいそうなほど洗練された雰囲気に、ワクワク感が高まります。この右手には、フォションのスイーツなどを販売するブティックがありますが、それは最後のお楽しみとして、まずは大階段をのぼった先にあるサロンに向かいましょう。
「サロン ド テ フォション」でアフタヌーンティー
大階段をのぼると、目の前に「サロン ド テ フォション」が登場。エントランスと同様に洗練された空間ではありますが、壁や天井に和紙が使われていたり、町家の格子をモチーフにしたしつらえが施されていたりするので、温かみのある雰囲気も感じられます。ほっと気分も和らいで、初めてなのにとてもリラックスして過ごすことができました。
お目当ては、なんといってもアフタヌーンティーです。「フォション アフタヌーンティー セット」5500円(要予約)の内容は季節替わり。例えば秋ならリンゴや洋ナシ、栗などを使ったスイーツがふんだんに盛り込まれます。
テーブルに並ぶ色とりどりで繊細なスイーツに思わずにっこり。季節の野菜などを使ったセイボリーに、自家製スコーン、季節のテイスト溢れるパルフェなど盛りだくさん…パリで人気のアフタヌーンティーが、京都バージョンで作られているのだとか。パリ直輸入のマカロンが楽しめるのも、フォションファンとしてはたまりません!
フォションオリジナルの紅茶&フレーバーティーが23種(!)も揃うので、スイーツに合わせて好みのフレーバーを楽しむのもいいですね。
アフタヌーンティーの内容は季節替わりなので、夏にはマンゴーやパッションフルーツを使ったトロピカルなスイーツが楽しめたり、12月にはデコレーションが美しい、クリスマスバージョンが登場したり…これはもう、季節ごとに訪れたくなりますね。
もちろん、サロンはアフタヌーンティー以外のメニューも揃いますので、ケーキとお茶を楽しむこともできますよ。
また、ホテル最上階にはレストラン「グランカフェ フォション」も完備。東山が一望できるラグジュアリーな空間で、朝食・ランチ・ディナーと一日中フォションの美食を楽しむことができます。レストランでランチを楽しんだあと、サロンに移動してゆったりティータイム…なんて過ごし方も、たまの贅沢にいかがでしょうか♡
こちらでいただける料理は、フランス・ビストロ料理のエスプリをベースに食材の多くを、シェフ厳選の地元・京都の生産者や店から調達、フォションホテル京都ならではの“ビストロノミー”メニュー。通常ランチコースは5500円から、ディナーコースは1万円から用意しています(写真は料理の一例)。
魅力的なスイーツが揃う「ペストリー&ブティック」
帰る前には、1階にある「ペストリー&ブティック」もチェックしましょう。ショーケースには美しいケーキやマカロンがズラリ、店内の棚には焼菓子や紅茶などのアイテムが並んでいます。パリ直輸入のフォションマカロンが買えるのはここだけ、と聞けば、ファンならずとも買わずにはいられません…!
マカロン以外にも、気になるスイーツがたくさん。パリ、京都共通のフォションホテルの看板商品、唇の形をした「ビズ ビズ」1200円(税込み)もそのひとつ。パリでも人気の逸品だそうで、食べるのが惜しくなる美しさですね。テイクアウトはもちろん、サロンでいただくこともできますよ。
サロンやレストラン同様、こちらのブティックは宿泊客以外も利用可能。ブティックは河原町通りに面していて、フォションピンクのファサードが目を引きますよ。
フォションホテルならではのおもてなしが光る客室もチェック
最後に少しだけお部屋も紹介しておきましょう。客室は全59室で、全室35㎡以上という贅沢な広さ。ちなみに写真は、華やかなシャンパンピンクがアクセントとなった「デラックスルーム」。フォションらしい洗練された雰囲気ながら、ソファーやクッションには西陣織が使われているのだとか。パリと京都をミックスさせた、モダンな空間となっています。
注目は「グルメバー」のおもてなし。全客室に設置されているクローゼットの中にはフォションのスイーツや紅茶が用意されていて、滞在中は自由に楽しむことができるのだとか(持ち帰るのももちろんOK)! すてきなお部屋でゆっくりティータイムなんて、最高の贅沢ですよね。※写真はイメージで、マカロンは通常入っていません。冷蔵庫内およびアルコール類は有料
のんびりホテルを満喫したいなら、もちろんステイがおすすめですが、「時間や予算のハードルがちょっぴり高いかな…」という人は、まずはぜひサロンのアフタヌーンティーを。宿泊しなくても、フォションホテルの優雅な雰囲気と、洗練された美しいスイーツをたっぷり味わうことができますよ♪
フォションホテル京都(サロン ド テ フォション)
住所:京都市下京区難波町406フォションホテル京都2階
TEL:075-751-7711
時間:月~木曜 11~17時LO、金・土、日曜 11~19時(アフタヌーンティーは11時~、14時~、金・土、日曜、祝日のみ17時~の第三部あり)※各利用時間2時間制・要予約
定休日:無休
Text:山口春菜(エディットプラス)
●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。