お酒とのペアリングも◎ 「ル・パルフェ馬車道」の極上パフェで季節の味覚を感じる

お酒とのペアリングも◎ 「ル・パルフェ馬車道」の極上パフェで季節の味覚を感じる

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神奈川県 横浜のカフェ 食・グルメ フルーツパフェ シメパフェ るるぶ&more.編集部
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歴史的建造物が残り、レトロな雰囲気が魅力の横浜・馬車道エリア。そんな馬車道で2019年にオープンしたパフェ専門店が「ル・パルフェ馬車道」と店名を変え2021年9月に再オープン。旬のフルーツを贅沢に使用したこだわりパフェは、昼はもちろん、夜の“シメパフェ”としても楽しめる大人な味わい。“パーフェクト”なパフェとして連日たくさんの人が訪れています。

Summary

昼はパフェ専門店、夜はバーの2つの顔をもつ

みなとみらい線馬車道駅から徒歩3分。レトロなガス灯が立ち並ぶノスタルジックなエリアに「ル・パルフェ馬車道」はあります。2019年にバーとしてオープン。当時は夜のみの営業だったため、昼間に何かできないか、と始めたのがパフェだったそう。

階段を上がり店内に入ると、店内はバーカウンターと大きな窓が印象的。フレッシュなフルーツの香りとクリームの甘い香りに包まれます。

「ル・パルフェ馬車道」では通年楽しめるパフェと、季節の旬のフルーツを使用した限定パフェの2種類を用意。パフェはどれも北海道根釧(こんせん)地区産の生クリームを使用しており、季節に合わせて数種のクリームをブレンド。コクがありながらもさっぱりとした口溶けに仕上げています。ほとんどのフルーツは横浜市中央卸売市場から仕入れており、食べるときに最もおいしい状態のものしか使わないのだそう。季節によってあまり流通していないフルーツの場合は、農家さんから直接買い付ける場合もあるのだとか。それでは早速自慢のパフェをいただきます!

パフェは“立て堀り”で食べるのがおすすめ

「マスクメロンのパフェ」2420円
「マスクメロンのパフェ」2420円

まずご紹介するのは、通年で楽しめる「マスクメロンのパフェ」。マスクメロンをふんだんに使用した、見た目にも華やかなパフェです。美しい盛り付けに、運ばれてきた瞬間思わずうっとり。代表の須藤さん曰く「ル・パルフェ馬車道」のパフェは食べ始めから終わりまでおいしく食べられるよう設計しているため、パフェを食べるときは“立て堀り”をおすすめします、とのこと。
マナーとして上から順に、層ごとに食べたほうがいいのかな?と思いがちですが、スプーンを下まで縦に入れて各層の素材を一度に味わうことがパフェをおいしく食べるコツ。素材自体にこだわっているのはもちろんですが、一緒に食べることで素材同士がおいしさを引き立てるよう計算し作っているからこそ成せる技。これは目からウロコでした!

パフェのトップには、飾りの美しいメロンウイングに丸っこいフォルムがキュートなメロンボールがオン! そこからバニラアイス、生クリーム、自家製メロンソルベ、マスカルポーネクリーム、シャンパンジュレ、メロンカットの6層という贅沢な構成になっています。まずはメロンボールをひとくち。ジュワッと口のなかに果汁が広がり、豊潤なメロンの甘さと香りが鼻から抜けていきます。

トップ部分を堪能したら、思い切ってスプーンを中段のマスカルポーネクリームまですくってパクリ。自家製メロンソルベが生クリームとコクのあるマスカルポーネクリームにサンドされて、口のなかで絶妙に交わっていきます。生クリームが甘すぎないので、メロンソルベを邪魔しません。そして次は最下層のメロンカットまでスプーンを入れて食べてみると、アルコールを使用している濃厚な甘さのシャンパンジュレとメロンの果肉が相まって大人のスイーツに。食べ進めていくうちにメロンボールが下の方へ沈んでいき、シャンパンジュレと混ざり合うことでより濃厚に味が変わり、とにかく味の組み合わせの変化が楽しく、まったく飽きることなく食べられます!

アルコールとのペアリングも◎

「スパークリングワイン(白)」グラス770円
「スパークリングワイン(白)」グラス770円

そして忘れてはいけないのが、「ル・パルフェ馬車道」はバーでもあるということ。パフェはアルコールに合うように計算されています。お店のオープンは13時からですが、アルコールをオーダーできるので昼飲みOK。今回は「スパークリングワイン(白)」をオーダー。パフェ自体にアルコール入りのシャンパンジュレを使用しているため、合わないわけがありません!スパークリングの炭酸が、クリームを食べたあとの口のなかと絶妙にマッチします。パフェに合うアルコールのペアリングは店員さん聞いてみましょう。

「日本酒グラス」880円〜
「日本酒グラス」880円〜

ちなみにこんな上級者のペアリングも。代表の須藤さんは、きき酒師の資格を取得していることもあり、本格日本酒を多くラインアップ。「マスクメロンのパフェ」には、比較的味が淡くて甘味がスッと消えていくような日本酒が合うのだと教えてくれました。ひとつのパフェでついついお酒が進んでしまいます…。

パフェに付いてくる付け合わせにも注目。パルミジャーノ・レッジャーノチーズと、バジルのペーストを練り込んだゴーダバジル。すべてのパフェに付いてきます。こちらはパフェを食べている途中でお口直しの意味でいただくのがおすすめ。どちらも適度に塩味が効いているので、甘いパフェの途中で食べるとさっぱりします。これもお酒に合う…。

もうひとつの付け合わせは自家製のパンナコッタ。パフェの付け合わせには贅沢すぎるほど濃厚かつ本格的で、上にかかったカラメルソースのアクセントも効いていておかわりしたくなります。

季節限定パフェも必ずチェックして!

「柿のパフェ」1980円
「柿のパフェ」1980円

「ル・パルフェ馬車道」では季節ごとの限定パフェも大人気。12月の冬の時期はイチゴ、初夏には桃やマンゴーといった“スーパースター”級の人気を誇るパフェもあり、お店のSNSではその時期になるといつ頃販売開始するのかといった問い合わせも多いのだとか。「とはいえ、“冬になったからイチゴのパフェを作ろう”、ではなく、仕入れるイチゴが旬になったから提供する、というのを心がけています」と須藤さん。 秋限定の「柿のパフェ」もそのひとつ。大ぶりにカットされた柿がまるでグラスに咲く一輪の花のよう!

こちらの柿は新潟県産の「おけさ柿」という品種を使用。やわらかい肉質ととろけるような甘さが特徴です。運ばれてくると、テーブル上で店員さんがラム酒をかけてくれます。パフェ自体にも、干し柿のラム酒漬けがトッピングされており、大人な味わいが楽しめるひと品。バニラアイスの下には生クリーム、あんぽ柿のアイスクリーム、マスカルポーネクリーム、柿のムースがぎっしり!
ひと口いただくとラム酒の香りがガツンと鼻から抜け、その香りとともにパフェを最後まで楽しむことができます。一見、和のフルーツと洋風パフェという意外な組み合わせですが、ラム酒がかかることで味にまとまりが出るのが斬新。柿の量もたっぷりで、食べごたえ抜群です!


「旬のフルーツを食べることで、秋になったんだなとか、日本特有の季節を感じてもらいたい」と話してくれた須藤さん。イチゴや桃などの人気パフェは予約が殺到するので、「ル・パルフェ馬車道」のSNSで最新のパフェ提供情報をチェックしておくのがおすすめ。またバーの営業時にもパフェを提供していて、横浜では珍しい“シメパフェ”が食べられるお店でもあります。昼飲みのおともにパフェを食べるのもよし、食事の後の“シメパフェ”を食べるのもよし。「ル・パルフェ馬車道」で季節の味覚を感じてみてはいかがでしょうか。



Text:Maui Hara(オフィス・オハナ)
Photo:Maui Hara(オフィス・オハナ)
 
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