【台湾】地元グルメと熱気を体感!台北を代表する3大夜市を歩こう
台湾の夜の観光のお楽しみといえば、活気あふれる夜市。ローカルが並んででも食べたい、安くておいしいグルメ屋台が多いので、おなかペコペコの状態で訪れましょう。ここでは台北を代表する士林、饒河街、寧夏の3カ所をご紹介します(※掲載写真はすべて2020年以前に撮影されたものです)。
Summary
コスパ最強の屋台グルメと遊びの宝庫!「士林夜市」
士林夜市(シーリンイエシー)は道教の廟、慈諴宮の門前に屋台が集まったのが始まり。現在では台北一のスケールを誇る人気夜市に成長。 夕方17時を過ぎると、基河路と文林路、大北路に囲まれた大きな三角形の内側が巨大な夜市に変貌します。
夜市の楽しみはやっぱり夜店グルメ。士林夜市には世界的なグルメガイドに取り上げられる屋台が多く、安くておいしいものが食べられると評判です(2021年12月現在はテイクアウトのみ)。
プチプラ雑貨やおみやげ探しができる大東路、アクセサリーの店が多い安平街など、ちょっとした買い物が楽しめる場所もあります。見ているだけでテンションが上がります!
■士林夜市(シーリンイエシー)
アクセス:淡水信義線劍潭駅から徒歩1分
営業時間:17時ごろ~24時ごろ(店舗により異なる)
定休日:無休
【必食グルメ①】「豪大大鶏排」の大鶏排
台湾の屋台グルメの筆頭といえば、日本でも認知度が高まっている大鶏排(ダージーパイ)。サクサク巨大フライドチキン「豪大脆皮鶏排」をお目当てに、平日でも行列ができる超人気店です。
■豪大大鶏排(ハオダーダージーパイ)
住所:基河路115號
TEL:02-2995-7978/0989‐175‐607(夜間)
営業時間:15~24時(金・土曜は~24時30分)
定休日:無休
【必食グルメ②】「士林阿亮麺線」の麺線
小腹がすいたときにピッタリのB級グルメ、麺線(ミィェンシィェン)。とろみのあるカツオだしスープにカキ、豚肉、モツが入った士林阿亮麺線の一杯はヤミツキになります!
■士林阿亮麺線(シーリンアーリィァンミィェンシィェン)
住所:大南路84號(慈誠宮前)
TEL:0935‐879‐486
営業時間:15時30分~24時
定休日:無休
【必食グルメ③】「鍾家原上海生煎包」の生煎包
世界的グルメガイドにも掲載された、小煎包(シォンジィェンバオ)の行列店。焼き小籠包の中からあふれ出す肉汁は、美食家をも唸らす味わい!
■鍾家原上海生煎包(ヂョンジャユェンシャンハイシォンジィェンバオ)
住所:小東街38號
TEL:02‐8861‐2713
営業時間:15~21時
定休日:水曜
【必食グルメ④】「王記青蛙下蛋」の愛玉ゼリードリンク
カエルのマークでおなじみの老舗ドリンクスタンド。愛玉ゼリーを使ったドリンクが人気で、おすすめはレモンの香りが爽やかな「愛玉加檸檬」。さっぱりと喉を潤してくれます。
■王記青蛙下蛋(ワンジーチンウァシァダン)
住所:文林路101巷口
TEL:02‐2881‐0202
営業時間:16~24時
定休日:無休
【必食グルメ⑤】「辛發亭」のかき氷
ミルクを凍らせた氷を薄く削ったかき氷(雪片冰)の元祖。口にふくんだ瞬間、雪のようにとける食感がクセになる味わいです。夜市散策のシメにピッタリ!
■辛發亭(シンファーティン)
住所:安平街1號
TEL:02‐2882‐0206
営業時間:15~22時(4~10月は13~23時)
定休日:無休
【士林市場1F】アーケード下の市場で遊ぼう!
士林夜市の中には4年に1度リニューアルする複合施設「士林市場(シーリンシーチャン)」があります。アーケード状になっており、1階には安カワなおみやげ雑貨を扱う屋台や、ゲームの屋台がずらり。屋根があるので、突然雨が降っても安心です。
エンタメ系の屋台は士林市場1階の見どころのひとつ。日本でおなじみのゲームから台湾ならではのものまで、エンタメの種類が豊富です。
エビ釣りは台湾で大人気! 見事釣れたエビは焼いてくれるので、お持ち帰りができます。
【士林市場B1F】イートインできる美食区
士林市場の地下1階はグルメフロア「美食区」。屋台グルメといえば食べ歩きのイメージですが、ここは座席付きの店が多く、一カ所でいろいろな味が試せます。2021年現在、テーブルは間隔が保たれ、パーテーションも立てて、感染症対策を徹底しています。
■士林市場(シーリンシーチャン)
住所:基河路101號
TEL:02‐2881‐5557
営業時間:朝市6~14時、夜市14時~翌2時、地下1階15時~翌2時(金~日曜は12時~)
定休日:無休(朝市のみ月曜定休)
地元の風情あふれる門前夜市「饒河街観光夜市」
松山慈祐宮の門前にのびる、全長約600mの饒河街観光夜市(ラオフーチエクワンクアンイエシー)。B級グルメ屋台をはじめ、小物・雑貨の露店や占いブースなどが道の両サイドにズラリと並びます。
饒河街夜市は1本道なので迷ったりする心配はナシ。通りの中央にテーブル席が設けられている個所もありますので、買ったものはそこで食べていくことができます。
「観光夜市」と看板が出ていますが、地元民も多く訪れる夜市です。ローカルが多い場所だからか、士林に比べて値段設定が良心的。カットフルーツも安心して買えます。
■饒河街観光夜市(ラオフーチエクワンクアンイエシー)
アクセス:松山新店線松山駅から徒歩1分
営業時間:17時ごろ~24時ごろ(店舗により異なる)
定休日:無休
【必食グルメ①】「福州世祖胡椒餅」の胡椒餅
饒河街名物のB級グルメといえば、スパイシーな胡椒餅(フージャオビン)! ピリ辛のこしょうが効いた豚ひき肉とネギが入った焼きまんじゅうです。
■福州世祖胡椒餅(フーヂョウシーズーフージャオビン)
住所:饒河街224號
TEL:0958-126-223
営業時間:16~24時
定休日:無休
【必食グルメ②】「陳董藥燉排骨」の薬膳スペアリブ
ホロホロになるまで漢方で煮込んだ豚スペアリブスープ「藥燉排骨(イャォドゥンパイグー)」は、ミシュランガイドもお墨付き。魯肉飯NT$30と一緒にどうぞ。
■陳董藥燉排骨(チェンドンイャォドゥンパイグー)
住所:饒河街160號
TEL:0910-901-933
営業時間:16時30分~24時
定休日:無休
【必食グルメ③】「郷淳布丁豆花」の豆花
ココア、ミルク、卵味の3色の豆花(トウファ)が入ったカラフルなスイーツ「招牌三色豆花」が人気。脂の濃い食事の後など、夜市のシメに最適です。
■郷淳布丁豆花(シィァンチュンブーディンドウファ)
住所:饒河街192號
TEL:02‐2768-8907
営業時間:12~24時
定休日:無休
ローカルイチ押しのグルメ屋台が並ぶ!「寧夏夜市」
フード系が充実し、地元の人々も足繫く通う寧夏夜市(ニンシアイエシー)。メインストリートの寧夏路だけでなく、大通りの民生西路沿いにも屋台が並びます。
歴史ある名物グルメや、世界的なグルメガイドに掲載歴のある人気店は行列ができているので、初めての人でもアタリの屋台がわかりやすいのが特徴。おなかをすかせていきましょう!
■寧夏夜市(ニンシアイエシー)
アクセス:淡水信義線雙連駅から徒歩8分
営業時間:17時ごろ~24時ごろ(店舗により異なる)
定休日:無休
【必食グルメ①】「方家雞肉飯」の雞肉飯
雞肉飯(ジーローファン)は、魯肉飯と肩を並べる台湾屋台メシの代表格。やわらかくジューシーな鶏肉に甘めのタレをかけた、方家雞肉飯の自信作です。
■方家雞肉飯(ファンジャジーロウファン)
住所:寧夏路060攤位
TEL:0916‐730‐517
営業時間:17時~23時30分(売り切れ次第終了)
定休日:月曜
【必食グルメ②】「賴記雞蛋蚵仔煎」のカキオムレツ
賴記雞蛋蚵仔煎の名物カキオムレツ「蚵仔煎(オアジェン)」は、外はカリカリ、中はプルプルの具だくさん! 屋台の隣にテーブル席があるので、できたてをすぐ食べられます。
■賴記雞蛋蚵仔煎(ライジージーダンオアジェン)
住所:民生西路198之22號
TEL:02‐2558‐6177
営業時間:16時~翌1時
定休日:火曜
【必食グルメ③】「豬肝榮仔」のホルモンスープ
人気は豚のガツとレバー、肉だんごの入った総合湯。あっさり味のスープで、ホルモンの臭みがなく食べやすいです。裏にイートインスペースがあるので、店の後ろに回って並びましょう。
■豬肝榮仔(ヂュガンロンザイ)
住所:寧夏路010攤位
TEL:0932‐007‐229
営業時間:18時30分~23時30分(売り切れ次第終了)
定休日:月曜
夜市の感染症対策は、どうなってるの?
少しずつ日常を取り戻しつつある台湾ですが、人が密になりがちな夜市もしっかり感染症対策がとられています。
マスク着用とソーシャルディスタンスの確保はもちろんですが、入口では体温測定とアルコール消毒、さらにスマホでQRコードを読み取り実名登録できるようになっています。着席での食事はOKですが、歩き食べはNG。屋台グルメはすべてテイクアウトに切り替わっています。
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