2021年7月オープン!古宇利島の美しい海を挟んで立つ「フェリスヴィラスイート古宇利島ビュー」と「アウェイ沖縄古宇利島リゾート」をレポート!
那覇空港から車で1時間40分。沖縄本島北部の絶景スポットとして知られる古宇利大橋のすぐ近くに2軒のホテルが2021年7月1日、同時に開業しました。古宇利大橋のたもとに位置する「フェリスヴィラスイート古宇利島ビュー」、古宇利島の高台にある「アウェイ沖縄古宇利島リゾート」。今帰仁ブルーとも称される美しい海峡を挟んで立つ、2つのラグジュアリーホテルをご案内します。
古宇利大橋のたもと。絶景を独り占めできる「フェリスヴィラスイート古宇利島ビュー」
沖縄県内に展開するホテルブランド「フェリスヴィラスイート」の5件目となる「フェリスヴィラスイート古宇利島ビュー」が、屋我地島側にある古宇利大橋のたもとにオープンしました。ビーチに沿うように建つ8室のヴィラからなり、1ベッドルームと2ベッドルームの2タイプの客室が4室ずつ用意されています。全室がオーシャンビューで、弱温水式のインフィニティプールやジャグジーが備えられ、BALMUDA製のワイヤレススピーカー、DVDプレイヤーなどの客室設備からマリングッズなどの貸出備品もあり、客室でゆったりと自分時間を過ごすことができます。今回は2ベッドルームタイプの客室を案内していただきました。
入口からリビングルームへと続く長いアプローチを進むと、目に飛び込んでくるこちらの景色。ホテル名の通り古宇利島ビューが楽しめ、夕方には美しい夕景が、夜には古宇利島に明りが灯る夜景が眺められ、時間の移ろいを感じることができます。窓のすぐそばに置かれたダブルのデイベッドでゴロンと横になって、このすばらしい眺めを楽しみたいですね。
まずは気になるテラスへと出てみましょう。ここの特徴でもあるインフィニティプールがあり、ハート型のジャグジーも備えられています。プールは弱温水式なので、冬期でも晴れた暖かい日ならプールを楽しむことができるとのこと。またプールの横に砂浜に続く階段があり、客室から砂浜に直接行くこともできます。
このホテルにはレストランはありませんが、全室コンドミニアムタイプなので、キッチンが備え付けられています。BALMUDA製のオーブントースターやレンジなど最新式の家電が一式揃うほか、やちむん(沖縄の陶器)の食器や琉球ガラスなど、随所に沖縄らしさを取り入れています。また、無煙ロースターも貸出(1台1,000円)しているので、あらかじめ食材を買い込んで古宇利島を見ながらのBBQも楽しめます。さらに冷蔵庫の中には、アルコールを含むドリンクが揃えられすべてフリー(無料)というサービスもうれしいですね。
古宇利島が一望できるビューバスは、テラスとも行き来ができるようになっていて、プールやジャグジーを楽しんだ後、すぐにバスタイムが楽しめるのもうれしいポイントです。アメニティは、ハイビスカスを使用した今帰仁村のブランド、「YUMEJIN」の化粧水や同じく県産の「首里石鹸」を揃えるなど、滞在中のケアにも気を配っています。
今回紹介した2ベッドルームタイプの定員は6名。ツインの寝室が2部屋とデイベッドのほか、トイレが2カ所、ビューバス1カ所、シャワールーム1カ所と、グループや家族での宿泊に便利ですね。ちなみに1ベッドルームタイプの定員は4名で、こちらはカップルの利用におすすめです。
■フェリスヴィラスイート古宇利島ビュー
住所:沖縄県名護市済井出1315-1
TEL:0980-52-8800
チェックイン時間:14時~
チェックアウト時間:~10時
料金:2名利用時1名25,000円~
アクセス:沖縄自動車道許田ICから車30分
https://nikken-hotelmgt.co.jp/kouri/
レストランやプールも。「アウェイ沖縄古宇利島リゾート」で贅を尽くしたステイを満喫
バリ島やタイなどに展開するリゾートブランド「アウェイ」の国内初となるホテルが、「アウェイ沖縄古宇利島リゾート」です。古宇利島の高台エリアに位置する、プールやレストランを備えた4階建てのラグジュアリーホテルです。客室タイプは1階のガーデンビュースイート、2、3階のオーシャンビュースイート、4階のスタービュースイートの全37室と1棟のヴィラスイートからなり、全室スイートルームでバルコニー付きのオーシャンビュー!1階の客室からでも海が見えるという立地の良さが特徴です。客室の作りは全室共通ですが、最上階のスタービュースイートと隠れ家感覚で利用できるヴィラスイートがハイクラスで、就寝しやすいように部屋を整えてくれるターンダウンサービスなどのおもてなしが受けられます。
最上階のスタービュースイートに案内していただきました。窓際にデイベッドが備えられ、くつろぎながら眺めが楽しめます。美しい星空が楽しめるようにと天体望遠鏡が備えられているのが特徴です。そのほか、ビューバスや簡易キッチンがあり、ミニバーにあるドリンクは無料と、行き届いたサービスもうれしい限りです。
次にヴィラスイートをみてみましょう。1棟のみというプレミア感も手伝って、開業以来かなり人気のある客室です。客室内は他のルームタイプと同じですが、ハンモックが備えられた小さな庭や専用駐車場が付いていることがヴィラスイートの特徴です。独立タイプで誰にも邪魔されることのないプライベートなステイを楽しんでみてはいかがでしょうか。
こちらのホテルには古宇利大橋を一望できる屋外プールと地元食材を使ったレストランもあり人気を博しています。屋外プールやレストランへはホテル1階のサブエントランスからアプローチできます。
古宇利島の美しい海の様なブルーの水を湛えた屋外プールは、コンパクトながらもプール内とプールサイドにデッキチェアがあり、ここで長時間過ごす人も多いとのこと。また、プールエリアの隣にはパラソル付きのソファが並んでいます。水着での利用も可能なので、こちらでひと息着くのもいいですね。
旅先での楽しみといえば食事ですね。レストラン「REST LE SACRO(レストレサクロ)」では、ランチタイムに島らっきょうや島ダコ、やんばる豚など地元の食材を使用したパスタなど、創作イタリアンが楽しめます。特に専用窯で丁寧に焼き上げたナポリ風のピザが人気で、マルゲリータなど8種類用意されています。朝食は鳥のスープが付いたイタリアンの八寸3,000円など、独創的なメニューで1日のスタートを。夜はもとぶ牛などを使用したフルコースのディナー13,200円で、地元の幸を堪能できます。また屋外にはBBQエリアもあり、星空を眺めながら焼き上げた肉や野菜が楽しめます。
■アウェイ沖縄古宇利島リゾート
住所:沖縄県今帰仁村古宇利480-2
TEL:0980-51-5550
チェックイン時間:15時~
チェックアウト時間:~11時
料金:ガーデンビュースイート1室(2名)5万1000円~
アクセス:沖縄自動車道許田ICから車40分
https://www.awayokinawakouri.com/
<レストラン営業時間>
ブレックファースト(要予約):7~10時LO
ランチ:12~14時LO
ディナー(要予約):17時~21時LO、ドリンクは21時30分LO
予約、問い合わせは0980-56-5633
今回は古宇利大橋を挟むように位置する2軒のリゾート「フェリスヴィラスイート古宇利島ビュー」と「アウェイ沖縄古宇利島リゾート」を紹介しました。離島ならではの美しい海を眺めながら、ラグジュアリーなステイを楽しんでみてはいかがでしょうか?
Text:伊東一洋(トラベローグ)
Photo:大湾朝太郎
※写真の一部はフェリスヴィラスイート古宇利島ビュー、アウェイ沖縄古宇利島リゾート
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