【台湾現地レポ】台湾茶チョコと台湾茶が味わえる古民家カフェ「COFE」
台湾を訪れたらぜひ楽しみたいのは台湾茶!迪化街のリノベカフェ「COFE」では、素材にこだわったおいしい台湾茶ドリンクやコーヒーが味わえます。台湾茶を使っためずらしいチョコレートも種類豊富なので要チェックです!
summary
迪化街の100年以上もの歴史を持つ古民家をリノベーション
台北の西側に位置する大稻埕エリアは、古くから貿易拠点として栄えた町として知られ、今も当時の面影を残す乾物やお茶屋などの問屋街が続いています。大稻埕のメインストリート迪化街は、観光スポットとしても人気が高い場所です。
そんな迪化街沿いにあるカフェ「COFE(コフェ)」は、100年以上もの歴史を持つ「三進街屋」の建物をリノベーションしたカフェです。1階には台湾の人気テキスタイルブランド「印花樂 inBloom」のお店が入っており、COFEのある2階へと続く階段は、印花樂の店内にあります。
オーナー同士が仲良しという縁もあり、COFEの店内には印花樂の商品もたくさん使用されているので、実際に触れてみていいなと感じたものを1階で購入できるのもうれしいポイントです。
店内は古くから使用されている窓枠や梁などが残された趣ある雰囲気で、まるで時代をタイムスリップしてきたかのような気持ちになります。
台湾の人気食品ブランドが手掛けるカフェ
「COFE」は、台湾の食品ブランド「土生土長On the Ground」がプロデュースしているカフェです。台湾産の良質な素材、安心安全な商品、そしてサスティナブルで環境にも配慮した製品にこだわるブランドで、台湾だけでなく、世界から注目を集めています。
「COFE」という店名はチョコレートとコーヒーを掛け合わせた造語で、お店自慢の台湾産コーヒーや特製台湾茶チョコレートをたくさんの人に味わってもらいたいという思いから付けられました。
ここでは、「土生土長On the Ground」の商品はもちろん、他にもお店だけでしか食べることができない特別なドリンクやスイーツなどを味わうことができます。
台湾土産にもピッタリ!「COFE」の台湾茶チョコレート
「COFE」を訪れたらぜひ手に入れたいのは、台湾茶やコーヒー、ワインなどを使った特製チョコレート「COTE」(1枚 50元~)です。初めてCOTEを食べる人におすすめなのは、「台灣特色茶禮盒」500元。碧螺春、包種茶、鐵觀音、東方美人、金萱烏龍、凍頂烏龍、紅烏龍、紅玉紅茶という台湾を代表する8種の台湾茶を使ったチョコレートがセットになっています。
特製チョコレートは、カカオバターに長時間低温製法で台湾茶やコーヒーなどの風味を抽出し、台湾産の大豆の粉を使って乳化させて作ります。口に入れた瞬間はホワイトチョコレートのような甘みを感じ、溶けていくとお茶の濃厚で香ばしい風味が口いっぱいに広がっていきます。
お土産に買って帰ることはできますが、繊細なスイーツなのでベストな温度は7℃~15℃です。台湾滞在中は冷蔵庫にて保管、家に持ち帰ったらすぐに冷蔵庫に入れてくださいね。もちろんお店で味わうこともできますよ!
「COFE」のおすすめメニュー
台湾茶チョコレート以外にもおすすめのメニューがたくさんあります。特に人気の「COFE喫早餐」180元は、厚切りトースト、自家製の季節のフルーツジャム、茹でたアヒルの卵、ハンドドリップコーヒーがセットになった、日本の喫茶店のモーニングをイメージしたセット。
厚さ3.5㎝の贅沢な食パンは台湾で人気のパン屋さんで特注しており、外はサクサク、中はもっちりとした食感で素材のおいしさを楽しめます。パンの上には発酵バター、そして「土生土長On the Ground」の嘉義布袋の天日塩をかけています。
茹で卵は栄養たっぷりの台湾産のアヒルの卵を使用。鶏卵に比べると小ぶりですが、黄身の味わいも濃く、台湾ならではの食材の一つです。
自家製の「康普茶」150元も人気のドリンクです。「Kombucha」(紅茶キノコ)は、欧米の多くのセレブリティーが愛飲している発酵飲料。まるで炭酸レモンティーのようなさっぱりとした口当たりで飲みやすいです。
100年の歴史を感じる建物の中で、おいしい台湾茶や台湾産コーヒーが楽しめる「COFE」。迪化街散策の途中でほっと一息しに訪れるのにおすすめですよ!
■COFE(コフェ)
住所:台北市迪化街一段248號2F
TEL:02-2552-8386
営業時間:10~18時
定休日:火曜
Text:石井三紀子
Photo:張哲倫
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