【韓国現地レポ】新スポット・新龍山エリアにある建築家がオーナーの隠れ家的オシャレカフェ
ソウル市内で今最もオシャレなエリアとして知られる新龍山(シンヨンサン)エリア。独り占めしたくなるオシャレなカフェやレストランが集まっていますが、その中でも隠れ家的オシャレカフェとして、センスの良いソウルっ子に注目されている、オーナーが建築家という珍しいカフェ「3F LOBBY」をご紹介します。
Summary
始まりは建築家たちのアジト事務所から
カフェのオープンは2019年12月。元々カフェをオープンするつもりではなく、建築家の仲間3人が独立して新しい会社を作る過程で、打ち合わせに使う場所の確保、そして好きな建築をしたいという願いから、少しでも経営の助けになるようにと、始めたがのきっかけ。カフェのスペースの奥はカフェのオーナーでもある3人の建築家の事務所にもなっていて、まるでアジトのような、隠れ家的カフェです。
ビルの3階にあるホテルのロビーをコンセプトにして
カフェの名前は、カフェのあるビルの3階とホテルのロビーなどでかっこよく打ち合わせをしたい、というオーナーたちの願いから「3F LOBBY」に。カフェの雰囲気を気に入って足しげく通うお客さんからは、カフェ名ではなく、「建築家の休憩室」という別名で呼ばれているんだそう。店内のインテリアも、オーナーが建築家ということで、格別にオシャレになっています。
オーナーによると、自分たちが建築家なので、同じ建築家がデザインした家具やバウハウス時代(1900年代前半、今のドイツにあたるワイマールにあった美術学校。現代のモダンなデザインの基礎を築いた)のものをインテリアに取り入れて、よりリラックスできる心地よい空間を演出するようにしています、とのこと。インテリアとカフェ内の雰囲気、そしてカフェから覗く景色など、すべてが絶妙にマッチした幸せな空間となっています。
誰もがため息がでるほど極上のカフェは、2019年のオープンと同時に瞬く間にソウルっ子に支持され、今でも平日も開店と同時にお客さんでいっぱいになるほどの人気。取材も営業時間外に入れてもらい、お客さんがいない時間帯で撮影をすることができました。
ホテルのバーでウィスキーを飲むようにコーヒーを楽しんでほしい
インテリアが注目されがちなカフェですが、実はドリンクやスイーツもハイレベル!
特にオススメは、氷の溶け具合で少しずつ味の変化を楽しめるオリジナルでブレンドした酸味と甘さが感じられるコーヒー。ハンドドリップで丁寧に入れくれ、デイリーで変わるスイーツと一緒にサービングしてくれます。
オーナー3人のアイデアで、ホテルのバーでウィスキーを飲む感覚でリラックスしてほしい、ということでスイーツもセットになっています。(セットで出てくるスイーツはメニュー内にあるスイーツのハーフサイズ。)
オリジナルスイーツのティラミスク(ティラミス+ヨモギ)
ぜひ食べてほしい、とオススメされたのがこちらのティラミスク。てっきりティラミスのお抹茶味だと思っていたのですが、この緑はなんとヨモギなんです!ティラミスのティラミスとスク(ヨモギの韓国語)を合わせた3F LOBBYだけのオリジナルスイーツ。ティラミスのマスカルポーネチーズクリームとヨモギの相性がこれほどまでに良いなんて新鮮な驚きでした。
カフェ内はどこを撮影しても絵になり、さすがにインスタ映えすると人気になったカフェ、と思わず納得してしまいました。
イートインスペースが少ないので、ゆったりとインテリアに囲まれながら一人だけのカフェタイムを楽しむため、誰にも教えたくないカフェと言われたりもしているそうです。スタイリッシュでオシャレな「3F LOBBY」、ソウルのカフェ巡りの一つに加えてみてはいかがですか?
■3F LOBBY
住所:韓国ソウル市龍山区漢江大路15キル 19-19 3階
TEL:070-8865-1919
営業時間:月~金曜12~20時、土・日曜12~21時
休日:月曜日
Text: Left to Right
Photo: Left to Right
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